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公開番号
2025003916
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-10
出願番号
2024172158,2021081196
出願日
2024-10-01,2021-05-12
発明の名称
封止構造および封止方法
出願人
王子ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人真田特許事務所
主分類
B65D
75/04 20060101AFI20241227BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】紙資材で内容物が包装されたパッケージの封止性を確保する。
【解決手段】封止構造は、周面部4が内容物2の周囲に巻き付けられる方向に対して交差する方向に周面部4から突出する端壁シート片が周面部4の延在する方向に対して交差する方向に沿って面状に延在する端壁部5において合わせ包み型に折り込まれて封止され、周面部4および端壁部5を有する一枚の紙資材3のオモテ面およびウラ面の少なくとも一方に予め接着層が設けられ、紙資材3で内容物2が包装されたパッケージ1の封止構造である。本封止構造は、紙資材3において合わせ包み型に折り込まれた箇所で互いに対面する領域の少なくとも一部である所定領域に接着層が予め設けられ、接着層によって所定領域が貼り合わせられた貼合部10を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
周面部が内容物の周囲に巻き付けられる方向に対して交差する方向に前記周面部から突出する端壁シート片が前記周面部の延在する方向に対して交差する方向に沿って面状に延在する端壁部において合わせ包み型に折り込まれて封止され、前記周面部および前記端壁部を有する一枚の紙資材のオモテ面およびウラ面の少なくとも一方に予め接着層が設けられ、前記紙資材で前記内容物が包装されたパッケージの封止構造であって、
前記紙資材において前記合わせ包み型に折り込まれた箇所で互いに対面する領域の少なくとも一部である所定領域に前記接着層が予め設けられ、前記接着層によって前記所定領域が貼り合わせられた貼合部を備え、
前記貼合部は、
前記所定領域に前記紙資材の前記オモテ面における少なくとも所定の一部であるオモテ部分が含まれ、前記オモテ部分に前記端壁部において当該オモテ部分が前記紙資材に対面するオモテ領域の少なくとも一部が含まれ、前記オモテ部分に予め第一の前記接着層が設けられ、前記第一の前記接着層によって前記オモテ領域が当該オモテ領域に対面するオモテ対面領域に貼り合わせられたオモテ貼合部と、
前記所定領域に前記ウラ面における少なくとも所定の一部であるウラ部分が含まれ、前記ウラ部分に前記端壁部において当該ウラ部分が前記紙資材に対面するウラ領域の少なくとも一部が含まれ、前記ウラ部分に予め第二の前記接着層が設けられ、前記第二の前記接着層によって前記ウラ領域が当該ウラ領域に対面するウラ対面領域に貼り合わせられたウラ貼合部と、を有し、
前記ウラ貼合部の前記ウラ部分には、前記オモテ面に対面する前記ウラ領域が含まれ、
前記紙資材は、前記ウラ面を艶面として前記オモテ面を非艶面とした片艶紙であり、
前記ウラ領域は、当該ウラ領域に対面する前記オモテ面の前記ウラ対面領域に前記第一の前記接着層および前記第二の前記接着層によって貼り合わされており、
前記第一の前記接着層を構成する接着剤の単位面積あたりの塗工量が、前記第二の前記接着層を構成する接着剤の単位面積あたりの塗工量よりも多く設定された
ことを特徴とする封止構造。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記オモテ貼合部の前記オモテ部分には、前記オモテ面どうしが対面する前記オモテ領域が含まれている
ことを特徴とする請求項1に記載の封止構造。
【請求項3】
前記オモテ貼合部の前記オモテ部分には、前記ウラ面に対面する前記オモテ領域が含まれている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の封止構造。
【請求項4】
前記端壁部において前記オモテ面の全面に前記第一の前記接着層が予め設けられた
ことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の封止構造。
【請求項5】
前記端壁部において前記オモテ面の一部に前記第一の前記接着層が予め設けられた
ことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の封止構造。
【請求項6】
前記周面部において前記オモテ面の全面に前記第一の前記接着層が予め設けられた
ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の封止構造。
【請求項7】
前記周面部において前記オモテ面に前記第一の前記接着層が設けられていない
ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の封止構造。
【請求項8】
前記ウラ貼合部の前記ウラ部分には、前記ウラ面どうしが対面する前記ウラ領域が含まれている
ことを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の封止構造。
【請求項9】
前記端壁部において前記ウラ面の全面に前記第二の前記接着層が予め設けられた
ことを特徴とする請求項1~8の何れか1項に記載の封止構造。
【請求項10】
前記端壁部において前記ウラ面の一部に前記第二の前記接着層が予め設けられた
ことを特徴とする請求項1~8の何れか1項に記載の封止構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パッケージの封止構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
パッケージの封止構造として、内容物を包装する資材が折り込まれた箇所の封止された構造が知られている。このような封止構造は、合わせ包み(いわゆる「キャラメル包み」)によって包装されたパッケージ,ガゼット袋やピロー袋などのパッケージといった種々の包装形態に採用されている。
たとえば、熱可塑性フィルムを包装資材とするパッケージにおいて、熱可塑性フィルムの一部が折り込まれた部分の一部を溶着(いわゆるヒートシール)することによって封止される構造が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-037453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述のように折り込まれて封止される包装資材に紙資材が用いられる場合には、熱可塑性フィルムのような溶着による封止が困難であり、パッケージの封止性が低下するおそれがある。よって、紙資材で内容物が包装されたパッケージの封止性を確保するうえで改善の余地がある。
【0005】
本件は、紙資材で内容物が包装されたパッケージの封止性を確保することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用および効果であって、従来の技術では得られない作用および効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここで開示する封止構造は、周面部が内容物の周囲に巻き付けられる方向に対して交差する方向に前記周面部から突出する端壁シート片が前記周面部の延在する方向に対して交差する方向に沿って面状に延在する端壁部において合わせ包み型に折り込まれて封止され、前記周面部および前記端壁部を有する一枚の紙資材のオモテ面およびウラ面の少なくとも一方に予め接着層が設けられ、前記紙資材で前記内容物が包装されたパッケージの封止構造である。
本封止構造は、前記紙資材において前記合わせ包み型に折り込まれた箇所で互いに対面する領域の少なくとも一部である所定領域に前記接着層が予め設けられ、前記接着層によって前記所定領域が貼り合わせられた貼合部を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本件によれば、紙資材で内容物が包装されたパッケージの封止性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
パッケージの第一例を示す斜視図である。
パッケージの第二例を示す斜視図である。
合わせ包み型に折り込む手順を説明する斜視図である。
紙資材におけるウラ面の要部を示す展開図(裏面図)である。
紙資材におけるオモテ面の要部を示す展開図(表面図)である。
合わせ包みの変形例を示す底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、パッケージの封止構造を実施するための形態を説明する。
本実施形態の封止構造は、一枚の紙資材(包装資材)で内容物が包装されたパッケージを封止する構造である。この封止構造では、紙資材の一部で対面する領域どうしが貼り合せられることで、パッケージが封止される。
【0010】
下記の一実施形態では、パッケージが水平面に載置されたものとし、水平方向を前後方向(図中には前方を「F」で示すとともに後方を「B」で示す)および左右方向(図中には左方を「L」で示すとともに右方を「R」で示す)に大別して説明する。また、鉛直方向のうち、重力の作用方向を下方(図中には「D」で示す)とし、下方の反対方向を上方(図中には「U」で示す)とする。
(【0011】以降は省略されています)
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