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公開番号
2025003694
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2024189610,2023147652
出願日
2024-10-29,2017-11-30
発明の名称
プローバ用制御装置及びプローバ用制御方法
出願人
株式会社東京精密
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/66 20060101AFI20241226BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ウエハチャックにシャッタ手段を設けることなく、ウエハ上の電極パッドとプローブとの間で良好なコンタクトを実現することができるプローバ用制御装置及びプローバ用制御方法を提供する。
【解決手段】プローバ用制御装置は、ウエハチャック34とプローブカード32との間の空間を吸引装置44により減圧する吸引動作と、吸引装置44とは異なる他の手段によりウエハチャック34とプローブカード32とを相対的に近づける移動動作と、を制御する。プローバ用制御装置は、ウエハチャック34とプローブカード32との相対移動速度に基づいて吸引装置44による吸引量を設定する制御部を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ウエハチャックとプローブカードとの間の空間を吸引手段により減圧する吸引動作と、前記吸引手段とは異なる他の手段により前記ウエハチャックと前記プローブカードとを相対的に近づける移動動作と、を制御するプローバ用制御装置であって、
前記ウエハチャックと前記プローブカードとの相対的な移動速度に基づいて前記吸引手段による吸引量を設定する制御部を備える、
プローバ用制御装置。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記吸引量は、前記移動動作に伴う前記空間の体積減少分の気体が吸引されるように前記移動速度に基づいて定められる、
プローバ用制御装置。
【請求項3】
ウエハチャックとプローブカードとの間の空間を吸引手段により減圧する吸引動作と、前記吸引手段とは異なる他の手段により前記ウエハチャックと前記プローブカードとを相対的に近づける移動動作と、を制御するプローバ用制御方法であって、
前記ウエハチャックと前記プローブカードとの相対的な移動速度に基づいて前記吸引手段による吸引量を設定する、
プローバ用制御方法。
【請求項4】
前記吸引量は、前記移動動作に伴う前記空間の体積減少分の気体が吸引されるように前記移動速度に基づいて定められる、
プローバ用制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体ウエハ上に形成された複数の半導体装置(チップ)の電気的特性の検査を行うプローバ及びプローブ検査方法において、特に、複数の測定部を備えたマルチステージ式のプローバ及びプローブ検査方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体製造工程は、多数の工程を有し、品質保証及び歩留まりの向上のために、各種の製造工程で各種の検査が行われる。例えば、半導体ウエハ上に半導体装置の複数のチップが形成された段階で、各チップの半導体装置の電極パッドをテストヘッドに接続し、テストヘッドから電源及びテスト信号を供給し、半導体装置の出力する信号をテストヘッドで測定して、正常に動作するかを電気的に検査するウエハレベル検査が行われている。
【0003】
ウエハレベル検査の後、ウエハはフレームに貼り付けられ、ダイサで個別のチップに切断される。切断された各チップは、正常に動作することが確認されたチップのみが次の組み立て工程でパッケージ化され、動作不良のチップは組み立て工程から除かれる。更に、パッケージ化された最終製品は、出荷検査が行われる。
【0004】
ウエハレベル検査は、ウエハ上の各チップの電極パッドにプローブを接触させるプローバを使用して行われる。プローブはテストヘッドの端子に電気的に接続され、テストヘッドからプローブを介して各チップに電源及びテスト信号が供給されると共に各チップからの出力信号をテストヘッドで検出して正常に動作するかを測定する。
【0005】
半導体製造工程においては、製造コストの低減のために、ウエハの大型化や一層の微細化(集積化)が進められており、1枚のウエハ上に形成されるチップの個数が非常に大きくなっている。それに伴って、プローバでの1枚のウエハの検査に要する時間も長くなっており、スループットの向上が求められている。そこで、スループットの向上を図るため、多数のプローブを設けて複数個のチップを同時に検査できるようにするマルチプロービングが行われている。近年、同時に検査するチップ数は益々増加し、ウエハ上のすべてのチップを同時に検査する試みも行われている。そのため、電極パッドとプローブを接触させる位置合わせの許容誤差が小さくなっており、プローバにおける移動の位置精度を高めることが求められている。
【0006】
一方、スループットを増加するもっとも簡単な方法として、プローバの台数を増加させることが考えられるが、プローバの台数を増加させると、製造ラインにおけるプローバの設置面積も増加するという問題を生じる。また、プローバの台数を増加させると、その分装置コストも増加することになる。そのため、設置面積の増加や装置コストの増加を抑えてスループットを増加させることが求められている。
【0007】
このような背景のもと、例えば特許文献1には、複数の測定部を備えたマルチステージ式のプローバが提案されている。このプローバでは、ウエハとプローブカードとの相対的な位置合わせを行うアライメント装置が各測定部間を相互に移動できるように構成されている。これにより、各測定部でアライメント装置を共有することができ、省スペース化やコストダウンを図ることができる。
【0008】
また、特許文献1に記載されたプローバでは、ウエハチャックをプローブカード側に保持する真空吸着方式が採用されている。この真空吸着方式では、ウエハチャックとプローブカードとの間に形成された内部空間(密閉空間)を減圧手段により減圧して、ウエハチャックをプローブカード側に引き寄せることにより、プローブカードの各プローブにウエハの各チップの電極パッドを接触させるコンタクト動作が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2016-032110号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、特許文献1に記載されたプローバでは、ウエハの各チップの電極パッドに形成された酸化膜を除去するために、ウエハチャックとプローブカードとの間に形成された内部空間の減圧が開始される前に、アライメント装置の昇降機構によってウエハチャックをプローブカードに向かって上昇させて、プローブカードの各プローブを所定圧でウエハの各チップの電極パッドに接触させることが行われている。
(【0011】以降は省略されています)
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