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公開番号2025003658
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024188482,2023089347
出願日2024-10-25,2016-12-26
発明の名称ボールペン
出願人株式会社パイロットコーポレーション,パイロットインキ株式会社
代理人
主分類B43K 7/00 20060101AFI20241226BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】
特定の材質によらずホルダーに柔軟性を付与することができ、また、ホルダーを弾性変形させた際、ペン体とインキ誘導芯の先端近傍との接触状態が安定している筆記具を提供しようとするものである。
【解決手段】
軸筒内にインキを収容し、前記軸筒先端のペン体にインキ誘導芯を介して前記インキを供給するボールペンであって、前記ペン体は先端にボールを回転可能に抱持され、先端部に前記ペン体を保持し且つ前記軸筒の先端部に筒状のホルダー部を備え、前記ホルダーのペン体保持部より後方且つ前記軸筒先端より前方の前記ホルダー側壁に、径方向外方及び径方向内方に開口する複数の切欠が、軸方向に異なる位置に形成され、前記ホルダーの前記切欠相互間に鍔部が形成され、前記ホルダーの前記鍔部相互間は連結部によって連結され、前記インキ誘導芯が前記ペン体に接続される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
軸筒内にインキを収容し、前記軸筒先端のペン体にインキ誘導芯を介して前記インキを供給するボールペンであって、
前記ペン体は先端にボールを回転可能に抱持され、
先端部に前記ペン体を保持する筒状のホルダー部を前記軸筒の先端部に備え、
前記ホルダー部のペン体保持部より後方且つ前記軸筒先端より前方の前記ホルダー部側壁に、径方向外方及び径方向内方に開口する複数の切欠が、軸方向に異なる位置に形成され、
前記ホルダー部の前記切欠相互間に鍔部が形成され、
前記ホルダー部の前記鍔部相互間は連結部によって連結され、
前記インキ誘導芯が前記ペン体に接続される
ことを特徴とするボールペン。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記ペン体は後方に開口する内孔を備え、
前記インキ誘導芯の先端部が、
前記ペン体の内孔に挿着されてなる
ことを特徴とする請求項1記載のボールペン。
【請求項3】
前記インキ誘導芯は、
前記鍔部のホルダー部内面に非接触である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のボールペン。
【請求項4】
前記ホルダー部は樹脂製である
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のボールペン。
【請求項5】
軸筒内にインキを収容し、前記軸筒先端のペン体にインキ誘導芯を介して前記インキを供給するボールペンであって、
前記ペン体は先端にボールを回転可能に抱持され、
先端部に前記ペン体を保持する筒状のホルダー部を前記軸筒の先端部に備え、
前記ホルダー部のペン体保持部より後方且つ前記軸筒先端より前方の前記ホルダー部側壁に、径方向外方及び径方向内方に開口する少なくとも1つ以上の螺旋状の切欠が形成され、
前記ホルダー部の前記切欠相互間に連結部が形成され、
前記インキ誘導芯が前記ペン体に接続される
ことを特徴とするボールペン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボールペンに関する。詳細には、軸筒内にインキを収容し、前記インキを前記軸筒先端のペン体にインキ誘導部材を介して供給するボールペンに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1には、先端にボールを回動自在に取り付けたボールペンチップの円筒中間部に、2本以上の縦リブを残して切欠部を形成し、チップ内にインキを導出するためのインキ中継芯を内装し、該チップの基部を軸筒本体に取り付けたボールペンが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭59-016227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記特許文献1のボールペンは、縦リブ形成部分は樹脂でなければ円筒部(本願のホルダー部に相当)の柔軟性が得られないことより、材料の選択性に乏しい。また、中継芯(本願のインキ誘導芯に相当)が円筒部内面(本願のホルダー部内面に相当)及び縦リブの内面に接触していることより、円筒部を弾性変形させた際、チップ(本願のペン体に相当)と中継芯の先端との接触状態が不安定になるおそれがある。
【0005】
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、特定の材質によらずホルダー部に柔軟性を付与することができ、また、ホルダー部を弾性変形させた際、ペン体とインキ誘導芯の先端近傍との接触状態が安定している筆記具を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の第1の発明は、
軸筒内にインキを収容し、前記軸筒先端のペン体にインキ誘導芯を介して前記インキを供給するボールペンであって、
前記ペン体は先端にボールを回転可能に抱持され、
先端部に前記ペン体を保持する筒状のホルダー部を前記軸筒の先端部に備え、
前記ホルダー部のペン体保持部より後方且つ前記軸筒先端より前方の前記ホルダー部側壁に、径方向外方及び径方向内方に開口する複数の切欠が、軸方向に異なる位置に形成され、
前記ホルダー部の前記切欠相互間に鍔部が形成され、
前記ホルダー部の前記鍔部相互間は連結部によって連結され、
前記インキ誘導芯が前記ペン体に接続される
ことを要件とする。
【0007】
前記第1の発明のボールペンは、
前記ホルダー部のペン体保持部より後方且つ前記軸筒先端より前方の前記ホルダー部側壁(柔軟性付与部)に、径方向外方及び径方向内方に開口する複数の切欠が、軸方向に異なる位置に形成され、前記ホルダー部の前記切欠相互間に鍔部が形成され、前記ホルダー部の前記鍔部相互間は連結部によって連結されることより、強度のあるホルダー部に高い柔軟性を付与することができ、柔らかな筆記感を得ることができる。また、必要以上の負荷を筆記先端部にかけることがなくなるため、筆記先端部の損傷を防ぐことができる。
【0008】
本願の第2の発明は、
前記ペン体は後方に開口する内孔を備え、
前記インキ誘導芯の先端部が、
前記ペン体の内孔に挿着されてなる
ことを要件とする。
【0009】
前記第2の発明のボールペンは、
前記インキ誘導芯の先端部が、前記ペン体の内孔に挿着されてなることより、ホルダー部が撓んだ状態でも、インキ誘導芯が確実にペン体の内孔の最深部に接触し、ペン体に十分なインキを迅速に供給し、安定した筆記性能が得られる。
【0010】
本願の第3の発明は、
前記インキ誘導芯は、
前記鍔部のホルダー部内面に非接触である
ことを要件とする。
(【0011】以降は省略されています)

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