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公開番号
2024038660
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-03-21
出願番号
2022142850
出願日
2022-09-08
発明の名称
二次曲線作図器
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
B43L
11/00 20060101AFI20240313BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】装置を構成する部材の固定位置を簡単な操作で変更することによって、変化の割合が異なる二次関数のグラフ(二次曲線)を自在に作図することができる二次曲線作図器を提供することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明の二次曲線作図器は、枠体と、ガイド部材と、十字状回転部材と、準線移動部材とから構成された二次曲線作図器であって、枠体が、第一枠体及び第二枠体で構成され、所定の間隔に目盛を付され平行に配置されて、ガイド部材が、中央ガイド部、焦点ガイド部及び準線ガイド部で構成されて、十字状回転部材が、二次曲線追従部及び腕部によって垂直を保持した状態で構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
枠体と、ガイド部材と、十字状回転部材と、準線移動部材とから構成された二次曲線作図器であって、
枠体が、
第一枠体及び第二枠体で構成され、所定の間隔に目盛を付され、作図する二次曲線の開口端部間の距離を空けて平行に配置されて、
ガイド部材が、
中央ガイド部、焦点ガイド部及び準線ガイド部で構成されて、
中央ガイド部が、
第一枠体及び第二枠体に対して垂直に架け渡されて固定され、
焦点ガイド部及び準線ガイド部が、
第一枠体及び第二枠体上を移動可能であって、作図時には中央ガイド部との距離を等間隔にして第一枠体及び第二枠体に架け渡され固定されて、
十字状回転部材が、
二次曲線追従部及び腕部で構成されて、二次曲線追従部と腕部とが垂直を保持した状態で、腕部略中央において、固定部によって中央ガイド部上の第一枠体及び第二枠体から略等距離の位置で回転自在に固定されて、腕部及び焦点ガイド部、並びに腕部及び準線ガイド部の交点において、回転かつ滑動自在に結合されて、
準線移動部材が、
枠体に対し平行を保持した状態で、中央ガイド部から焦点ガイド部側において二次曲線追従部との交点で該準線移動部材上を描画部材が回転かつ滑動自在に結合され、中央ガイド部から準線ガイド部側において準線ガイド部上を滑動自在に結合され、
準線ガイド部長手方向に移動させて、描画部材が紙面に二次曲線を描くことを特徴とする二次曲線作図器。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
二次曲線追従部が、
二次曲線を描く描画部材の動作を妨げることがないよう、固定部における回転軸と描画部材が滑動する部分とが二層に構成されていること、
を特徴とする請求項1に記載する二次曲線作図器
【請求項3】
焦点ガイド部及び準線ガイド部が、
中央ガイド部からの距離を等しく保持された状態で、中央ガイド部からの距離を変更して枠体に固定されることによって、描かれる二次曲線の開口部の大きさが変更されること、
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載する二次曲線作図器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡単な機構を用いて変化の割合が異なる二次関数のグラフ、すなわち開口部の大きさが異なる二次曲線を自在に描く二次曲線作図器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、二次曲線は、学校教育では中学校及び高等学校で学ぶ。また、工業上の利用では、代表的なものとしてパラボラアンテナの設計において用いられる。
【0003】
学校教育において、二次曲線の作図は、与えられた二次関数に数値を代入して得られた座標をグラフ用紙にプロットし、定規を用いて、又はフリーハンドによってプロットを繋ぐことによって行われる。
【0004】
現在、二次曲線を正確に作図する文具は存在しないため、中学生又は高校生は、上記の方法で、手間と時間を掛けて折れ線になるなど不完全な作図を行っていることが多い。
【0005】
中学生又は高校生が課題として与えられた二次関数の二次曲線を自在に作図することができれば、二次関数に対する関心が高まり、学習意欲も高まっていくと考えられるが、現時点においては、二次曲線を自在に作図する文具は実現できていない。
【0006】
一方で、工業面においては、パラボラアンテナの設計に二次曲線を作図する必要があるため、二次曲線の作図装置が開発されている。
【0007】
図10に先行技術文献における二次曲線を作図するメカニズムを示す。パラボラアンテナは、空間を進んでくる電波又は光をパラボラアンテナの椀状の反射面に当てて反射させて焦点に集める必要がある。そのため、パラボラアンテナの設計では、二次曲線上の任意の点から準線までの距離と、当該任意の点から焦点までの距離とが等しい性質を利用又は応用する。
【0008】
具体的には、二次曲線の焦点Fを固定点として、焦点Fと、焦点Fを中心とする二次曲線に接する円周上の任意の点Eとを結ぶ直線FEを二次曲線上との交点Pまで延長した直線PFと、交点PからX軸に下ろした垂線PHを準線DX上の交点Rpまで延長した直線RpPとの距離が等しい関係を利用又は応用して作図する作図器が開発され、先行技術文献として開示されている。図中の一点鎖線PLは、焦点を通るX軸との平行線である。
【0009】
前記の性質によると、図10において直線RpHと円の半径であるFEは等しい。したがって、垂線PHと直線PEの長さは等しい。交点Pを通る二次曲線の接線と直線RpFとの交点をTとすると、接線PTと直線RpFとは直角を成す。同様に接線PTと直線EHとは交点Sにおいて直角を成す。該直角を保持し、かつ点HがX軸上を移動するように接線PT(交点P又は交点Tを超えて延長されていてもよい、)と直線EHによって構成されたリンク機構を備えた十字部材において、十字部材の円周との結合点Eを、手動で円周上を移動させることによって二次曲線を作図する二次曲線創成具が特許文献1に開示されている。
【0010】
また、前記の性質を用いて直線RpPと直線PFとの長さが等しい状態を保持し、かつ点Rpが準線DX上を移動するように構成されたリンク機構であるリンク素子体において、接線PQと直線RpFとで構成されるリンク素子体の結合点Tを、手動でX軸上を移動させることによって二次曲線を作図する二次曲線創成具が特許文献2に開示されている。なお、点Qは、直線PTを交点T外側に延長した際の任意の点である。また、接線PQは、交点Pを超えて延長されていてもよい。上記の説明で用いた符号は、特許文献2で示された符号とは異なり、図10に基づいた符号である。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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