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公開番号
2024065014
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-14
出願番号
2023171241
出願日
2023-10-02
発明の名称
筆記具
出願人
ぺんてる株式会社
代理人
SSIP弁理士法人
主分類
B43K
21/00 20060101AFI20240507BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】筆記部の出没状態の切替操作に伴う衝撃が低減され、従来の筆記具に比べて洗練された印象を使用者に与えることができる筆記具を提供する。
【解決手段】筆記具は、軸筒と、前記軸筒に結合される先部材と、前記先部材からの筆記部の出没状態を切り替える操作が入力される操作部と、前記軸筒及び前記先部材によって形成される内側空間において、前記操作部に連動して前後方向に移動可能な可動部材と、前記内側空間内に位置し、前記操作部に連動する前記可動部材の後退時の衝撃を緩和するように構成された緩衝部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
軸筒と、
前記軸筒に結合される先部材と、
前記先部材からの筆記部の出没状態を切り替える操作が入力される操作部と、
前記軸筒及び前記先部材によって形成される内側空間において、前記操作部に連動して前後方向に移動可能な可動部材と、
前記内側空間内に位置し、前記操作部に連動する前記可動部材の後退時の衝撃を緩和するように構成された緩衝部と、
を備える筆記具。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記先部材の後端部は、雌ねじを内周に有し、
前記軸筒は、
該軸筒の外周に形成されて前記先部材の前記雌ねじに螺合する雄ねじと、
前記雄ねじの前方に位置して前記可動部材の後退量を規制するためのストッパと、
を有し、
前記緩衝部は、前記先部材の内部において前記前後方向に移動可能な前記可動部材と、前記軸筒の前記ストッパとの間に設けられる
請求項1に記載の筆記具。
【請求項3】
前記雄ねじの後方の前記軸筒の外周を覆うグリップと、
前記雄ねじが形成された軸方向範囲を越えて前記前後方向に延在し、前記グリップと前記緩衝部とを接続する接続部と、
を備え、
前記グリップ、前記接続部および前記緩衝部は、エラストマにより一体的に構成された
請求項2に記載の筆記具。
【請求項4】
前記緩衝部は、前記軸筒を構成する樹脂材料と、前記緩衝部を構成するエラストマとの一体成形により、前記軸筒の前記ストッパと一体的に設けられた
請求項2に記載の筆記具。
【請求項5】
前記軸筒は、前記軸筒の内周面から径方向内側に突出し、前記可動部材の後退量を規制するためのストッパを有し、
前記緩衝部は、前記軸筒の内部において前記前後方向に移動可能な前記可動部材と、前記軸筒の前記ストッパとの間に設けられる
請求項1に記載の筆記具。
【請求項6】
前記緩衝部は、前記可動部材の後方に設けられ、
前記緩衝部は、前記可動部材との接触面に複数の凸部を有する
請求項1乃至5の何れか一項に記載の筆記具。
【請求項7】
軸筒と、
前記軸筒に結合される先部材と、
前記先部材からの筆記部の出没状態を切り替える操作が入力される操作部と、
前記軸筒及び前記先部材によって形成される内側空間において、前記操作部に連動して前後方向に移動可能な可動部材と、
前記操作部、または、前記操作部に連動する前記可動部材の後退時の衝撃を緩和するように構成された少なくとも一つの緩衝部と、
を備える筆記具。
【請求項8】
前記軸筒は、前記可動部材の後退量を規制するための第1ストッパを有し、
前記緩衝部は、
前記先部材の内部において前記前後方向に移動可能な前記可動部材と、前記軸筒の前記第1ストッパとの間に設けられる第1緩衝部
を含む
請求項7に記載の筆記具。
【請求項9】
前記軸筒の外周を覆うグリップと、
前記グリップと前記第1緩衝部とを接続する接続部と、
を備え、
少なくとも前記グリップ、前記接続部および前記第1緩衝部は、エラストマにより一体的に構成された
請求項8に記載の筆記具。
【請求項10】
前記第1緩衝部は、前記軸筒を構成する樹脂材料と、前記第1緩衝部を構成するエラストマとの一体成形により、前記軸筒の前記第1ストッパと一体的に設けられた
請求項8又は9に記載の筆記具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、筆記具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、先部材からの筆記部の出没状態を操作部によって切替可能な筆記具が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、ボールチャック機構により把持される筆記芯が、操作体の操作によって繰り出し可能に構成されたシャープペンシルが記載されている。
特許文献1記載のシャープペンシルは、操作体を押圧すると、中間把持部材が前進し、中間把持部材の把持部に把持された筒状体がチャック及び芯とともに前進する。操作体に対する押圧を解除すると、コイルスプリングの弾発力によって中間把持部が後退し、中間把持部の把持部によって把持された筒状体も後退する。この際、筆記芯は先部材の内部に設けられる芯保持部によって保持されており、筆記芯は前進した位置を維持し、結果的に筆記芯が繰り出される。
【0004】
また、特許文献2には、コレットチャック機構により把持される筆記芯が、ノックレバーの操作によって繰り出し可能に構成されたシャープペンシルが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-127404号公報
実用新案登録第3005020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、例えば特許文献1又は2記載の筆記具では、先部材からの筆記部の出没状態を操作部によって切り替える際、操作部または操作部と連動する可動部材の後退時に衝撃が発生し、望ましくない音の発生の原因になる。これに加えて、可動部材の後退時に発生する衝撃は、操作の反動として使用者に伝わってしまう。
【0007】
従来、筆記部の出没状態の切替操作に伴う上記問題は、筆記具の機能に実質的に影響しないため、筆記具という商品カテゴリにおいて許容されてきた。
【0008】
しかし、スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、筆記具というカテゴリに縛られた商品開発では需要者に商品価値を訴求することが難しくなりつつある。今後は、従来の筆記具としての機能向上を重視した商品開発ではなく、これまでの筆記具では得られなかったユーザ体験を提供できるような商品の開発が望まれる。
【0009】
新たな商品開発の方向性を模索する中で、本発明者らは、スマートフォンやタブレット端末に似通った洗練された印象を需要者に喚起させるために、筆記部の出没状態の切替操作に伴う衝撃を軽減することが重要であるとの認識を得るに至った。
【0010】
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも幾つかの実施形態は、筆記部の出没状態の切替操作に伴う衝撃が低減され、従来の筆記具に比べて洗練された印象を使用者に与えることができる筆記具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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