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公開番号2025002992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103412
出願日2023-06-23
発明の名称通信装置及びプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G06K 7/10 20060101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約【課題】所定範囲に対する無線タグの位置関係を誤判定することを防ぐ。
【解決手段】実施形態の通信装置は、アンテナと、通信処理部と、演算部と、出力部と、を備える。前記アンテナは、無線タグと通信する。前記通信処理部は、前記無線タグと前記アンテナとの通信を処理する。前記演算部は、前記通信処理部により読み取られた無線タグの読取点数を求める。前記出力部は、前記読取点数と閾値との比較結果に基づいて、表示部における表示のための情報を出力する。
【選択図】図7


特許請求の範囲【請求項1】
無線タグと通信するアンテナと、
前記無線タグと前記アンテナとの通信を処理する通信処理部と、
前記通信処理部により読み取られた無線タグの読取点数を求める演算部と、
前記読取点数と閾値との比較結果に基づいて、表示部における表示のための情報を出力する出力部と、
を備える通信装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記読取点数が前記閾値未満ではない場合、前記出力部は、前記通信処理部により読み取られた各無線タグに関する情報を、前記表示部における表示のための情報として出力する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記読取点数が前記閾値未満ではない場合、前記出力部は、無線タグの削減の通知に関する情報を、前記表示部における表示のための情報として出力する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記読取点数が前記閾値未満ではない場合、前記出力部は、前記通信処理部により読み取られた無線タグのデータ数が他の閾値以下となる各無線タグに関する情報を、前記表示部における表示のための情報として出力する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記読取点数が前記閾値未満ではない場合、前記出力部は、所定範囲内であることに関するレベルが他の閾値以下となる各無線タグに関する情報を、前記表示部における表示のための情報として出力する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記表示部は、第1の表示部又は第2の表示部を含み、
前記読取点数が前記閾値未満ではない場合、前記出力部は、第1の通知に関する情報を前記第1の表示部における表示のための情報として出力し、前記第1の通知とは異なる第2の通知に関する情報を前記第2の表示部における表示のための情報として出力する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
コンピュータに、
無線タグとアンテナとの通信を処理する通信処理部により読み取られた無線タグの読取点数を求める機能と、
前記読取点数と閾値との比較結果に基づいて、表示部における表示のための情報を出力する機能と、
を実行可能にするためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、通信装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
物品に付された無線タグから送信される電波をアンテナで受信することにより、無線タグが含まれる範囲を判定する装置がある。このような装置は、リーダライタにより、アンテナを移動させて無線タグの位相等のデータを取得する。装置は、取得されたデータの態様に基づいて無線タグが含まれる範囲を判定する。例えば、無線タグが所定範囲内に置かれている場合、装置は、取得されたデータの態様に基づいて無線タグが所定範囲内と判定することができる。
【0003】
しかしながら、リーダライタが単位時間に取得することが可能なデータ数には上限がある。そのため、リーダライタにより読み取られた無線タグの数が多くなるにつれて、無線タグ1枚当たりのデータの欠落は増える。無線タグのデータ数が少なくなるにつれて、装置は、無線タグが含まれる範囲の誤判定を起こし易くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-219284号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、所定範囲に対する無線タグの位置関係を誤判定することを防ぐ技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の通信装置は、アンテナと、通信処理部と、演算部と、出力部と、を備える。前記アンテナは、無線タグと通信する。前記通信処理部は、前記無線タグと前記アンテナとの通信を処理する。前記演算部は、前記通信処理部により読み取られた無線タグの読取点数を求める。前記出力部は、前記読取点数と閾値との比較結果に基づいて、表示部における表示のための情報を出力する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2は、実施形態に係る読取装置の構成の一例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る計測データのデータ構造の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る駆動装置の構成の一例を示すブロック図である。
図5は、実施形態に係る駆動装置を説明するための模式図である。
図6は、実施形態に係る第1の範囲及び第2の範囲を説明するための模式図である。
図7は、実施形態に係る無線タグの読み取りの一例を示す模式図である。
図8は、実施形態に係る無線タグの読み取りの別の例を示す模式図である。
図9は、実施形態に係る端末の構成の一例を示すブロック図である。
図10は、実施形態に係る読取装置のプロセッサーによる第1の処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、実施形態に係る端末の表示デバイスに表示される抽出結果画像の一例を示す図である。
図12は、実施形態に係る端末の表示デバイスに表示される物品選択用画像の一例を示す図である。
図13は、実施形態に係る端末の表示デバイスに表示される確認用画像の一例を示す図である。
図14は、実施形態に係る読取装置のプロセッサーによる第2の処理の一例を示すフローチャートである。
図15は、実施形態に係る端末の表示デバイスに表示される通知用画像の一例を示す図である。
図16は、実施形態に係る読取装置のプロセッサーによる第3の処理の一例を示すフローチャートである。
図17は、実施形態に係る読取装置のプロセッサーによる第3の処理における所定の処理の一例を示すフローチャートである。
図18は、実施形態に係る端末の表示デバイスに表示される物品選択用画像の一例を示す図である。
図19は、実施形態に係る読取装置のプロセッサーによる第4の処理の一例を示すフローチャートである。
図20は、実施形態に係る読取装置のプロセッサーによる第4の処理における所定の処理の一例を示すフローチャートである。
図21は、実施形態に係る端末の表示デバイスに表示される物品選択用画像の一例を示す図である。
図22は、実施形態に係る読取装置のプロセッサーによる第5の処理の一例を示すフローチャートである。
図23は、実施形態に係る第1の端末の表示デバイスに表示される第1の通知用画像の一例を示す図である。
図24は、実施形態に係る第2の端末の表示デバイスに表示される第2の通知用画像の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施形態)
以下、実施形態に係る通信システムについて図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、各部の縮尺を適宜変更している場合がある。また、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。
【0009】
(構成例)
図1は、通信システム1の構成の一例を示すブロック図である。
通信システム1は、通信装置10、1台以上の端末400及び1つ以上の物品500に付された1つ以上の無線タグ600を含む。図1には、1つの物品500に付された1つの無線タグ600が示されるが、通信システム1は、複数の物品500に付された複数の無線タグ600を含んでもよい。なお、通信システム1は、通信装置10及び1台以上の端末400を含むが、1つ以上の物品500を含まなくてもよい。通信システム1は、情報処理システムの一例である。
【0010】
通信装置10は、無線タグ600と無線通信する装置である。通信装置10は、倉庫内の検品等に適用することができるが、店舗であってもよく、通信装置10の適用例は、これに限定されない。通信装置10は、読取装置100、駆動装置200及びアンテナ300を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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