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公開番号
2025001871
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101603
出願日
2023-06-21
発明の名称
熱管理システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B60W
20/00 20160101AFI20241226BHJP(車両一般)
要約
【課題】ハイブリッド車両に搭載される熱管理システムにおいて、エネルギー効率よくバッテリを暖機する。
【解決手段】熱管理システム1は、エンジン回路2と、電気ヒータ35を含むバッテリ回路3と、熱交換器4と、バッテリ32を暖機する複数のモードを切り替え可能に構成された切替弁23,33と、モードを選択するECU5とを備える。エンジン廃熱モードは、電気ヒータ35を停止させる一方でエンジン22を動作させることによって熱媒体を暖めるモードである。電気ヒータモードは、電気ヒータ35を動作させることによって熱媒体を暖めるモードである。ECU50は、エンジン22を流通する熱媒体の温度がエンジンの暖機温度よりも高い場合、エンジン廃熱モードを選択し、エンジン22を流通する熱媒体の温度が暖機温度よりも低い場合、電気ヒータモードを選択する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンおよびバッテリを含む車両に搭載される熱管理システムであって、
前記エンジンを流通可能な第1熱媒体を循環させるように構成されたエンジン回路と、
前記バッテリを流通可能な第2熱媒体を循環させるように構成され、前記第2熱媒体を加熱するヒータを含むバッテリ回路と、
前記第1熱媒体と前記第2熱媒体との間で熱交換を行う熱交換器と、
前記バッテリを暖機する複数のモードを切り替え可能に構成された切替弁と、
前記複数のモードのうちのいずれかのモードを選択するプロセッサとを備え、
前記複数のモードは、
前記第1熱媒体および前記第2熱媒体の両方を循環させながら、前記ヒータを停止させる一方で前記エンジンを駆動させることによって前記第2熱媒体を暖めるエンジン廃熱モードと、
前記第1熱媒体の循環を停止する一方で前記第2熱媒体を循環させながら、前記ヒータを動作させることによって前記第2熱媒体を暖めるヒータモードとを含み、
前記プロセッサは、
前記エンジンを流通する前記第1熱媒体の温度が前記エンジンの暖機温度よりも高い場合、前記エンジン廃熱モードを選択し、
前記エンジンを流通する前記第1熱媒体の温度が前記暖機温度よりも低い場合、前記ヒータモードを選択する、熱管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱管理システムに関し、より特定的には、エンジンおよびバッテリを含むハイブリッド車両に搭載される熱管理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2013-38998号公報(特許文献1)に開示されたプラグインハイブリッド車両には、エンジンと、エンジンに連結されるとともにエンジンの廃熱と熱交換し、エンジンを冷却する冷却水が循環する冷却液循環路と、冷却液循環路に設けられるラジエータと、二次電池と、二次電池に充電された電力によって駆動される走行モータと、が搭載されている。冷却液循環路の一部は二次電池に連結され、二次電池と冷却水との熱交換により二次電池を温度調節可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-38998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
たとえばプラグインハイブリッド車両をプラグイン充電する場合などには、バッテリの温度が低いとバッテリ保護のために充電電力が制限されるため、バッテリが暖機される。エネルギー効率よくバッテリを暖機することに対する要求が存在する。
【0005】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的の1つは、ハイブリッド車両に搭載される熱管理システムにおいて、エネルギー効率よくバッテリを暖機することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に係る熱管理システムは、エンジンおよびバッテリを含むハイブリッド車両に搭載される。熱管理システムは、エンジンを流通可能な第1熱媒体を循環させるように構成されたエンジン回路と、バッテリを流通可能な第2熱媒体を循環させるように構成され、第2熱媒体を加熱するヒータを含むバッテリ回路と、第1熱媒体と第2熱媒体との間で熱交換を行う熱交換器と、バッテリを暖機する複数のモードを切り替え可能に構成された切替弁と、複数のモードのうちのいずれかのモードを選択するプロセッサとを備える。複数のモードは、エンジン廃熱モードと、ヒータモードとを含む。エンジン廃熱モードは、第1熱媒体および第2熱媒体の両方を循環させながら、ヒータを停止させる一方でエンジンを動作させることによって第2熱媒体を暖めるモードである。ヒータモードは、第1熱媒体の循環を停止する一方で第2熱媒体を循環させながら、ヒータを動作させることによって第2熱媒体を暖めるモードである。プロセッサは、エンジンを流通する第1熱媒体の温度がエンジンの暖機温度よりも高い場合、エンジン廃熱モードを選択し、エンジンを流通する第1熱媒体の温度が暖機温度よりも低い場合、ヒータモードを選択する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ハイブリッド車両に搭載される熱管理システムにおいて、エネルギー効率よくバッテリを暖機できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態に係る熱管理システムの全体構成の一例を示す図である。
本実施の形態における複数のバッテリ暖機モードを説明するための図である。
本実施の形態におけるバッテリ暖機制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
【0010】
<システム構成>
図1は、本開示の実施の形態に係る熱管理システムの全体構成の一例を示す図である。熱管理システム1は、プラグインハイブリッド車両(PHEV)またはハイブリッド車両(HEV)に搭載され、エンジン回路2と、バッテリ回路3と、熱交換器4と、電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)5とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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