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公開番号2025000124
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023099789
出願日2023-06-19
発明の名称プロテクタ及びワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/04 20060101AFI20241224BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】作業工数の増加を抑制することができるプロテクタ及びワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】プロテクタ1は、ベース部材10と、カバー部材20と、係止部と、挟持部40とを備える。ベース部材10は、配索材W1が軸線方向Xに沿って配索される配索空間部を形成すると共に当該配索空間部において組付方向Zに沿って一方側に開口した開口部を有する。カバー部材20は、組付方向Zに沿ってベース部材10に組み付けられ開口部を塞ぐ。係止部は、カバー部材20をベース部材10に組み付けた状態でカバー部材20及びベース部材10を係止する。挟持部40は、ベース部材10からカバー部材20側に向けて突出し且つ幅方向Yに沿って延在するベース側リブ41、及び、カバー部材20からベース部材10側に向けて突出し且つ幅方向Yに沿って延在するカバー側リブ42を含み、ベース側リブ41とカバー側リブ42との間に配索材W1を挟持する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
導電性を有する配索材が軸線方向に沿って配索される配索空間部を形成すると共に当該配索空間部において前記軸線方向と交差する組付方向に沿って一方側に開口した開口部を有するベース部材と、
前記組付方向に沿って前記ベース部材に組み付けられ前記開口部を塞ぐカバー部材と、
前記カバー部材を前記ベース部材に組み付けた状態で前記カバー部材及び前記ベース部材を係止する係止部と、
前記ベース部材から前記カバー部材側に向けて突出し且つ前記軸線方向及び前記組付方向と交差する幅方向に沿って延在するベース側リブ、及び、前記カバー部材から前記ベース部材側に向けて突出し且つ前記幅方向に沿って延在するカバー側リブを含み、前記ベース側リブと前記カバー側リブとの間に前記配索材を挟持する挟持部と、
を備えることを特徴とするプロテクタ。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記係止部は、前記ベース部材又は前記カバー部材の一方に設けられる係止孔、及び、前記ベース部材又は前記カバー部材の他方に設けられ前記係止孔に係止する係止爪を含み、前記係止孔又は前記係止爪の一方が前記組付方向に沿って複数並んで設けられる請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項3】
前記カバー側リブは、前記幅方向に沿って直線状に形成され、
前記ベース側リブは、前記幅方向に沿って窪んだ湾曲状に形成される請求項1又は2に記載のプロテクタ。
【請求項4】
前記ベース側リブは、前記軸線方向において前記カバー側リブを挟んで両側に設けられる請求項1又は2に記載のプロテクタ。
【請求項5】
前記係止部は、前記軸線方向において前記挟持部を挟んで両側に設けられる請求項1又は2に記載のプロテクタ。
【請求項6】
導電性を有する複数の配索材と、
内部に軸線方向に沿って前記配索材が配索されるプロテクタと、を備え、
前記プロテクタは、
導電性を有する配索材が軸線方向に沿って配索される配索空間部を形成すると共に当該配索空間部において前記軸線方向と交差する組付方向に沿って一方側に開口した開口部を有するベース部材と、
前記組付方向に沿って前記ベース部材に組み付けられ前記開口部を塞ぐカバー部材と、
前記カバー部材を前記ベース部材に組み付けた状態で前記カバー部材及び前記ベース部材を係止する係止部と、
前記ベース部材から前記カバー部材側に向けて突出し且つ前記軸線方向及び前記組付方向と交差する幅方向に沿って延在するベース側リブ、及び、前記カバー部材から前記ベース部材側に向けて突出し且つ前記幅方向に沿って延在するカバー側リブを含み、前記ベース側リブと前記カバー側リブとの間に前記配索材を挟持する挟持部と、を有することを特徴とするワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタ及びワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、特許文献1には、プロテクタに配索材を固定する固定構造が記載されている。この固定構造は、例えば、プロテクタ本体に配索材を収容する収納室を構成し、この収容室内を引き回し可能にバンド部の基端側をプロテクタ本体に支持し、バンド部の自由端側に一定長さに亘って係止部を設け、プロテクタ本体の収容室側には配索材を巻き付けたバンド部の係止部をロックするロック部を設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-313429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載の固定構造は、プロテクタに配索材を固定する際に、バンド部を配索材に巻き付ける必要があるため、作業工数が増加する課題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、作業工数の増加を抑制することができるプロテクタ及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るプロテクタは、導電性を有する配索材が軸線方向に沿って配索される配索空間部を形成すると共に当該配索空間部において前記軸線方向と交差する組付方向に沿って一方側に開口した開口部を有するベース部材と、前記組付方向に沿って前記ベース部材に組み付けられ前記開口部を塞ぐカバー部材と、前記カバー部材を前記ベース部材に組み付けた状態で前記カバー部材及び前記ベース部材を係止する係止部と、前記ベース部材から前記カバー部材側に向けて突出し且つ前記軸線方向及び前記組付方向と交差する幅方向に沿って延在するベース側リブ、及び、前記カバー部材から前記ベース部材側に向けて突出し且つ前記幅方向に沿って延在するカバー側リブを含み、前記ベース側リブと前記カバー側リブとの間に前記配索材を挟持する挟持部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する複数の配索材と、内部に軸線方向に沿って前記配索材が配索されるプロテクタと、を備え、前記プロテクタは、導電性を有する配索材が軸線方向に沿って配索される配索空間部を形成すると共に当該配索空間部において前記軸線方向と交差する組付方向に沿って一方側に開口した開口部を有するベース部材と、前記組付方向に沿って前記ベース部材に組み付けられ前記開口部を塞ぐカバー部材と、前記カバー部材を前記ベース部材に組み付けた状態で前記カバー部材及び前記ベース部材を係止する係止部と、前記ベース部材から前記カバー部材側に向けて突出し且つ前記軸線方向及び前記組付方向と交差する幅方向に沿って延在するベース側リブ、及び、前記カバー部材から前記ベース部材側に向けて突出し且つ前記幅方向に沿って延在するカバー側リブを含み、前記ベース側リブと前記カバー側リブとの間に前記配索材を挟持する挟持部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るプロテクタ及びワイヤハーネスは、カバー部材をベース部材に組み付けた状態でベース側リブ及びカバー側リブにより配索材を挟持し、係止部によりカバー部材及びベース部材を係止することで、プロテクタに配索材を固定することができる。これにより、プロテクタ及びワイヤハーネスは、例えば、従来のように、バンド部を配索材に巻き付けることで配索材をプロテクタに固定する必要がないため、作業工数の増加を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネス(配索材:大径)の構成例を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネスの構成例(配索材:大径)を示す正面図である。
図3は、実施形態に係るプロテクタの構成例を示す分解斜視図である。
図4は、実施形態に係るベース部材の構成例を示す斜視図である。
図5は、実施形態に係るカバー部材の構成例を示す斜視図である。
図6は、実施形態に係るワイヤハーネス(配索材:小径)の構成例を示す斜視図である。
図7は、実施形態に係るワイヤハーネスの構成例(配索材:小径)を示す正面図である。
図8は、実施形態に係るワイヤハーネスの構成例(配索材:中径)を示す斜視図である。
図9は、実施形態に係るワイヤハーネスの構成例(配索材:中径)を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。更に、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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