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公開番号2024180573
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024180330,2020183188
出願日2024-10-15,2020-10-30
発明の名称打抜装置
出願人株式会社デュプロ
代理人
主分類B26F 1/40 20060101AFI20241219BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】保持手段に対する移動定盤の位置の変化に起因する問題の発生を抑制する。
【解決手段】対向配置された移動定盤1及び固定定盤2と、移動定盤1を固定定盤2に向
けて移動させる移動機構と、移動定盤1と固定定盤2とによって挟まれた打抜領域にシー
ト材Sを搬送する打抜領域搬送手段及び打抜領域に位置するシート材Sを保持する保持手
段として機能する搬送ベルト対(14、15)と、を備えるダイカッター100で、移動
定盤1の固定定盤2に向かう移動に応じて搬送ベルト対(14、15)を固定定盤2の側
(上方等)に移動させる移動定盤1側の突出部29及び搬送ベルト対(14、15)側の
可動プレート33を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
対向配置された移動定盤及び対向定盤と、
前記移動定盤を前記対向定盤に向けて移動させる移動機構と、
前記移動定盤及び前記対向定盤によって挟まれた打抜領域に被加工物を搬送する打抜領
域搬送手段と、
前記打抜領域に位置する前記被加工物を保持する保持手段と、を備える打抜装置におい
て、
前記移動定盤の前記対向定盤に向かう移動に応じて前記保持手段を前記対向定盤の側に
移動させる保持手段移動機構を備えることを特徴とする打抜装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1の打抜装置において、
前記保持手段移動機構は、前記移動定盤とともに移動する押圧部と、前記保持手段とと
もに移動する被押圧部とを有し、
前記移動定盤が前記対向定盤に向かって移動すると、前記押圧部が前記被押圧部を押圧
し、前記保持手段が前記対向定盤の側に移動することを特徴とする打抜装置。
【請求項3】
請求項2の打抜装置において、
前記押圧部は、前記移動定盤が前記対向定盤に向かう移動開始時は前記被押圧部に接触
しておらず、前記移動定盤が前記対向定盤に向かう移動の途中で前記被押圧部に接触し、
押圧することを特徴とする打抜装置。
【請求項4】
請求項1乃至3の何れか一つの打抜装置において、
前記打抜領域搬送手段は、前記被加工物を二つのベルト部材で挟んで搬送するベルト搬
送装置であり、
前記二つのベルト部材は、幅方向について前記移動定盤の外側に位置し、前記打抜領域
に位置する前記被加工物における前記打抜領域からはみ出した部分を挟んで保持すること
で前記保持手段としての機能を備え、
前記保持手段移動機構は、前記二つのベルト部材の前記被加工物を挟んでいる部分を、
前記移動定盤の前記対向定盤に向かう移動に応じて、前記対向定盤の側に移動させる機構
であることを特徴とする打抜装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、打抜装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、上下方向等に対向配置された移動定盤及び対向定盤と、移動定盤を対向定盤に向
けて上下動させる移動機構と、移動定盤と対向定盤との間の打抜領域に被加工物を搬送す
る搬送機構と、を備え、被加工物を打抜領域に搬送し、移動定盤を対向定盤に近づけるこ
とで、移動定盤と対向定盤との一方に取り付けられた抜型によって被加工物を所定の形状
に打ち抜く平盤打抜装置が知られている。
【0003】
平盤打抜装置として、特許文献1には、グリッパーと呼ばれる把持具をエンドレスチェ
ーンに複数配置した搬送機構を備える構成が記載されている。この打抜装置では、被加工
物であるシートの先端部をグリッパーで把持してエンドレスチェーンを回転させることに
よってシートを搬送するものである。このようにグリッパーでシートの先端部を把持して
搬送する構成では、グリッパーが打抜領域を通過した直後に停止し、移動定盤を対向定盤
に向けて移動させる。これにより、グリッパーで把持したシートを打抜領域に停止させ、
所定の形状に打ち抜くことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5399231号
特開2017-213609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
抜型を対向定盤に取り付ける平盤打抜装置では、対向定盤側の抜型の切断刃の先端と移
動定盤とで被加工物を挟み、移動定盤をさらに対向定盤側に移動させることで、被加工物
を抜型の切断刃の形状に打ち抜く。被加工物は移動定盤と切断刃とで挟まれることで、挟
まれた部分の移動定盤に対する相対的な位置が固定される。その後、打ち抜きのために移
動定盤が対向定盤側にさらに移動すると、被加工物における移動定盤と対向定盤とに挟ま
れた部分と、グリッパー等の保持手段に保持された部分との距離が離れ、被加工物を引っ
張る力が作用し、被加工物が損傷するおそれがある。
また、被加工物が対向定盤と抜型とに挟まれる前は、被加工物における保持手段によっ
て保持された部分の位置が固定された状態で、被加工物に接触した移動定盤が対向定盤に
向けて移動すると、移動定盤の被加工物と接触する平面に沿って被加工物が移動定盤に対
して移動し、被加工物と移動定盤との上記平面に平行な方向(水平方向)の相対位置がず
れる。これにより、被加工物における移動定盤と対向する範囲がずれ、被加工物における
抜型との位置関係にもずれが生じて、被加工物の打抜かれる部分に位置ずれが生じるおそ
れがある。
このように、保持手段に対する移動定盤の位置の変化に起因する問題は、保持手段が従
来のグリッパーのように被加工物の先端部を保持する構成に限らない。例えば、特許文献
2に記載されたベルトを用いたシート材搬送機構のように、被加工物が抜型と対向する範
囲に対して幅方向の外側に配置されたベルト部材で被加工物を挟んで保持する搬送機構を
、移動定盤と対向定盤とを備える打抜装置に適用した構成でも同様に生じ得る問題である

【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、対向配置された移動定盤及び対向定盤と、
前記移動定盤を前記対向定盤に向けて移動させる移動機構と、前記移動定盤及び前記対向
定盤によって挟まれた打抜領域に被加工物を搬送する打抜領域搬送手段と、前記打抜領域
に位置する前記被加工物を保持する保持手段と、を備える打抜装置において、前記移動定
盤の前記対向定盤に向かう移動に応じて前記保持手段を前記対向定盤の側に移動させる保
持手段移動機構を備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、保持手段に対する移動定盤の位置の変化を抑制することができ、この
位置の変化に起因する問題の発生を抑制できる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ダイカットシステムの概略斜視図。
ダイカッターの正面図。
ダイカッターの上流側側面図。
ダイカッターの下流側側面図。
手前フレームと奥フレームとを非表示としたダイカッターの正面図。
手前フレームと奥フレームとを非表示としたダイカッターの背面図。
手前フレームと奥フレームとを非表示としたダイカッターの斜視図。
ダイカッターの上流側側面の模式図。
搬送ベルト対の正面図。
搬送ベルト対と移動定盤との背面図。
搬送ベルト対と移動定盤との下流側側面図。
ダイカッターの正面の模式図。
ダイカッターのブロック図。
昇降伝達機構の概略説明図。
円柱部が下死点から上死点まで移動するように昇降伝達機構を駆動させた ときの昇降伝達ロッドと円柱部との変位を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するも
のとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易
にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する
上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
【0010】
以下、本発明に係る打抜装置と、この打抜装置を備えた打抜処理システムとの一実施形
態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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