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公開番号
2025034775
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141385
出願日
2023-08-31
発明の名称
ワーク処理装置
出願人
株式会社前川製作所
,
カルビー株式会社
代理人
SSIP弁理士法人
主分類
B26F
3/00 20060101AFI20250306BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】根菜であるワークから異常部分を効率的に除去する。
【解決手段】本開示の少なくとも一実施形態に係るワーク処理装置は、ワーク搬送用ベルトとしてのメッシュベルトを有し、根菜であるワークを搬送するためのメッシュベルトコンベアと、ワーク搬送用ベルトの上方に位置し、ワークの異常部分を粉砕するための水スプレーノズルと、ワーク搬送用ベルトの下方に位置し、水スプレーノズルから噴射された水を受けるためのドレン受けと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ワーク搬送用ベルトとしてのメッシュベルトを有し、根菜であるワークを搬送するためのメッシュベルトコンベアと、
前記ワーク搬送用ベルトの上方に位置し、前記ワークの異常部分を粉砕するための水スプレーノズルと、
前記ワーク搬送用ベルトの下方に位置し、前記水スプレーノズルから噴射された水を受けるためのドレン受けと、
を備えるワーク処理装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
少なくとも前記異常部分の大きさに関する情報を取得可能な異常部分情報取得部と、
前記異常部分情報取得部で取得した前記大きさに関する情報に基づいて、前記水の噴射条件を算出する算出部と、
を備える、
請求項1に記載のワーク処理装置。
【請求項3】
前記算出部は、前記異常部分情報取得部で取得した前記大きさに関する情報に基づいて、前記水スプレーノズルの高さ位置、又は、前記水の噴射時間の少なくとも何れか一方を決定する、
請求項2に記載のワーク処理装置。
【請求項4】
前記算出部は、前記異常部分情報取得部で取得した前記大きさに関する情報に基づいて、前記水スプレーノズルの高さ位置を決定し、
前記算出部で決定された前記高さ位置に前記水スプレーノズルを移動させるための高さ位置変更装置、を備える、
請求項2に記載のワーク処理装置。
【請求項5】
前記異常部分情報取得部は、前記異常部分の位置に関する情報を取得可能であり、
前記算出部は、前記異常部分情報取得部で取得した前記位置に関する情報に基づいて、前記水の噴射目標位置を算出する、
請求項2乃至4の何れか一項に記載のワーク処理装置。
【請求項6】
前記算出部で決定された前記噴射目標位置に対して前記水を噴射するように前記水スプレーノズルを移動させるための移動装置、を備える、
請求項5に記載のワーク処理装置。
【請求項7】
前記メッシュベルトは、等体積球相当径が10mm以下に粉砕された前記異常部分が通過可能な大きさの目開きを有する、
請求項1又は2に記載のワーク処理装置。
【請求項8】
前記水スプレーノズルからの前記水の噴射時に前記ワークを前記ワーク搬送用ベルトの上方から押圧するための押圧装置と、
前記押圧装置で押圧された前記ワーク及び前記ワーク搬送用ベルトを下方から支持するための支持部材と、
を備える、
請求項1又は2に記載のワーク処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、根菜であるワークを処理するためのワーク処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
青果の加工食品を生産する生産工程では、ワークとしての青果の異常部分を取り除くために異常部分を検出することが行われている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6310637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば特許文献1に記載のようにしてワークの異常部分を検出した後、異常部分を有するワークの全体を廃棄すると歩留まりが悪いため、ワークから異常部分を除去することが望ましい。しかし、異常部分の除去に例えば刃物等の金属製品を用いた場合には、刃の欠損等による金属異物の混入のおそれがある。
また、除去した異常部分が異常部分のないワークと共に後工程に流入しないように、異常部分の後工程への混入防止を図る必要がある。
さらに、異物の除去は効率的に行われることが望ましい。
【0005】
本開示の少なくとも一実施形態は、上述の事情に鑑みて、根菜であるワークから異常部分を効率的に除去することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の少なくとも一実施形態に係るワーク処理装置は、
ワーク搬送用ベルトとしてのメッシュベルトを有し、根菜であるワークを搬送するためのメッシュベルトコンベアと、
前記ワーク搬送用ベルトの上方に位置し、前記ワークの異常部分を粉砕するための水スプレーノズルと、
前記ワーク搬送用ベルトの下方に位置し、前記水スプレーノズルから噴射された水を受けるためのドレン受けと、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の少なくとも一実施形態によれば、根菜であるワークから異常部分を効率的に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るワーク処理装置の全体構成を示す図である。
ワーク処理装置の均し機について説明するための図である。
ワークの異常部分の除去について説明するための図である。
ワークの異常部分の除去について説明するための図である。
ワークの異常部分の除去について説明するための図である。
ワークの異常部分の除去について説明するための図である。
ワークと水スプレーノズルとの距離と、除去すべき異常部分の大きさとの関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本開示の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本開示の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
【0010】
図1は、本実施形態に係るワーク処理装置1の全体構成を示す図である。
図2は、ワーク処理装置1の後述する均し機15について説明するための図である。
図3Aから図3Dは、ワーク3の異常部分5の除去について説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)
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