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公開番号
2025040683
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2023147624
出願日
2023-09-12
発明の名称
カッティングプロッタの媒体支持装置
出願人
シルエットジャパン株式会社
代理人
個人
主分類
B26D
7/20 20060101AFI20250317BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】薄い被切断媒体を確実に切断することが可能なカッティングプロッタの媒体支持装置を提供する。
【解決手段】カッティングプロッタ1に着脱可能に取付けられる支持体21と、支持体21に媒体2の移動方向と平行な方向に移動自在に支持され、通電されることにより静電吸着力が発生する静電吸着マット11とを備える。静電吸着マット11は、静電吸着力によって被切断媒体2が吸着されている状態で媒体送り機構によって駆動される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被切断媒体を往復移動させる媒体送り機構を備えたカッティングプロッタに着脱可能に取付けられる支持体と、
前記支持体に被切断媒体の移動方向と平行な方向に移動自在に支持され、通電されることにより静電吸着力が発生する静電吸着マットとを備え、
前記静電吸着マットは、前記静電吸着力によって被切断媒体が吸着されている状態で前記媒体送り機構によって駆動されるように構成されていることを特徴とするカッティングプロッタの媒体支持装置。
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【請求項2】
請求項1に記載のカッティングプロッタの媒体支持装置において、
前記カッティングプロッタと前記支持体との接続部には、凹部に凸部が嵌合することにより前記カッティングプロッタに対する前記支持体の位置を決める位置決め構造が設けられていることを特徴とするカッティングプロッタの媒体支持装置。
【請求項3】
請求項1に記載のカッティングプロッタの媒体支持装置において、
前記カッティングプロッタと前記支持体との接続部には、前記カッティングプロッタの電源部に接続されたカッティングプロッタ側の第1の接触端子と、前記静電吸着マットに電気的に接続された支持体側の第2の接触端子とが設けられ、
前記第1の接触端子と前記第2の接触端子は、前記支持体を前記カッティングプロッタに接続することにより互いに接続され、前記支持体が前記カッティングプロッタから外されることにより分離するように構成されていることを特徴とするカッティングプロッタの媒体支持装置。
【請求項4】
請求項3に記載のカッティングプロッタの媒体支持装置において、
前記静電吸着マットは、
前記支持体に移動自在に支持された基板と、
前記基板に設けられた配線パターンからなる電極パターンとを備え、
前記電極パターンは、前記静電吸着マットの移動を許容するフレキシブルケーブルによって前記第2の接触端子に電気的に接続され、
前記フレキシブルケーブルは、前記支持体の内部に収容されていることを特徴とするカッティングプロッタの媒体支持装置。
【請求項5】
請求項1~請求項4の何れか一つに記載のカッティングプロッタの媒体支持装置において、
前記カッティングプロッタにおける前記支持体が接続される部分には、被切断媒体が移動する方向とは直交する方向に開口する穴が形成され、
前記支持体における前記カッティングプロッタに接続される部分には、前記穴が開口する方向に移動自在な係合片と、前記係合片を前記穴が開口する方向の一方であって前記穴に入る方向に付勢するばね部材と、前記係合片に設けられた操作子とを備えたロック機構が設けられ、
前記係合片は、前記支持体が前記カッティングプロッタに接近する方向に移動することにより前記穴に係合し、前記操作子が操作されることにより前記穴との係合が解除されるように構成されていることを特徴とするカッティングプロッタの媒体支持装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被切断媒体を静電吸着により支持するカッティングプロッタの媒体支持装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
従来のカッティングプロッタとしては、例えば特許文献1に記載されているように、被切断媒体の厚みが薄い場合であっても被切断媒体を正しく切断できるように構成されたものがある。特許文献1に開示されたカッティングプロッタは、薄い被切断媒体を密着させて支持する被切断媒体支持シートを備え、被切断媒体と被切断媒体支持シートとからなる積層体を前後方向に送ってカッティングを行う構成が採られている。
【0003】
特許文献1には、薄い被切断媒体に切断加工を施した後に成果物部分を容易に取り外すことができるように、静電吸着式の被切断媒体支持シートが開示されている。
静電吸着式の被切断媒体支持シートは、柔軟性を有するプラスチックシートと、このプラスチックシートに設けられた静電吸着用の電極などによって構成されている。この電極に通電することによって、静電吸着力が発生し、プラスチックシートに被切断媒体が密着する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-205539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された静電吸着式の被切断媒体支持シートでは、カッティング時に送り方向の両端側が撓み、被切断媒体が被切断媒体支持シートに追従できずにめくれ上がることがあった。このように被切断媒体が被切断媒体支持シートからめくり上がると、めくり上がった部分が切断位置に移動したときにカッティングを失敗するおそれがあった。
【0006】
本発明の目的は、薄い被切断媒体を確実に切断することが可能なカッティングプロッタの媒体支持装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するために本発明に係るカッティングプロッタの媒体支持装置は、被切断媒体を往復移動させる媒体送り機構を備えたカッティングプロッタに着脱可能に取付けられる支持体と、前記支持体に被切断媒体の移動方向と平行な方向に移動自在に支持され、通電されることにより静電吸着力が発生する静電吸着マットとを備え、前記静電吸着マットは、前記静電吸着力によって被切断媒体が吸着されている状態で前記媒体送り機構によって駆動されるように構成されているものである。
【0008】
本発明は、前記カッティングプロッタの媒体支持装置において、前記カッティングプロッタと前記支持体との接続部には、凹部に凸部が嵌合することにより前記カッティングプロッタに対する前記支持体の位置を決める位置決め構造が設けられていてもよい。
【0009】
本発明は、前記カッティングプロッタの媒体支持装置において、前記カッティングプロッタと前記支持体との接続部には、前記カッティングプロッタの電源部に接続されたカッティングプロッタ側の第1の接触端子と、前記静電吸着マットに電気的に接続された支持体側の第2の接触端子とが設けられ、前記第1の接触端子と前記第2の接触端子は、前記支持体を前記カッティングプロッタに接続することにより互いに接続され、前記支持体が前記カッティングプロッタから外されることにより分離するように構成されていてもよい。
【0010】
本発明は、前記カッティングプロッタの媒体支持装置において、前記静電吸着マットは、前記支持体に移動自在に支持された基板と、前記基板に設けられた配線パターンからなる電極パターンとを備え、前記電極パターンは、前記静電吸着マットの移動を許容するフレキシブルケーブルによって前記第2の接触端子に電気的に接続され、前記フレキシブルケーブルは、前記支持体の内部に収容されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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