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公開番号2024180433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024176349,2020093912
出願日2024-10-08,2020-05-29
発明の名称シート排出装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B65H 5/38 20060101AFI20241219BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートのカールに起因する積載不良の発生を抑制する。
【解決手段】シート排出装置は、シートを挟持するニップ部を有し、前記ニップ部を介してシートを排出する排出手段(161)と、前記排出手段によって排出されたシートを支持するシート支持部(170)と、前記ニップ部から送り出されるシートの上面と対向するように設けられたガイド手段(200)と、を備える。ガイド手段は、シート排出方向におけるシートの後端が、前記ニップ部を通過した後に前記ニップ部の延長線(N)から上方に向かって離れるように移動することを規制する規制部(201a)を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
シートを挟持するニップ部を有し、前記ニップ部を介してシートを排出する排出手段と、
前記排出手段によって排出されたシートを支持するシート支持部と、
前記ニップ部から送り出されるシートの上面と対向するように設けられたガイド手段と、を備え、
前記ガイド手段は、シート排出方向におけるシートの後端が、前記ニップ部を通過した後に前記ニップ部の延長線から上方に向かって離れるように移動することを規制する規制部を有する、
ことを特徴とするシート排出装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記ガイド手段は、前記排出手段が設けられている装置本体に対して着脱可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項3】
前記ガイド手段は、前記ニップ部の延長線の上方に設けられた回動軸を中心に回動するフラグ部材であって、前記排出手段から送り出されるシートに接していない状態で前記ニップ部の延長線より下方に突出するフラグ部材をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート排出装置。
【請求項4】
前記フラグ部材は、前記シート支持部に支持されているシートと当接し、前記シート支持部に支持されているシートの量に応じて回動するように構成され、
前記フラグ部材の回動角度に応じて検知信号が変化する検知部を備える、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート排出装置。
【請求項5】
前記フラグ部材を第1のフラグ部材として、
前記ガイド手段は、前記ニップ部の延長線の上方に設けられた回動軸を中心に回動する第2のフラグ部材であって、前記排出手段から送り出されるシートに接していない状態で、前記ニップ部の延長線より下方に突出する第2のフラグ部材をさらに有し、
前記第2のフラグ部材は、前記第1のフラグ部材より前記シート排出方向の上流で、前記排出手段から送り出されるシートに接触する、
ことを特徴とする請求項4に記載のシート排出装置。
【請求項6】
前記規制部の少なくとも一部は、前記シート排出方向に垂直なシート幅方向に見て、前記ニップ部の延長線と略平行に延びている、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート排出装置。
【請求項7】
前記ガイド手段は、前記排出手段から送り出されるシートから電荷を除去する除電部材を備える、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート排出装置。
【請求項8】
前記排出手段を第1の排出手段として、
前記第1の排出手段の上方でシートを排出する第2の排出手段をさらに備え、
前記ガイド手段は、前記第2の排出手段によって排出されたシートを支持する支持面を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート排出装置。
【請求項9】
シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを排出する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート排出装置と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
前記ガイド手段は、前記排出手段及び前記画像形成装置が設けられた装置本体に対して着脱可能であり、
前記ガイド手段を前記装置本体から取り外した状態において、前記装置本体に対して、前記排出手段によって排出されたシートに処理を施すシート処理装置を装着可能である、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを排出するシート排出装置及びシートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
プリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置において、画像形成されたシートは排出ローラ等によって装置外に排出され、排出トレイ等の積載部に積載される。特許文献1には、画像形成装置の本体上面に設けられたシート積載部の上方に、両面印刷時にシートを反転させるための反転パスが内部に形成されたガイド部材であって、上面にシートを積載可能なガイド部材が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-280856号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、画像形成後のシートは、画像形成機構の構成、画像形成動作の動作設定及び環境条件等によって、シート端部が上方に向かうように湾曲した状態(以下、上カールとする)となることがある。このような上カールは、排出トレイ等に排出されたシートの積載不良の原因となる場合がある。例えば、排出されたシートのシート排出方向における後端部が、排出ローラ対の下方の壁面にもたれかかった状態となることがある。また、先行して排出されたシートの後端部によってシートの排出経路が塞がれ、後続して排出されるシートの先端部と衝突することがある。
【0005】
そこで、本発明は、シートのカールに起因する積載不良の発生を抑制可能なシート排出装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、シートを挟持するニップ部を有し、前記ニップ部を介してシートを排出する排出手段と、前記排出手段によって排出されたシートを支持するシート支持部と、前記ニップ部から送り出されるシートの上面と対向するように設けられたガイド手段と、を備え、前記ガイド手段は、シート排出方向におけるシートの後端が、前記ニップ部を通過した後に前記ニップ部の延長線から上方に向かって離れるように移動することを規制する規制部を有する、ことを特徴とするシート排出装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シートのカールに起因する積載不良の発生を抑制可能なシート排出装置及び画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る画像形成装置の概略図。
実施例1に係る排出部の斜視図。
実施例1に係る排出部から延長ガイドユニットを取り外した状態の斜視図。
実施例1に係る排出部の断面図。
実施例1に係る排出部の断面図。
延長ガイドユニット未装着状態の排出部の断面図。
シートの後端もたれを説明するための図。
シート同士の衝突を説明するための図。
実施例1に係る画像形成装置に後処理装置を装着した状態の概略図。
実施例2に係る画像形成装置の概略図。
実施例2に係る排出部の斜視図。
実施例2に係る第2排出トレイの断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための例示的な形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
以下の説明において、画像形成装置が水平面に設置された状態における鉛直方向を「上下方向」とし、画像形成装置におけるシートの搬送方向に垂直な方向(画像形成時の主走査方向)を「シート幅方向」とする。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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