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公開番号2024179956
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099306
出願日2023-06-16
発明の名称配達支援装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/083 20240101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約【課題】配達ルートを知らない作業員でも、配送車への荷物の積み込みを行うことができるようにすること。
【解決手段】配達支援装置40は、複数の荷物が積み込まれる配送車10の荷物の配達ルートを作成する制御装置43を備えている。制御装置43は、配送車10内での複数の荷物の位置情報を取得する。制御装置43は、複数の荷物の位置情報に基づいて、配送車10から荷下ろししやすい位置の荷物を、配送車10から荷下ろししにくい位置の荷物よりも先に配達先に配達できるように配達ルートを作成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の荷物が積み込まれる配送車の荷物の配達ルートを作成する制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記配送車内での前記複数の荷物の位置情報を取得することと、
前記複数の荷物の位置情報に基づいて、前記配送車から荷下ろししやすい位置の前記荷物を、前記配送車から荷下ろししにくい位置の前記荷物よりも先に配達先に配達できるように前記配達ルートを作成することと、を実行する
配達支援装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記荷物の位置情報として、前記配送車内での高さ方向の前記荷物の位置に関する情報と、前記配送車内での奥行き方向の前記荷物の位置に関する情報と、を取得する
請求項1に記載の配達支援装置。
【請求項3】
前記配達ルートを、第1配達ルートとしたとき、
前記制御装置は、
前記複数の荷物の位置情報に基づいて、前記配送車からの前記荷物の荷下ろしのしやすさを示す指標である第1指標を、前記荷物毎に算出することと、
前記複数の荷物の配達先の位置情報に基づいて、前記荷物の配達効率が最も高い配達ルートである第2配達ルートを作成することと、
前記第2配達ルートに従って前記配送車で荷物の配達を行ったと仮定した場合に前記配送車から荷下ろしされる順番を示す指標である第2指標を、前記荷物毎に算出することと、をさらに実行し、
前記第1配達ルートを作成する場合、前記第1指標と前記第2指標とに基づいて、前記第1配達ルートを作成する
請求項1又は請求項2に記載の配達支援装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記第1指標と前記第2指標とに基づいて前記第1配達ルートを作成する場合、前記第1指標が示す値と前記第2指標が示す値との和が小さい前記荷物を、前記第1指標が示す値と前記第2指標が示す値との和が大きい前記荷物よりも先に配達先に配達できるように、前記第1配達ルートを作成する
請求項3に記載の配達支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配送車による荷物の配達を支援する配達支援装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、配送対象の荷物の受取先情報に基づいて、配送車の配送ルートを設定する配達支援装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-76394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
配送車が配達先に到着すると、配達員は配送車から荷物の荷下ろしを行う。荷下ろしを効率よく行うためには、配送ルートから定まる配達の順番を考慮して複数の荷物を配送車に積み込む必要がある。配達先での荷下ろしを効率よく行えるように複数の荷物を配送車に積み込む場合には、配送ルートを把握している作業員が、荷物の積み込みを行う必要がある。言い換えると、配送ルートを把握していない作業員は、配送車に荷物を積み込む作業を行えない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための配達支援装置は、複数の荷物が積み込まれる配送車の荷物の配達ルートを作成する制御装置を備えている。前記制御装置は、前記配送車内での前記複数の荷物の位置情報を取得することと、前記複数の荷物の位置情報に基づいて、前記配送車から荷下ろししやすい位置の前記荷物を、前記配送車から荷下ろししにくい位置の前記荷物よりも先に配達先に配達できるように前記配達ルートを作成することと、を実行する。
【発明の効果】
【0006】
上記配達支援装置は、配達ルートを知らない作業員でも、配送車への荷物の積み込みを行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態の配達支援装置と、情報取得装置と、複数の配送車及び情報端末とを示す構成図である。
図2は、図1の配送車に複数の荷物が積み込まれた状態を模式的に示す斜視図である。
図3は、第1実施形態の配達支援装置において、荷物の配達ルートを作成するための処理の流れを示すシーケンス図である。
図4は、第2実施形態の配達支援装置において、荷物の配達ルートを作成するための処理の流れを示すシーケンス図である。
図5は、荷物の配達効率が最も高い配達ルートの一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
以下、配達支援装置の第1実施形態を図1から図3に従って説明する。
図1は、配達支援装置40と、情報取得装置30と、複数の配送車10と、複数の情報端末20とを図示している。
【0009】
<配送車及び情報端末>
配送車10は、配達支援装置40によって管理される車両である。配送車10は荷台11を備えている。図2に示すように、荷台11には複数の荷物DDを積載できる。
【0010】
図1に示すように、情報端末20は、配送車10に搭乗する配達員が所有する通信機器である。情報端末20は、通信ネットワーク100を介して配達支援装置40と通信できるように構成されている。情報端末20としては、例えば、スマートフォン及びタブレット端末を挙げることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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