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公開番号
2024179788
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098923
出願日
2023-06-16
発明の名称
端末装置及びプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G06F
1/04 20060101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】低温下においても安定して動作させることができるようにする。
【解決手段】端末装置(ハンディターミナル10)は、端末装置本体(ハンディターミナル本体10A)に電源を供給する電池30の温度を測定する測定部(電池温度センサ部301)と、前記端末装置本体の動作を制御するプロセッサ(CPU11)と、を備え、前記プロセッサは、互いに異なる複数の処理を並列して実行する場合であって、且つ前記測定部により測定された前記電池の温度が所定の温度以下である場合に、前記プロセッサの動作周波数を第2の周波数より低い第1の周波数以下とする制限処理を行うとともに、前記制限処理を実行中において所定の条件が満たされた場合、前記制限処理を解除し、前記プロセッサの動作周波数を前記第2の周波数に設定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
端末装置本体に電源を供給する電池の温度を測定する測定部と、
前記端末装置本体の動作を制御するプロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、互いに異なる複数の処理を並列して実行する場合であって、且つ前記測定部により測定された前記電池の温度が所定の温度以下である場合に、前記プロセッサの動作周波数を第2の周波数より低い第1の周波数以下とする制限処理を行うとともに、前記制限処理を実行中において所定の条件が満たされた場合、前記制限処理を解除し、前記プロセッサの動作周波数を前記第2の周波数に設定する端末装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記互いに異なる複数の処理を並列して実行する場合は、前記端末装置本体の起動時に、前記端末装置本体が有する複数のユニットの初期動作を並列して実行する場合である請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記端末装置本体の起動時は、前記端末装置本体の電源をオフの状態からオンの状態にするときである請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記測定部は、所定の周期で前記電池の温度を測定し、
前記所定の条件が満たされた場合は、前記測定部により測定された前記電池の温度が所定の温度よりも高い場合である請求項1に記載の端末装置。
【請求項5】
前記所定の条件が満たされた場合は、前記端末装置本体が起動してから所定の時間が経過した場合である請求項1に記載の端末装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、前記制限処理の解除後から前記端末装置本体の電源をオフするまでの間、前記所定の条件が満たされなくなった場合でも、前記プロセッサの動作周波数を前記第2の周波数のまま維持する請求項1に記載の端末装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、表示部の表示を停止するサスペンドモード実行中、且つ前記制限処理を実行中において前記所定の条件が満たされた場合、前記制限処理を解除し、前記プロセッサの動作周波数を前記第2の周波数に設定する請求項1に記載の端末装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記電池を交換可能であるホットスワップモード実行中、且つ前記制限処理を実行中において前記所定の条件が満たされた場合、前記制限処理を解除し、前記プロセッサの動作周波数を前記第2の周波数に設定する請求項1に記載の端末装置。
【請求項9】
端末装置本体に電源を供給する電池の温度を測定する測定部と、
前記端末装置本体の動作を制御するプロセッサと、
を備える端末装置の前記プロセッサに、
互いに異なる複数の処理を並列して実行する場合であって、且つ前記測定部により測定された前記電池の温度が所定の温度以下である場合に、前記プロセッサの動作周波数を第2の周波数より低い第1の周波数以下とする制限処理を行うとともに、前記制限処理を実行中において所定の条件が満たされた場合、前記制限処理を解除し、前記プロセッサの動作周波数を前記第2の周波数に設定する処理を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケットなどの店舗や倉庫等に導入され、商品管理などの業務に関する情報の入力を受け付けて管理する端末装置として、ハンディターミナルが知られている。ハンディターミナルは、例えば、管理対象の商品に付された商品識別番号などの情報が含まれるシンボル(バーコード、2次元コード)のスキャンを行うスキャナ部を有する。
ハンディターミナルは、寒冷地、冷凍室など、使用される場所の温度が低温になるケースがある。
【0003】
これに関して、特許文献1には、次の携帯端末装置が記載されている。具体的には、低温下等において当該装置に電源を供給するリチウムイオン電池等である電池の電圧降下が大きくなると電圧アラームを検出して装置を停止させる装置である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-338859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の発明のように装置を停止させる場合、低温下においてハンディターミナルの動作が不安定になるおそれがあるという問題がある。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、低温下においても安定して動作させることができる端末装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の端末装置は、
端末装置本体に電源を供給する電池の温度を測定する測定部と、
前記端末装置本体の動作を制御するプロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、互いに異なる複数の処理を並列して実行する場合であって、且つ前記測定部により測定された前記電池の温度が所定の温度以下である場合に、前記プロセッサの動作周波数を第2の周波数より低い第1の周波数以下とする制限処理を行うとともに、前記制限処理を実行中において所定の条件が満たされた場合、前記制限処理を解除し、前記プロセッサの動作周波数を前記第2の周波数に設定する。
【0008】
また、本発明のプログラムは、
端末装置本体に電源を供給する電池の温度を測定する測定部と、
前記端末装置本体の動作を制御するプロセッサと、
を備える端末装置の前記プロセッサに、
互いに異なる複数の処理を並列して実行する場合であって、且つ前記測定部により測定された前記電池の温度が所定の温度以下である場合に、前記プロセッサの動作周波数を第2の周波数より低い第1の周波数以下とする制限処理を行うとともに、前記制限処理を実行中において所定の条件が満たされた場合、前記制限処理を解除し、前記プロセッサの動作周波数を前記第2の周波数に設定する処理を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、低温下においても安定して端末装置を動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ハンディターミナルの正面の外観図である。
ハンディターミナルの背面の外観図である。
ハンディターミナルの側面の外観図である。
ハンディターミナルの機能構成を示すブロック図である。
周波数設定処理を示すフローチャートである。
変形例の周波数設定処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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