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公開番号
2024179501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098393
出願日
2023-06-15
発明の名称
車両表示システム
出願人
株式会社アイシン
代理人
Knowledge Partners弁理士法人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】カーシェア等の車両の貸し出しを行う際に、他のユーザが使用する車両が返却される前であっても、ユーザが車両の予約を行う可能性を高めるシステム。
【解決手段】ユーザの車両の使用予定に含まれる出発地を取得するユーザ使用予定取得部と、前記ユーザより前に車両を使用する少なくとも1台の他のユーザの車両の使用予定に基づく使用終了時のバッテリ充電量を取得する取得部と、前記他のユーザによる使用終了後の車両によって前記ユーザの前記出発地から走行可能な範囲である航続可能範囲を前記バッテリ充電量に基づいて取得し、表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの車両の使用予定に含まれる出発地を取得するユーザ使用予定取得部と、
前記ユーザより前に車両を使用する少なくとも1台の他のユーザの車両の使用予定に基づく使用終了時のバッテリ充電量を取得する取得部と、
前記他のユーザによる使用終了後の車両によって前記ユーザの前記出発地から走行可能な範囲である航続可能範囲を前記バッテリ充電量に基づいて取得し、表示部に表示させる表示制御部と、を備える、
車両表示システム。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記ユーザ使用予定取得部は、前記ユーザの車両の前記使用予定に含まれる使用開始時間を更に取得し、
前記取得部は、前記他のユーザの車両の前記使用予定に基づく使用終了時間を更に取得し、
前記表示制御部は、前記ユーザの車両の前記使用開始時間より前記他のユーザの車両の前記使用終了時間が早い車両における、前記バッテリ充電量に基づく前記ユーザの前記出発地からの前記航続可能範囲を表示させる、
請求項1に記載の車両表示システム。
【請求項3】
前記取得部は、
前記他のユーザの車両の現在位置と、現在の目的地と、前記現在位置から前記現在の目的地、当該現在の目的地から前記他のユーザの車両の出発地までの順に走行する場合の走行所要時間およびバッテリ消費電力量と、を取得し、
当該走行所要時間に基づいて前記使用終了時間を更新し、当該バッテリ消費電力量に基づいて前記バッテリ充電量を更新し、
前記表示制御部は、
前記ユーザの車両の前記使用開始時間より更新された前記使用終了時間が早い前記他のユーザの車両における、更新された前記バッテリ充電量に基づく前記ユーザの前記出発地からの前記航続可能範囲を表示させる、
請求項2に記載の車両表示システム。
【請求項4】
前記他のユーザの車両の前記現在の目的地が前記出発地である場合、
前記取得部は、
前記他のユーザの車両の前記現在位置から前記出発地まで走行する場合の前記走行所要時間および前記バッテリ消費電力量を取得し、
当該走行所要時間に基づいて前記使用終了時間を更新し、当該バッテリ消費電力量に基づいて前記バッテリ充電量を更新する、
請求項3に記載の車両表示システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両表示システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1および特許文献2には、車両の現在のバッテリの充電量に基づいて、当該車両の航続可能距離を算出し、算出した航続可能距離を表示部に表示させるシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-7768号公報
特開2021-169988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1および特許文献2のシステムでは、車両の現在のバッテリの充電量に基づいて航続可能距離を表示する。一方、このような技術を例えばカーシェア(またはレンタカー)等の車両の貸し出しを行うシステムに適用した場合には、予約を行うユーザは、他のユーザの車両が返却されないとバッテリの充電量を取得することができないため、他のユーザの車両の航続可能距離を把握できない。そのような場合、ユーザは、返却された際の他のユーザの車両が自身の車両の使用予定に沿う車両かがわからず、予約をし難くなるおそれがあり、ひいてはカーシェア等の稼働率が低下することになる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、カーシェア等の車両の貸し出しを行う際に、他のユーザが使用する車両が返却される前であっても、ユーザが車両の予約を行う可能性を高めるシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、車両表示システムは、ユーザの車両の使用予定に含まれる出発地を取得するユーザ使用予定取得部と、前記ユーザより前に車両を使用する少なくとも1台の他のユーザの車両の使用予定に基づく使用終了時のバッテリ充電量を取得する取得部と、前記他のユーザによる使用終了後の車両によって前記ユーザの前記出発地から走行可能な範囲である航続可能範囲を前記バッテリ充電量に基づいて取得し、表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
【0007】
すなわち、車両表示システムにおいては、ユーザより前に使用する他のユーザの車両の使用終了時のバッテリ充電量に基づいて、ユーザの出発地からの航続可能範囲を表示させる。これにより、ユーザは、他のユーザが車両を返却する前であっても、他のユーザの車両を使用した場合の、自身の出発地からの航続可能範囲を把握することができる。そして、このように、他のユーザによる車両の返却前に当該航続可能範囲を把握できることにより、ユーザは、自身の使用予定に基づいた車両の選択が可能となり、その結果、ユーザが車両を予約する可能性を高めることができる。さらに、ユーザが車両を予約する可能性を高めることができることで、カーシェアの稼働率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両表示システムのブロック図である。
使用予定情報の一例を示す図である。
車両情報の一例を示す図である。
車両表示処理の一例を示すフローチャートである。
車両情報取得処理の一例を示すフローチャートである。
航続可能範囲の表示の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)車両表示システムの構成:
(2)車両表示処理:
(3)他の実施形態:
【0010】
(1)車両表示システムの構成:
図1は、本実施形態にかかる車両表示システム10の構成を示すブロック図である。この車両表示システム10は、カーシェアやレンタカーなど車両を借りるユーザに対して、貸し出しの候補となる車両における、出発地(ユーザの出発地)からの走行可能な範囲である航続可能範囲を表示するシステムである。本実施形態においては、貸し出しの候補となる車両は、充電可能な蓄電池であるバッテリを搭載しており、バッテリが蓄積している電力を用いて駆動する電気自動車である。以下に説明する例では、カーシェアにより車両を借りる場合を想定する。
(【0011】以降は省略されています)
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