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公開番号2024178381
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2024166008,2022132881
出願日2024-09-25,2018-05-02
発明の名称カートリッジのストッパへの電子機器の一体化
出願人サノフイ,SANOFI
代理人個人,個人
主分類A61M 5/315 20060101AFI20241217BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】薬物送達デバイスを提供する。
【解決手段】薬物送達デバイスであって、該薬物送達デバイスは、ハウジングと、ハウジング内に配設されたプランジャ860を含み、プランジャ860は、薬剤容器801がハウジング内にあるときに、薬剤容器801から薬剤80を投薬するために、薬剤容器801内でストッパ802と係合し、薬剤容器801に対して遠位方向にストッパ802を押すように構成され、ハウジング内に配設された電子機器806は、薬剤容器801内のストッパ802の少なくとも一部分を介して遠位方向に信号を送信し、ストッパ802の少なくとも一部分を介して、送信された信号の近位方向の反射を受信し、送信信号について受信された反射を表すデータに基づいて、薬物送達デバイスの1つまたは複数の状態を判定する。
【選択図】図8A
特許請求の範囲【請求項1】
医療カートリッジ(114、600)内に配設されるように構成されたストッパ(108、200、700)であって:
医療カートリッジ(114、600)内に嵌るようなサイズおよび形状の空洞(758)および外面を画成するシェル(202、702)であって、プランジャ(760)によって医療カートリッジ(114、600)内へ前進させられて、医療カートリッジ(114、600)内に収容されている物質(70)に圧力を印加するように構成されたシェルと;
空洞内へ挿入されるように構成されたインサート(204、710)であって、感知信号を生成するように構成されたセンサ(1079、1307)を有する電子デバイス(706)を含むインサートとを含み;
ここで、シェル(202、302、702)は、感知信号(770)を通すように構成され、
センサ(1079、1307)は、医療カートリッジ内のストッパの位置に応答するように構成される、前記ストッパ。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
感知信号(770)は、電磁信号または音響信号である、請求項1に記載のストッパ。
【請求項3】
電子デバイス(706)は、外部電子デバイスと通信するように構成される、請求項1または2に記載のストッパ。
【請求項4】
電子デバイス(706)は、外部電子デバイス(1080)と通信するように構成された無線トランシーバ(1078)を含む、請求項3に記載のストッパ。
【請求項5】
無線トランシーバ(1078)は、センサ(1079、1307)によって取得されたデータを外部電子デバイス(1080)へ送信するように構成される、請求項4に記載のストッパ。
【請求項6】
電子デバイス(706)は、ストッパ(108、200、700)に印加された力(799、899)によって起動されるように構成される、請求項1~5のいずれか1項に記載のストッパ。
【請求項7】
電子デバイス(706)は、温度の変化を感知したときまたは温度閾値に到達したときに電子デバイス(806)を起動するように構成された温度感知素子を含む、請求項1~6のいずれか1項に記載のストッパ。
【請求項8】
電子デバイス(706)は、エネルギー源(1071、1172、1273)を含む、請求項1~7のいずれか1項に記載のストッパ。
【請求項9】
エネルギー源は、容量性電子回路(1071)を有する無線充電モジュールを含む、請求項8に記載のストッパ。
【請求項10】
エネルギー源は、ストッパ(108、200、700)に印加された力(799、899)から電気エネルギーを生成するように構成された圧電素子(1172)を含む、請求項8に記載のストッパ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本説明は、薬剤を放出するように構成された医療デバイス向けの装置に関し、より詳細には、注射デバイスのカートリッジ内で薬剤を前進させるストッパに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
薬剤の注射による治療を必要とする様々な疾病が存在する。そのような注射は、医療従事者または患者自身によって適用される注射デバイスを使用して実行することができる。一例として、1型および2型の糖尿病は、たとえば1日1回または数回の薬物用量の注射によって、患者自身が治療することができる。たとえば、充填済みの使い捨て薬物ペンまたは自動注射器を、注射デバイスとして使用することができる。別法として、再利用可能なペンまたは自動注射器を使用することもできる。再利用可能なペンまたは自動注射器は、空の薬剤カートリッジを新しいものに交換することを可能にする。いずれのタイプのペンまたは自動注射器にも1組の使い捨て針が付属しており、これらの針は使用前に毎回交換される。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
例示的な実施形態は、医療カートリッジ内に配設されるように構成されたストッパであり、ストッパは、医療カートリッジ内に嵌るようなサイズおよび形状の空洞および外面を画成するシェルと、空洞内へ挿入されるように構成されたインサートとを含む。インサートは、感知信号を生成するように構成されたセンサを有する電子デバイスを含む。シェルは、プランジャによって医療カートリッジ内へ前進させられて、医療カートリッジ内に収容されている物質に圧力を印加するように構成される。シェルは、シェルの材料に感知信号を通すように構成され、センサは、医療カートリッジ内のストッパの位置に応答するように構成される。
【0004】
いくつかの実施形態では、インサートは、インサートが空洞内へ挿入されたときに空洞を密閉するように構成されたキャップ部材を含み、キャップ部材は、プランジャからの駆動力を受けて、医療カートリッジ内でストッパを前進させるように構成される。
【0005】
いくつかの実施形態では、インサートは、スナップ機能、接着、溶接、超音波溶接、または熱溶接のうちの1つまたはそれ以上を使用して、シェルに固定されるように構成される。
【0006】
いくつかの実施形態では、シェルは、加熱滅菌することができる材料から構築される。
【0007】
いくつかの実施形態では、インサートは、嵌合機能を含むプランジャの遠位端であり、空洞は、プランジャの遠位端がストッパのシェルの空洞内へ挿入されたときにインサートをシェルに固定するように構成された対応する嵌合機能を含む。いくつかの実施形態では、空洞は、シェル内で電子デバイスの向きおよび位置を決めるように配置された案内機能を含む。
【0008】
いくつかの実施形態では、シェルは、実質的に剛性の材料から作られた剛性シェルである。いくつかの実施形態では、ストッパは、外面の周りに配設された封止部材を含み、封止部材は、ストッパが医療カートリッジ内に配設されたときに外面と医療カートリッジの内面との間に封止を形成するように配置される。
【0009】
いくつかの実施形態では、シェルは、実質的に柔軟な材料から作られた軟性シェルである。いくつかの実施形態では、軟性シェルの外面は、外面から径方向に延びる封止突起を画成し、封止突起は、ストッパが医療カートリッジ内に配設されたときに外面と医療カートリッジの内面との間に封止を形成するように配置される。
【0010】
いくつかの実施形態では、感知信号は、電磁信号または音響信号である。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、外部電子デバイスと通信するように構成される。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、外部電子デバイスと通信するように構成された無線トランシーバを含む。いくつかの実施形態では、無線トランシーバは、センサによって取得されたデータを外部電子デバイスへ送信するように構成される。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ストッパに印加された力によって起動されるように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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