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公開番号
2025091113
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206162
出願日
2023-12-06
発明の名称
咽喉マイク
出願人
学校法人光産業創成大学院大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04R
1/14 20060101AFI20250611BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】使用者の体の動きによる影響を受けにくい咽喉マイクを提供する。
【解決手段】使用者の首に巻いて使用され、当該使用者の喉元で生じる振動を電気信号に変換して出力する咽喉マイクであって、前記使用者の首に巻き付け可能な帯状部材と、前記帯状部材に、厚み方向を合わせるようにして取り付けられた平板部材と、前記平板部材における内向きの面板部に貼り付けられたシート状の圧電センサとを備え、前記帯状部材を前記使用者の首に巻き付けると、前記平板部材が前記圧電センサを前記使用者の首に押し当てることによって、前記圧電センサのセンサ面が前記使用者の皮膚に密着される咽喉マイク。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
使用者の首に巻いて使用され、当該使用者の喉元で生じる振動を電気信号に変換して出力する咽喉マイクであって、
前記使用者の首に巻き付け可能な帯状部材と、
前記帯状部材に、厚み方向を合わせるようにして取り付けられた平板部材と、
前記平板部材における内向きの面板部に貼り付けられたシート状の圧電センサとを備え、
前記帯状部材を前記使用者の首に巻き付けると、前記平板部材が前記圧電センサを前記使用者の首に押し当てることによって、前記圧電センサのセンサ面が前記使用者の皮膚に密着される咽喉マイク。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記圧電センサが多孔性高分子フィルムを用いて構成したものである請求項1に記載の咽喉マイク。
【請求項3】
前記厚み方向から視て、前記平板部材の面積が前記圧電センサの面積よりも大きく、前記圧電センサにおける前記センサ面とは反対側の貼り付け面の全体が、前記平板部材の面板部に貼り付けられている請求項1に記載の咽喉マイク。
【請求項4】
前記帯状部材を締める締め付け機構をさらに備える請求項1に記載の咽喉マイク。
【請求項5】
前記圧電センサの前記センサ面を覆うことなく側周面を覆う風防部材をさらに備える請求項1に記載の咽喉マイク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用者の喉元に取り付けて使用され、当該使用者の喉元で生じる振動を電気信号に変換して出力する咽喉マイクに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば咽頭摘出術等を受けたことにより声が出しづらい障害者の発声を補助するための器具として、喉元に取り付けて使用される咽喉マイクが知られている(例えば特許文献1)。咽喉マイクは、使用者の喉元で生じる振動を圧電センサによりセンシングし、これを電気信号に変換して出力するものである。この咽喉マイクによれば、空気振動から音声を拾う通常のマイクとは異なり、使用者の喉元の振動から音声を直接拾うことができるので、微小な声であっても通常のマイクに比べて感度よく収音することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3192443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで従来の咽喉マイクでは、特許文献1に示すような、使用者の首にかけて使用される首掛けタイプのものが多い。概してこのタイプのものは、両端に圧電センサが取り付けられたU字型のネックバンドを用いており、ネックバンドを首にかけることで、圧電センサが使用者の喉元に押し当てられるように構成されている。しかしながらこのタイプのものは、使用者の喉元への圧電センサのフィット感が悪く、例えば使用者が首を横に振る等して体を動かすと圧電センサの位置がずれ、皮膚との間の摩擦で摩擦音(ずり音とも呼ばれる)が生じてしまうという問題がある。
【0005】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、使用者の体の動きによる影響を受けにくい咽喉マイクを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち本発明に係る咽喉マイクは、使用者の首に巻いて使用され、当該使用者の喉元で生じる振動を電気信号に変換して出力する咽喉マイクであって、前記使用者の首に巻き付け可能な帯状部材と、前記帯状部材に、厚み方向を合わせるようにして取り付けられた平板部材と、前記平板部材における内向きの面板部に貼り付けられたシート状の圧電センサとを備え、前記帯状部材を前記使用者の首に巻き付けると、前記平板部材が前記圧電センサを前記使用者の首に押し当てることによって、前記圧電センサのセンサ面が前記使用者の皮膚に密着されることを特徴とする。
【0007】
このようなものであれば、帯状部材を使用者の首に巻き付けると、平板部材が圧電センサを使用者の首に押し当てることによって、圧電センサのセンサ面が使用者の皮膚に密着されるように構成されているので、使用者が首を横に振る等して体を動かしても圧電センサの位置がずれず、皮膚との間で生じる摩擦音を低減できる。
さらに、シート状の圧電センサを硬い平板部材に貼り付け、この平板部材により圧電センサのセンサ面を皮膚に押し当てるようにしているので、使用者が体を動かしても圧電センサの曲げやねじれを抑えることができ、雑音の発生を抑えられる。
【0008】
前記咽喉マイクの具体的態様としては、前記圧電センサが多孔性高分子フィルムを用いて構成されているものが挙げられる。
【0009】
前記咽喉マイクは、前記厚み方向から視て、前記平板部材の面積が前記圧電センサの面積よりも大きく、前記圧電センサにおける前記センサ面とは反対側の貼り付け面の全体が、前記平板部材の面板部に貼り付けられているのが好ましい。
このようにすれば、使用者が体を動かした際の圧電センサの曲げやねじれをより効果的に抑えることができ、雑音の発生をより一層抑えることができる。
【0010】
また前記咽喉マイクは、前記帯状部材を締める締め付け機構をさらに備えるのが好ましい。
このようにすれば、使用者の首に帯状部材を巻き、これを締め付け機構で締め付けることで、帯状部材を使用者の首にフィットさせることができる。これにより、圧電センサと皮膚との間で生じる摩擦音をより一層低減できる。
(【0011】以降は省略されています)
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