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公開番号
2024177984
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096436
出願日
2023-06-12
発明の名称
シャープペンシル
出願人
株式会社パイロットコーポレーション
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B43K
21/00 20060101AFI20241217BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】1回の回転動作でキャップを取り外すことが可能なシャープペンシルを提供する。
【解決手段】シャープペンシル10は、筆記芯80を収容可能な芯収容部40と、芯収容部40に取り付けられるとともに付属具15を保持する保持部材50と、保持部材50に取り付けられた操作体60と、を備え、操作体60は、係合溝61を有し、保持部材50は、係合溝61に係合可能な係合突起53を有し、係合突起53が係合溝61の一端部62に位置するときに操作体60が芯収容部40に対して後方に移動すると、係合突起53が係合溝61に係合したまま、保持部材50及び操作体60が芯収容部40から外れ、係合突起53が係合溝61の他端部63に位置するときに操作体60が芯収容部40に対して後方に移動すると、係合突起53が係合溝61から外れて、操作体60が保持部材50から外れる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筆記芯を収容可能な芯収容部と、
前記芯収容部に取り付けられるとともに付属具を保持する保持部材と、
前記保持部材に取り付けられた操作体と、を備え、
前記操作体は、係合溝を有し、
前記保持部材は、前記係合溝に係合可能な係合突起を有し、
前記係合突起が前記係合溝の一端部に位置するときに前記操作体が前記芯収容部に対して後方に移動すると、前記係合突起が前記係合溝に係合したまま、前記保持部材及び前記操作体が前記芯収容部から外れ、
前記係合突起が前記係合溝の他端部に位置するときに前記操作体が前記芯収容部に対して後方に移動すると、前記係合突起が前記係合溝から外れて、前記操作体が前記保持部材から外れる、シャープペンシル。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記係合溝は周方向に延びる、請求項1に記載のシャープペンシル。
【請求項3】
前記係合溝は、前記係合突起が中心軸線周りに20度以上70度以下の角度範囲で移動可能に構成されている、請求項1に記載のシャープペンシル。
【請求項4】
前記操作体は、前記操作体を前記保持部材に取り付ける際に前記係合突起を前記係合溝へ向けてガイドするガイド部を有する、請求項1に記載のシャープペンシル。
【請求項5】
前記ガイド部は、後方に向かうにつれて周方向の一方側へ向かうように軸方向及び周方向の両方に対して傾斜した方向へ延びる第1斜面66と、後方に向かうにつれて周方向の他方側へ向かうように軸方向及び周方向の両方に対して傾斜した方向へ延びる第2斜面と、を含む、請求項4に記載のシャープペンシル。
【請求項6】
前記係合突起が前記係合溝の前記一端部に位置するときに、前記操作体の前記保持部材に対する回転を規制する回転規制部を有する、請求項1に記載のシャープペンシル。
【請求項7】
前記回転規制部は、前記操作体に設けられた規制溝と、前記保持部材に設けられた規制突起とを含む、請求項6に記載のシャープペンシル。
【請求項8】
前記保持部材は、前記規制突起を含む弾性変形部を有する、請求項7に記載のシャープペンシル。
【請求項9】
前記芯収容部を収容する軸筒を有し、
前記軸筒は軸方向に延びる軸筒側溝を有し、
前記保持部材は、前記軸筒側溝内で軸方向にスライド可能に構成されたスライド突起を有する、請求項1に記載のシャープペンシル。
【請求項10】
前記操作体は、径方向の外側へ向けて突出した転がり止め部を有する、請求項1に記載のシャープペンシル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャープペンシルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、後方部分に消しゴム等の付属具が取り付けられたシャープペンシルが知られている。付属具が汚れることを防ぐために、シャープペンシルの後端には、付属具を覆うキャップが取り付けられている。このようなシャープペンシルでは、まずキャップを取り外し、その後付属具を取り外すことにより、筆記芯を補充することが可能になる。
【0003】
特許文献1には、芯タンクの後端に取り付けられるとともに付属具を保持する付属具保持部材を備えたシャープペンシルが開示されている。このシャープペンシルでは、キャップは、付属具保持部材の後端にネジ結合により取り付けられている。このシャープペンシルでは、キャップを軸筒に対して後方に引っ張ることにより、付属具保持部材とキャップとがまとめて芯タンクから取り外され、これにより筆記芯の補充を行うことが可能になっている。また、キャップを軸筒に対して中心軸線周りに回転させて、キャップと付属具保持部材との間のネジ結合を緩めることにより、キャップを付属具保持部材から取り外すことができる。この状態において、消しゴムである付属具が使用可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-151051号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のように、特許文献1に開示されたシャープペンシルでは、キャップが付属具保持部材にネジ結合により取り付けられている。この場合、キャップを付属具保持部材から取り外す際に、キャップを持ち替えて複数回にわたってキャップを回転させることが必要になることがある。
【0006】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、1回の回転動作でキャップを取り外すことが可能なシャープペンシルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のシャープペンシルは、
[1]筆記芯を収容可能な芯収容部と、
前記芯収容部に取り付けられるとともに付属具を保持する保持部材と、
前記保持部材に取り付けられた操作体と、を備え、
前記操作体は、係合溝を有し、
前記保持部材は、前記係合溝に係合可能な係合突起を有し、
前記係合突起が前記係合溝の一端部に位置するときに前記操作体が前記芯収容部に対して後方に移動すると、前記係合突起が前記係合溝に係合したまま、前記保持部材及び前記操作体が前記芯収容部から外れ、
前記係合突起が前記係合溝の他端部に位置するときに前記操作体が前記芯収容部に対して後方に移動すると、前記係合突起が前記係合溝から外れて、前記操作体が前記保持部材から外れる、シャープペンシル、である。
【0008】
本発明のシャープペンシルは、
[2]前記係合溝は周方向に延びる、[1]に記載のシャープペンシル、である。
【0009】
本発明のシャープペンシルは、
[3]前記係合溝は、前記係合突起が中心軸線周りに20度以上70度以下の角度範囲で移動可能に構成されている、[1]又は[2]に記載のシャープペンシル、である。
【0010】
本発明のシャープペンシルは、
[4]前記操作体は、前記操作体を前記保持部材に取り付ける際に前記係合突起を前記係合溝へ向けてガイドするガイド部を有する、[1]~[3]のいずれか1つに記載のシャープペンシル、である。
(【0011】以降は省略されています)
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