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公開番号
2024177920
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096330
出願日
2023-06-12
発明の名称
雌型接続端子
出願人
株式会社デルタプラス
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/11 20060101AFI20241217BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】雄型端子からのこじり力の発生を規制し、安定した電気的接続性能を維持する。
【解決手段】相手側の平刃状の雄型端子11と電気的に接続する箱形の接続部12aを有し、接続部12aの下面12c及び上面12d、12eからそれぞれ内方に向けて折曲した下側規制片12h及び上側規制片とを長手方向に沿って2列ずつ配置され、下側規制片12h同士及び上側規制片12i同士のそれぞれの短手方向の間隙は雄型端子11の幅よりも小さくされている。また、下側規制片12hと上側規制片12iとの上下方向の間隙を雄型端子11が通過し得る大きさとされ、下面12cに設けた下側規制片12i同士の間に、弾性力を有し上方に湾曲したばね板14が配置され、ばね板14の頂部の高さは下側規制片12hの高さよりも大きくされている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
相手側の平刃状の雄型接続端子と電気的に接続する略箱状の接続部を有する雌型接続端子であって、
前記接続部の第1面及び該第1面と対向する第2面からそれぞれ内方に向けて折曲した第1規制片及び第2規制片とを長手方向に沿って2列ずつ配置し、前記第1規制片と前記第2規制片との間隙を前記雄型端子が通過する大きさとし、前記第1規制片同士及び前記第2規制片同士のそれぞれの短手方向の間隙を前記雄型接続端子の幅よりも狭くし、前記第1規制片同士の間に、弾性力を有し湾曲したばね板を長手方向に沿って配置し、該ばね板の頂部の高さは前記第1規制片の高さよりも大きくしたことを特徴とする雌型接続端子。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記雄型接続端子からの押圧力により、前記ばね板が変形すると、前記雄型接続端子は前記第1規制片の縁部に当接し、前記ばね板のそれ以上の変形が規制されることを特徴とする請求項1に記載の雌型接続端子。
【請求項3】
前記接続部の入口部に、前記第1面の前端から内側に折曲した第1案内片と、前記第2面の前端から内側に折曲し前記第1案内片と対向する第2案内片とを備え、前記第1案内片と前記第2案内片との間隙は前記雄型接続端子が通過する大きさとしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の雌型接続端子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電線同士を接続するために、雄型接続端子に対応して使用する雌型接続端子に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、電線同士を接続するために一対の雄型接続端子と雌型接続端子が用いられている。例えば、図8の縦断面図に示すように、挿込用の雄型端子1と受け用の雌型端子2から成り、雄型端子1の一部が、雌型端子2の接続部3内に挿入されることにより電気的な接続がなされる。
【0003】
この従来例においては、雄型端子1は平刃状の挿込端子であり、雌型端子2は接続部3の内部に、一体又は別体のばね板4を備え、ばね板4と、このばね板4の上方に位置して対向する固定部5とによって雄型端子1を弾性的に挟着して、電線同士の電気的な接続を行っている。
【0004】
小型の雌型接続端子においては、複数個ずつの雄型端子1と雌型端子2とをそれぞれハウジングに内蔵し、ハウジング同士を嵌合して、多数組の接続端子1、2同士を同時に接続することが行われている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、複数個の接続端子をハウジングにそれぞれ収容して、ハウジング同士の嵌合により同時に複数組の接続端子同士を接続することは、小型の接続端子においては好適に行われている。
【0006】
しかし、複数個の接続端子をハウジングに組み込んで使用することが適しないこともあり、雄型端子1と雌型端子2とを個々に手作業による嵌合によって、接続することもある。
【0007】
この場合に、手作業による個人差もあって、接続端子同士には常に一定の方向に一定の力が加えられるとは限らない。人為的な無理やりの挿入などにより、雄型端子1から加えられる不均衡なこじり力によって、例えば雌型端子2のばね板5を永久変形させたりすることもあり、電気的接続性能を劣化させることがある。
【0008】
本発明の目的は、上述の課題を解消し、雄型接続端子からのこじり力の発生を防止し、安定した電気的接続性能を維持できる雌型接続端子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明に係る雌型接続端子は、相手側の平刃状の雄型接続端子と電気的に接続する略箱状の接続部を有する雌型接続端子であって、 前記接続部の第1面及び該第1面と対向する第2面からそれぞれ内方に向けて折曲した第1規制片及び第2規制片とを長手方向に沿って2列ずつ配置し、前記第1規制片と前記第2規制片との間隙を前記雄型端子が通過する大きさとし、前記第1規制片同士及び前記第2規制片同士のそれぞれの短手方向の間隙を前記雄型接続端子の幅よりも狭くし、前記第1規制片同士の間に、弾性力を有し湾曲したばね板を長手方向に沿って配置し、該ばね板の頂部の高さは前記第1規制片の高さよりも大きくしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る雌型接続端子は、接続部の空間内に、間隙を隔てて2列ずつの規制片を長手方向に形成して、雄型接続端子の不自然な姿勢による挿入を防止する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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