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公開番号2024177413
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2024174531,2022122016
出願日2024-10-03,2022-07-29
発明の名称撮像装置及びその制御方法、プログラム及び記憶媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/63 20230101AFI20241212BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 撮像装置において、複数の異なる特定の状態をそれぞれ示す表示を、それぞれの状態を容易に区別できるように表示すること。
【解決手段】 撮像手段で撮像された画像を取得する取得手段と、画像を表示手段に表示するように制御する表示制御手段と、を有する撮像装置であって、当該撮像装置を含む複数の撮像装置の中から当該撮像装置が選択されたことを示す第1の表示の表示形態と、予め決められた特定の焦点状態を示す第2の表示の表示形態の少なくともいずれか一方を変更する変更手段を備え、変更手段は、画像に第1の表示と第2の表示を重畳させない場合の第1の表示の表示形態と第2の表示の表示形態に対して、画像に第1の表示と第2の表示とを重畳させる場合に、第1の表示の表示形態と第2の表示の表示形態とが互いに異なる表示形態となるように、第1の表示の表示形態と第2の表示の表示形態の少なくともいずれか一方を変更する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
撮像手段で撮像された画像を取得する取得手段と、前記画像を表示手段に表示するように制御する表示制御手段と、を有する撮像装置であって、
当該撮像装置を含む複数の撮像装置の中から当該撮像装置が選択されたことを示す第1の表示の表示形態と、予め決められた特定の焦点状態を示す第2の表示の表示形態の少なくともいずれか一方を変更する変更手段を備え、
前記変更手段は、前記画像に前記第1の表示と前記第2の表示を重畳させない場合の前記第1の表示の表示形態と前記第2の表示の表示形態に対して、前記画像に前記第1の表示と前記第2の表示とを重畳させる場合に、前記第1の表示の表示形態と前記第2の表示の表示形態とが互いに異なる表示形態となるように、前記第1の表示の表示形態と前記第2の表示の表示形態の少なくともいずれか一方を変更することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記第1の表示は、外部装置からタリー信号を受信している状態を示す表示であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1の表示の表示形態は、画面を囲う表示と、前記画面の一辺でのバー表示を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記画面を囲う表示と、前記画面の一辺でのバー表示は、前記表示手段の端部に沿って表示されることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第2の表示は、フォーカス位置が、予め登録したフォーカス位置に対して所定範囲内に入ったことを示す表示であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第2の表示の表示形態は、画面を囲う表示を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第1の表示の表示形態は、複数の表示形態のうち、いずれかを選択可能であり、
前記変更手段は、前記第2の表示の表示形態と、選択された前記第1の表示の表示形態とが、同じ表示形態である場合に、互いに異なる表示形態となるように、前記第1の表示の表示形態と前記第2の表示の表示形態の少なくともいずれか一方を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第2の表示の表示形態は、固定であり、
前記変更手段は、前記第2の表示の表示形態と、選択された前記第1の表示の表示形態とが、同じ表示形態である場合に、互いに異なる表示形態となるように、前記第1の表示の表示形態を変更することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記第2の表示として第2の表示アイテムを表示する表示モードにおいて、前記第1の表示として第1の表示アイテムを合わせて表示する場合に、前記変更手段は、前記第1の表示の表示形態を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第2の表示アイテムを表示する表示モードにおいて前記第1の表示アイテムを合わせて表示する場合に、前記第1の表示の表示形態では、前記特定の撮影状態を示すテキストを表示することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置及びその制御方法、プログラム及び記憶媒体に関し、撮像装置における状態を表示する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
フォーカス位置をビューファインダー上に表示することで、ビューファインダーから目を離すことなくフォーカス位置を確認できるカメラが存在する。また、予め所定のフォーカス位置を登録しておき、登録した位置に合焦したときに、合焦したことをユーザーに通知する構成が存在する。この表示は、ビューファインダー上に表示される画面を囲う枠を表示することによって行われることがある。このような枠による表示によって、ユーザーはVFの一点を注視せずとも、登録したフォーカス位置に合焦したことを知ることができる。このような枠表示は、合焦を知らせる目的以外にも用いられる。例えば、タリー信号の入力を通知するためにそのような枠を表示するカメラが存在する。
【0003】
特許文献1には、アイコン同士が重なる場合に、アイコンを縮小することで重なりを回避する方法が開示されている。特許文献2には、被写体にアイコンが重なる場合に、アイコンを移動することで重なりを回避する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5534856号公報
特開2013-85178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記構成において、画面を囲う枠表示を、登録したフォーカス位置に合焦したことを通知する目的だけでなく、タリー信号の入力を通知する目的でも使用する場合がある。このような場合、双方の枠表示が重なるため、ユーザーは枠表示が登録したフォーカス位置への合焦を示しているのか、タリー信号の入力を示しているのかを区別することが困難になる。
【0006】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、撮像装置において、複数の異なる特定の状態をそれぞれ示す表示を、それぞれの状態を容易に区別できるように表示することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像手段で撮像された画像を取得する取得手段と、前記画像を表示手段に表示するように制御する表示制御手段と、を有する撮像装置であって、当該撮像装置を含む複数の撮像装置の中から当該撮像装置が選択されたことを示す第1の表示の表示形態と、予め決められた特定の焦点状態を示す第2の表示の表示形態の少なくともいずれか一方を変更する変更手段を備え、前記変更手段は、前記画像に前記第1の表示と前記第2の表示を重畳させない場合の前記第1の表示の表示形態と前記第2の表示の表示形態に対して、前記画像に前記第1の表示と前記第2の表示とを重畳させる場合に、前記第1の表示の表示形態と前記第2の表示の表示形態とが互いに異なる表示形態となるように、前記第1の表示の表示形態と前記第2の表示の表示形態の少なくともいずれか一方を変更する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像装置において、複数の異なる特定の状態をそれぞれ示す表示を、それぞれの状態を容易に区別できるように表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態にかかるビデオカメラの機能構成を示すブロック図。
実施形態における表示制御処理を示すフローチャート。
実施形態におけるタリー表示設定処理を示すフローチャート。
実施形態におけるフォーカスポジション強調表示設定処理を示すフローチャート。
実施形態における表示画面例を示す図。
実施形態における表示画面例を示す図。
実施形態における表示画面例を示す図。
実施形態における表示画面例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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