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公開番号2024177310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2024172893,2022509297
出願日2024-10-02,2021-01-14
発明の名称情報提供装置、情報提供方法及び情報提供用プログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人
主分類G01C 21/34 20060101AFI20241212BHJP(測定;試験)
要約【課題】主として音声又は音による案内であっても、提供すべき案内情報をより判り易く提供することが可能な情報提供装置等を提供する。
【解決手段】経路の探索に当たり、目的地の情報と、案内を受ける者の好みに沿った属性を有し且つ目的地の位置から所定範囲内に存在する対応地物の情報を取得し(ステップS25、S27)、取得された目的地の情報及び対応地物の情報に基づいて、対応地物と関連付けた目的地の案内を音声により行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
経路に沿ってユーザを案内する際の案内地の候補となる候補地が、前記経路の探索時において複数探索された場合に、前記ユーザの好みに沿った属性を有し且つ各前記候補地の位置から所定範囲内に存在する対応地物をそれぞれ示す対応地物情報を当該探索時に複数取得する取得手段と、
前記探索時において、各前記取得された対応地物情報に基づき、複数の前記候補地の中から前記案内地を決定し、当該決定された前記案内地の案内情報を音により前記ユーザに提供する提供手段と、
を備え、
前記案内地は前記ユーザによって選択されて決定されることを特徴とする情報提供装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報提供装置において、
前記案内地は前記経路の目的地又は当該経路上の経由地であることを特徴とする情報提供装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記提供手段は、複数の前記候補地の提示に対する前記ユーザからの回答から取得された前記案内地を、前記経路の案内に用いる当該案内地として決定することを特徴とする情報提供装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報提供装置において、
前記提供手段は、前記案内地の決定に用いられた前記対応地物の名称を少なくとも含む前記案内情報を前記音により提供することを特徴とする情報提供装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報提供装置において、
前記提供手段は、前記案内地の決定に用いられた前記対応地物の位置から見た当該案内地の方角を示す方角情報を少なくとも含む前記案内情報を前記音により提供することを特徴とする情報提供装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報提供装置において、
前記提供手段は、前記案内地の決定に用いられた前記対応地物と当該案内地との間の距離を示す距離情報を少なくとも含む前記案内情報を前記音により提供することを特徴とする情報提供装置。
【請求項7】
経路に沿ってユーザを案内する際の案内地の候補となる候補地が、前記経路の探索時において複数探索された場合に、前記ユーザが過去に移動した対応地物であって各前記候補地の位置から所定範囲内に存在する対応地物をそれぞれ示す対応地物情報を当該探索時に複数取得する取得手段と、
前記探索時において、各前記取得された対応地物情報に基づき、複数の前記候補地の中から前記案内地を決定し、当該決定された前記案内地の案内情報を音により前記ユーザに提供する提供手段と、
を備え、
前記案内地は前記ユーザによって選択されて決定されることを特徴とする情報提供装置。
【請求項8】
取得手段と、提供手段と、を備える情報提供装置において実行される情報提供方法であって、
経路に沿ってユーザを案内する際の案内地の候補となる候補地が、前記経路の探索時において複数探索された場合に、前記ユーザの好みに沿った属性を有し且つ各前記候補地の位置から所定範囲内に存在する対応地物をそれぞれ示す対応地物情報を当該探索時に前記取得手段により複数取得する取得工程と、
前記探索時において、各前記取得された対応地物情報に基づき、複数の前記候補地の中から前記案内地を前記提供手段により決定し、当該決定された前記案内地の案内情報を音により前記ユーザに前記提供手段により提供する提供工程と、
を含み、
前記案内地は前記ユーザによって選択されて決定されることを特徴とする情報提供方法。
【請求項9】
コンピュータを、
経路に沿ってユーザを案内する際の案内地の候補となる候補地が、前記経路の探索時において複数探索された場合に、前記ユーザの好みに沿った属性を有し且つ各前記候補地の位置から所定範囲内に存在する対応地物をそれぞれ示す対応地物情報を当該探索時に複数取得する取得手段、及び、
前記探索時において、各前記取得された対応地物情報に基づき、複数の前記候補地の中から前記案内地を決定し、当該決定された前記案内地の案内情報を音により前記ユーザに提供する提供手段、
として機能させる情報提供用プログラムであって、
前記案内地は前記ユーザによって選択されて決定されることを特徴とする情報提供用プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、情報提供装置、情報提供方法及び情報提供用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、車両等の移動体の移動に関する情報を提供する情報提供装置及び情報提供方法並びに当該情報提供装置用のプログラムの技術分野に属する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
上記移動体の移動に関する情報を提供するナビゲーション装置として、近年、従来から一般化している移動体搭載型のナビゲーション装置に加えて、例えばスマートフォン等の携帯型端末装置を活用したナビゲーションシステムに関する研究/開発が活発化している。
【0003】
このとき、上記携帯型端末装置を活用する場合、それに備えられているディスプレイの大きさの制限等に起因して、案内音声を含む音を用いた案内が重要となってくる。このような背景に対応した先行技術を開示した文献としては、例えば下記特許文献1が挙げられる。この特許文献1に開示されている先行技術では、目的地設定地点の付近の情報を音声出力し、意図通りの地点であるかを確認させる構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4822575号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上述したような案内音声を主として用いた案内においては、従来の画像を併用した案内に比べて、案内を受ける者が例えば目的地等の案内地の位置をより判り易く(又は、よりイメージし易く)案内することが求められるが、この点については、上記特許文献1に開示されている先行技術では考慮されていない。よって、当該先行技術では、上記の要請に対応することができない。
【0006】
そこで本願は、上記の要請に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、主として音声又は音による案内であっても、提供すべき案内情報をより判り易く提供することが可能な情報提供装置及び情報提供方法並びに当該情報提供装置用のプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、経路に沿ってユーザを案内する際の案内地の候補となる候補地が、前記経路の探索時において複数探索された場合に、前記ユーザの好みに沿った属性を有し且つ各前記候補地の位置から所定範囲内に存在する対応地物をそれぞれ示す対応地物情報を当該探索時に複数取得する取得手段と、前記探索時において、各前記取得された対応地物情報に基づき、複数の前記候補地の中から前記案内地を決定し、当該決定された前記案内地の案内情報を音により前記ユーザに提供する提供手段と、を備え、前記案内地は前記ユーザによって選択されて決定されるように構成される。
【0008】
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、経路に沿ってユーザを案内する際の案内地の候補となる候補地が、前記経路の探索時において複数探索された場合に、前記ユーザが過去に移動した対応地物であって各前記候補地の位置から所定範囲内に存在する対応地物をそれぞれ示す対応地物情報を当該探索時に複数取得する取得手段と、前記探索時において、各前記取得された対応地物情報に基づき、複数の前記候補地の中から前記案内地を決定し、当該決定された前記案内地の案内情報を音により前記ユーザに提供する提供手段と、を備え、前記案内地は前記ユーザによって選択されて決定されるように構成される。
【0009】
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、取得手段と、提供手段と、を備える情報提供装置において実行される情報提供方法であって、経路に沿ってユーザを案内する際の案内地の候補となる候補地が、前記経路の探索時において複数探索された場合に、前記ユーザの好みに沿った属性を有し且つ各前記候補地の位置から所定範囲内に存在する対応地物をそれぞれ示す対応地物情報を当該探索時に前記取得手段により複数取得する取得工程と、前記探索時において、各前記取得された対応地物情報に基づき、複数の前記候補地の中から前記案内地を前記提供手段により決定し、当該決定された前記案内地の案内情報を音により前記ユーザに前記提供手段により提供する提供工程と、を含み、前記案内地は前記ユーザによって選択されて決定されるように構成される。
【0010】
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、コンピュータを、経路に沿ってユーザを案内する際の案内地の候補となる候補地が、前記経路の探索時において複数探索された場合に、前記ユーザの好みに沿った属性を有し且つ各前記候補地の位置から所定範囲内に存在する対応地物をそれぞれ示す対応地物情報を当該探索時に複数取得する取得手段、及び、前記探索時において、各前記取得された対応地物情報に基づき、複数の前記候補地の中から前記案内地を決定し、当該決定された前記案内地の案内情報を音により前記ユーザに提供する提供手段、として機能させる情報提供用プログラムであって、前記案内地は前記ユーザによって選択されて決定されるように構成される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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