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公開番号
2024176555
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095143
出願日
2023-06-09
発明の名称
薬局業務支援システム
出願人
株式会社シグマソリューションズ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20241212BHJP(計算;計数)
要約
【課題】薬局グループにとって、グループ全体の人的配置を効率化でき、費用対効果が高い薬局業務支援システムを提供する。
【解決手段】薬局業務支援システム1は、依頼元端末2aが、依頼元店舗を識別する依頼元店舗識別情報及び依頼先店舗を識別する依頼先店舗識別情報を含む依頼内容をサーバ3に送信する依頼内容送信手段と、サーバ3又は依頼元端末2aが、依頼元店舗から依頼があったことを示す通知情報を依頼先端末2b或いは依頼先店舗に設置される機器に送信する通知情報送信手段と、サーバ3が、遠隔から依頼元端末2aに接続するための遠隔接続情報を依頼先端末2bに送信する遠隔接続情報送信手段と、依頼先端末2bが、サーバ3から受信する遠隔接続情報に基づいて、依頼元端末2aに遠隔接続を行う遠隔接続手段と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
薬局業務の依頼元店舗に設置される依頼元端末と、前記薬局業務の依頼先店舗に設置される依頼先端末と、サーバとがネットワークを介して接続される薬局業務支援システムであって、
前記依頼元端末が、前記依頼元店舗を識別する依頼元店舗識別情報及び前記依頼先店舗を識別する依頼先店舗識別情報を含む依頼内容を前記サーバに送信する依頼内容送信手段と、
前記サーバ又は前記依頼元端末が、前記依頼元店舗から依頼があったことを示す通知情報を前記依頼先端末或いは前記依頼先店舗に設置される機器に送信する通知情報送信手段と、
前記サーバが、遠隔から前記依頼元端末に接続するための遠隔接続情報を前記依頼先端末に送信する遠隔接続情報送信手段と、
前記依頼先端末が、前記サーバから受信する前記遠隔接続情報に基づいて、前記依頼元端末に遠隔接続を行う遠隔接続手段と、
を備えることを特徴とする薬局業務支援システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記サーバが、アカウントが薬局業務支援システムにログインするためのログイン情報を含むアカウント情報を記憶するアカウント情報記憶手段と、
前記サーバが、店舗ごとの前記遠隔接続情報を含む店舗遠隔接続情報を記憶する店舗遠隔接続情報記憶手段と、
前記依頼先端末が、前記ログイン情報を受け付け、前記ログイン情報と、前記依頼元店舗識別情報を含む遠隔接続要求とを前記サーバに送信する遠隔接続要求送信手段と、
前記サーバが、前記依頼先端末から前記遠隔接続要求を受信すると、前記アカウント情報に基づいて、前記依頼先端末から受信する前記ログイン情報を認証するログイン情報認証手段と、
を更に備え、
前記遠隔接続情報送信手段は、前記ログイン情報認証手段によって前記ログイン情報の認証が成功した場合、前記依頼元店舗識別情報に関する前記遠隔接続情報を前記依頼先端末に送信し、
前記遠隔接続手段は、前記サーバから受信する前記遠隔接続情報を表示することなく、前記遠隔接続を開始する
ことを特徴とする請求項1に記載の薬局業務支援システム。
【請求項3】
前記サーバが、前記アカウントが遠隔接続を行う権限を有する店舗を示すアカウント権限情報を記憶するアカウント権限情報記憶手段と、
前記サーバが、前記依頼先端末から前記遠隔接続要求を受信すると、前記アカウント権限情報に基づいて、前記依頼先端末から受信する前記ログイン情報に係る前記アカウントが、前記依頼元店舗識別情報に関する店舗について遠隔接続を行う権限を有するか否かを確認するアカウント権限確認手段と、
を更に備え、
前記遠隔接続情報送信手段は、前記ログイン情報認証手段によって前記ログイン情報の認証が成功し、前記アカウント権限確認手段によって前記アカウントの権限が確認できた場合、前記遠隔接続情報を前記依頼先端末に送信する
ことを特徴とする請求項2に記載の薬局業務支援システム。
【請求項4】
前記薬局業務は、処方箋の入力業務であり、
前記依頼元端末には、前記処方箋を取り込むスキャナ機器が接続され、
前記依頼内容送信手段は、前記処方箋が画像化された処方箋画像を前記スキャナ機器から取得すると、前記依頼元店舗識別情報及び前記依頼先店舗識別情報と一緒に前記処方箋画像を自動的に前記サーバに送信し、
前記通知情報送信手段は、前記依頼元端末から前記依頼元店舗識別情報及び前記依頼先店舗識別情報と一緒に前記処方箋画像を受信すると、前記通知情報を前記依頼先端末或いは前記依頼先店舗に設置される機器に送信する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の薬局業務支援システム。
【請求項5】
前記サーバが、前記依頼内容を含む依頼情報を記憶する依頼情報記憶手段と、
前記サーバが、前記依頼元端末又は前記依頼先端末からの要求に応じて、前記依頼情報を表示する依頼情報表示手段と、
を更に備え、
前記依頼内容送信手段は、前記処方箋の情報を取得するための二次元バーコードが前記処方箋に印刷されている場合、前記二次元バーコードの読取処理を実行し、前記二次元バーコードの読取結果を前記依頼内容として前記サーバに送信する
ことを特徴とする請求項4に記載の薬局業務支援システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、同一の薬局グループの店舗間における薬局業務の一時的なサポート作業を支援する薬局業務支援システムに関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
薬局グループとは、複数店舗の調剤薬局を経営する企業体であり、薬局チェーンとも呼ばれる。薬局グループの多くは、処方箋の入力業務、調剤業務、患者に対する服薬指導業務等を支援するコンピュータシステムを導入し、業務の効率化を図っている。例えば、特許文献1には、服薬指導業務を支援する服薬指導支援システムが開示されている。
【0003】
ところで、近年の薬局グループにおける課題の一つは、人員の配置管理である。日々の業務の中では、急な欠員や混雑等によって一時的に過度な人員不足になる店舗が発生する一方、同日同時間帯で人員に余裕がある店舗もある。そこで、薬局グループでは、店舗間で一時的に業務をサポートできる仕組みが望まれている。例えば、特許文献2には、小規模病院やクリニックへのサービス提供として、リモートセンターの医事スタッフが、病院等の内部スタッフの一部業務を一括して代行する仕組みが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7019227号公報
特開2022-170215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献2に記載の仕組みでは、リモートセンターが一括して業務を代行するため、薬局グループに導入する場合、余裕がある他店舗の人員を活用できず、薬局グループ全体の人的配置としては非効率になってしまう。また、リモートセンターの医事スタッフが内部人員又は外部人員のいずれであっても、新たな人的コストが増大するので、余裕がある他店舗の人員を活用できず、費用対効果が高いとは言えない。
【0006】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、薬局グループにとって、グループ全体の人的配置を効率化でき、費用対効果が高い薬局業務支援システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するための本発明は、薬局業務の依頼元店舗に設置される依頼元端末と、前記薬局業務の依頼先店舗に設置される依頼先端末と、サーバとがネットワークを介して接続される薬局業務支援システムであって、前記依頼元端末が、前記依頼元店舗を識別する依頼元店舗識別情報及び前記依頼先店舗を識別する依頼先店舗識別情報を含む依頼内容を前記サーバに送信する依頼内容送信手段と、前記サーバ又は前記依頼元端末が、前記依頼元店舗から依頼があったことを示す通知情報を前記依頼先端末或いは前記依頼先店舗に設置される機器に送信する通知情報送信手段と、前記サーバが、遠隔から前記依頼元端末に接続するための遠隔接続情報を前記依頼先端末に送信する遠隔接続情報送信手段と、前記依頼先端末が、前記サーバから受信する前記遠隔接続情報に基づいて、前記依頼元端末に遠隔接続を行う遠隔接続手段と、を備えることを特徴とする薬局業務支援システムである。本発明によって、余裕がある店舗の人員が、一時的に人員不足になっている店舗におけるコンピュータシステム上の薬局業務をサポートできるので、薬局グループ全体の人的配置を効率化でき、システム導入の費用対効果が高い。
【0008】
本発明は、前記サーバが、アカウントが薬局業務支援システムにログインするためのログイン情報を含むアカウント情報を記憶するアカウント情報記憶手段と、前記サーバが、店舗ごとの前記遠隔接続情報を含む店舗遠隔接続情報を記憶する店舗遠隔接続情報記憶手段と、前記依頼先端末が、前記ログイン情報を受け付け、前記ログイン情報と、前記依頼元店舗識別情報を含む遠隔接続要求とを前記サーバに送信する遠隔接続要求送信手段と、前記サーバが、前記依頼先端末から前記遠隔接続要求を受信すると、前記アカウント情報に基づいて、前記依頼先端末から受信する前記ログイン情報を認証するログイン情報認証手段と、を更に備え、前記遠隔接続情報送信手段は、前記ログイン情報認証手段によって前記ログイン情報の認証が成功した場合、前記依頼元店舗識別情報に関する前記遠隔接続情報を前記依頼先端末に送信し、前記遠隔接続手段は、前記サーバから受信する前記遠隔接続情報を表示することなく、前記遠隔接続を開始するようにしても良い。これによって、ユーザに対して遠隔接続情報を秘匿にしたまま他店舗の遠隔接続を可能とする。従って、OSが提供する遠隔接続機能を利用してもセキュリティレベルを下げることなく、本発明の薬局業務支援システムを導入できるので、特有の遠隔接続機能の構築が不要であり、システム導入の費用対効果が高い。
【0009】
また、本発明は、前記サーバが、前記アカウントが遠隔接続を行う権限を有する店舗を示すアカウント権限情報を記憶するアカウント権限情報記憶手段と、前記サーバが、前記依頼先端末から前記遠隔接続要求を受信すると、前記アカウント権限情報に基づいて、前記依頼先端末から受信する前記ログイン情報に係る前記アカウントが、前記依頼元店舗識別情報に関する店舗について遠隔接続を行う権限を有するか否かを確認するアカウント権限確認手段と、を更に備え、前記遠隔接続情報送信手段は、前記ログイン情報認証手段によって前記ログイン情報の認証が成功し、前記アカウント権限確認手段によって前記アカウントの権限が確認できた場合、前記遠隔接続情報を前記依頼先端末に送信するようにしても良い。これによって、人員の役職に応じて遠隔接続可能な店舗を制限できるので、薬局グループ全体の人的配置を効率化でき、システム導入の費用対効果が高い。
【0010】
また、本発明における前記薬局業務は、処方箋の入力業務であり、前記依頼元端末には、前記処方箋を取り込むスキャナ機器が接続され、前記依頼内容送信手段は、前記処方箋が画像化された処方箋画像を前記スキャナ機器から取得すると、前記依頼元店舗識別情報及び前記依頼先店舗識別情報と一緒に前記処方箋画像を自動的に前記サーバに送信し、前記通知情報送信手段は、前記依頼元端末から前記依頼元店舗識別情報及び前記依頼先店舗識別情報と一緒に前記処方箋画像を受信すると、前記通知情報を前記依頼先端末或いは前記依頼先店舗に設置される機器に送信するようにしても良い。これによって、依頼元店舗のユーザは、処方箋をスキャナ機器にスキャンさせるだけで処方箋の入力業務を依頼できるので、ユーザの負担が少なく、システム導入の費用対効果が高い。
(【0011】以降は省略されています)
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