TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024176447
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094984
出願日
2023-06-08
発明の名称
液体噴出器1
出願人
大正製薬株式会社
,
東洋エアゾール工業株式会社
,
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
83/22 20060101AFI20241212BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】複数回の押下操作による1回の使用量を制限でき、繰返し使用できる液体噴出器を提供する。
【解決手段】ノズル3内の流路C1と押下ヘッド5内の流路C2間のシール部P4と、ノズル3に対して昇降可能な回転部材6と、押下ヘッド5、押筒4、回転部材6及びノズル3の下降と上昇にて、回転部材6を所定角度回転させる回転案内部と、回転部材6が所定位置にあるとき、ステム3の押下が防止されるように回転部材6の下降阻止状態にするロック部P2と、押筒4に設けられ押筒4の回転操作部26への回転操作により回転部材6を押圧して回転させる押圧凸部30で構成されるロック解除部P3とを有し、シール部P4が、ノズル3上端部に取付られるノズル先端部材9を有し、ノズル先端部材9と押下ヘッド5の一方が、ノズル先端部材9と押下ヘッド5の他方の内部流路を形成する内周面上を上下摺動可能な環状ピストン部9bを有する液体噴出器1。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ステムを備えるエアゾール容器と、該エアゾール容器に固定されるカバー筒と、前記ステムに取付られるノズルと、前記カバー筒から突出する回転操作部を備える押筒と、該押筒に対して相対的に回転自在であり、前記ノズルの押下により液体を噴出する押下ヘッドと、前記ノズル内の流路と前記押下ヘッド内の流路との間をシールするシール部と、前記カバー筒に対する回転が規制され、周方向に所定のピッチで並べて設けられ、前記周方向の所定箇所が間欠部とされる複数の仕切板と、前記ノズルに対して相対的に上方付勢状態で昇降可能な回転部材と、前記押筒と前記回転部材との間に押下可能に介在し、前記複数の仕切板に対する回転が規制されるリング部材と、前記押下ヘッドへの押下操作による前記押下ヘッド、前記押筒、前記リング部材、前記回転部材及び前記ノズルの下降及びその後の上昇により、前記回転部材を前進方向に所定角度回転させる回転案内部と、前記回転部材が所定回転位置にあるときに、前記ステムの押下が防止されるように前記回転部材の下降が阻止されるロック状態にするロック部と、前記押筒に設けられるとともに前記押筒の前記回転操作部への回転操作によって前記回転部材を押圧して前記回転部材を前記前進方向に回転させる押圧凸部で構成されるロック解除部とを有し、
前記シール部が、前記ノズルの上端部に一体に取付られるノズル先端部材を有し、
前記ノズル先端部材と前記押下ヘッドの一方が、前記ノズル先端部材と前記押下ヘッドの他方の内部の流路を形成する内周面上を上下方向に摺動可能な環状ピストン部を有することを特徴とする液体噴出器。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記押下ヘッドが、前記押下ヘッド内の前記流路を形成する前記内周面を有する内周筒を有し、
前記ノズル先端部材が、前記内周筒の前記内周面上を前記上下方向に摺動可能な前記環状ピストン部と、前記内周筒よりも径方向外側に設けられ、前記内周筒を上下方向に案内可能な案内筒部とを有する、請求項1に記載の液体噴出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内容液の1回の使用量を制限できる液体噴出器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
1回の使用量が規定されている医薬品等の内容物を規定量使用したことが分かるようにした噴出器が知られている。
【0003】
例えば特許文献1に記載される噴出器は、上端開口が設けられた容器と、この容器から上端開口を経て投与流体を分配する分配手段と、この分配手段を容器の上端開口に締め付けるリングナットと、分配手段を作動させる昇降可能な作動部材であるノズルと、リングナットに対するノズルの昇降を回転素子の回転及び昇降に変換する弾性手段とを備え、回転素子に連続する数字表示が設けられ、この数字表示が分配投与毎に観察用の窓に順次配置されるように構成されている。
【0004】
そして、ノズルを押し下げることにより窓に現れる投与数の数値が更新され、数値が最終的な投与数に達すると、回転素子から突出している半径方向ロケーターがノズルから突出している半径方向ロケーターに当たって回転素子のそれ以上の回転が阻止され、噴出器の使用が終了する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第3211894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述したような内容物の1回の使用量が規定されている噴出器は、1回の規定量を越えた誤使用を防止するために、1回の規定量が使用されたときに内容物の噴出を防止できることが望ましい場合がある。また、1回の規定量を複数回の押下操作によって使用できることが望ましい場合もある。さらに、複数回の規定量を繰返し使用できることが望ましい場合もある。さらに、押下げ操作を受けて内容物を噴出する押下ヘッドを設けることが望ましい場合もある。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するためのもので、その目的は、複数回の押下ヘッドへの押下操作による1回の使用量を制限でき、繰返し使用できる液体噴出器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の液体噴出器は、ステムを備えるエアゾール容器と、該エアゾール容器に固定されるカバー筒と、前記ステムに取付られるノズルと、前記カバー筒から突出する回転操作部を備える押筒と、該押筒に対して相対的に回転自在であり、前記ノズルの押下により液体を噴出する押下ヘッドと、前記ノズル内の流路と前記押下ヘッド内の流路との間をシールするシール部と、前記カバー筒に対する回転が規制され、周方向に所定のピッチで並べて設けられ、前記周方向の所定箇所が間欠部とされる複数の仕切板と、前記ノズルに対して相対的に上方付勢状態で昇降可能な回転部材と、前記押筒と前記回転部材との間に押下可能に介在し、前記複数の仕切板に対する回転が規制されるリング部材と、前記押下ヘッドへの押下操作による前記押下ヘッド、前記押筒、前記リング部材、前記回転部材及び前記ノズルの下降及びその後の上昇により、前記回転部材を前進方向に所定角度回転させる回転案内部と、前記回転部材が所定回転位置にあるときに、前記ステムの押下が防止されるように前記回転部材の下降が阻止されるロック状態にするロック部と、前記押筒に設けられるとともに前記押筒の前記回転操作部への回転操作によって前記回転部材を押圧して前記回転部材を前記前進方向に回転させる押圧凸部で構成されるロック解除部とを有し、前記シール部が、前記ノズルの上端部に一体に取付られるノズル先端部材を有し、前記ノズル先端部材と前記押下ヘッドの一方が、前記ノズル先端部材と前記押下ヘッドの他方の内部の流路を形成する内周面上を上下方向に摺動可能な環状ピストン部を有することを特徴とする液体噴出器である。
【0009】
本発明の液体噴出器は、上記構成において、前記押下ヘッドが、前記押下ヘッド内の前記流路を形成する前記内周面を有する内周筒を有し、前記ノズル先端部材が、前記内周筒の前記内周面上を前記上下方向に摺動可能な前記環状ピストン部と、前記内周筒よりも径方向外側に設けられ、前記内周筒を上下方向に案内可能な案内筒部とを有する、液体噴出器であるのが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数回の押下ヘッドへの押下操作による1回の使用量を制限でき、繰返し使用できる液体噴出器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
大正製薬株式会社
外用組成物
9日前
大正製薬株式会社
医薬組成物
1か月前
大正製薬株式会社
液体噴出器3
1か月前
大正製薬株式会社
液体噴出器2
1か月前
大正製薬株式会社
液体噴出器1
1か月前
個人
箱
3か月前
個人
構造体
10か月前
個人
包装体
4か月前
個人
ゴミ箱
3か月前
個人
収納用具
7か月前
個人
容器
12日前
個人
物品収納具
7か月前
個人
折り畳み水槽
4か月前
個人
パウチ補助具
3か月前
個人
開封用カッター
9か月前
個人
ダンボール宝箱
4か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
8か月前
個人
閉塞装置
1か月前
個人
ゴミ処理機
6日前
個人
チャック付き袋体
10か月前
個人
パウチ容器
10か月前
個人
圧縮収納袋
4か月前
個人
折りたたみコップ
10か月前
個人
粘着テープ切断装置
6か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
8か月前
個人
粘着テープ剥がし具
8か月前
株式会社新弘
容器
3か月前
株式会社新弘
容器
3か月前
三甲株式会社
蓋体
14日前
積水樹脂株式会社
接着剤
3か月前
株式会社イシダ
包装装置
3か月前
個人
開口しやすいレジ袋
11か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
10か月前
個人
チャック付き保存袋
9か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
個人
包装箱
1か月前
続きを見る
他の特許を見る