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公開番号
2024176428
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094949
出願日
2023-06-08
発明の名称
ワイヤーハーネス用シート及びワイヤーハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20241212BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】打ち抜きによってもロスを少なくすることが可能なワイヤーハーネス用シート及びワイヤーハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤーハーネス用シート1は、複数の電線を有して構成されるワイヤーハーネス本体から一部電線を分岐させた分岐部に貼り付けられるものであって、第1方向に沿う本体部10と、第1方向と交差する第2方向に、本体部10の第1方向の長さよりも幅狭となって本体部10の側方に突出する複数の突出部20とを備え、本体部10の中心位置Oを通過し、且つ、第1方向と直交する直線に対して、略線対称に構成されると共に、本体部10の側方において隣接する2つの突出部20の間Sと、複数の突出部20の少なくとも1つとが互いに合致する形状となっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電線を有して構成されるワイヤーハーネス本体から一部電線を分岐させた分岐部に貼り付けられるワイヤーハーネス用シートであって、
第1方向に沿う本体部と、
前記第1方向と交差する第2方向に、前記本体部の前記第1方向の長さよりも幅狭となって前記本体部の側方に突出する複数の突出部と、を備え、
前記本体部の中心位置を通過し、且つ、前記第1方向と直交する直線に対して、略線対称に構成されると共に、
前記本体部の側方において隣接する2つの前記突出部の間と、複数の前記突出部の少なくとも1つとが互いに合致する形状となっている
ことを特徴とするワイヤーハーネス用シート。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
隣接する2つの前記突出部の間、及び、複数の前記突出部の少なくとも1つは、互いにR形状を有して合致する形状となっている
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス用シート。
【請求項3】
前記本体部の前記中心位置を通過し、且つ、前記第1方向に沿う直線に対して、さらに略線対称に構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス用シート。
【請求項4】
複数の電線を有して構成されるワイヤーハーネス本体と、
前記ワイヤーハーネス本体から一部電線を分岐させた分岐部に貼り付けられた請求項1に記載のワイヤーハーネス用シートと、
を備えることを特徴とするワイヤーハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤーハーネス用シート及びワイヤーハーネスに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の電線によって構成されるワイヤーハーネス本体から一部の電線を分岐させて分岐線を構成し、ワイヤーハーネス本体と分岐線との分岐部において電線の保護や経路規制するためにテープ巻きを行ったワイヤーハーネスが知られている。このワイヤーハーネスにおいて、テープは分岐部において3次元に密に巻かれることとなる。
【0003】
しかし、ワイヤーハーネスの分岐部においてテープを3次元に密に巻くことは作業性が良いといえず、将来的にワイヤーハーネスの自動製造化を考慮すると3次元に密に巻く作業はロボットアームの構造の複雑化等、好ましいものではない。そこで、分岐部を含むワイヤーハーネスの略全体について保護又は経路規制するためのワイヤーハーネス用シートが提案されている(例えば特許文献1参照)。このワイヤーハーネス用シートは、矩形状の大型シートから、ワイヤーハーネスの配索形状に合わせて打ち抜くことで形成されており、打ち抜いた2枚のシートで電線を挟み込む構造となっている。このようなワイヤーハーネス用シートを用いることで、分岐部においてテープを3次元に密に巻く必要がなく、分岐部を含むワイヤーハーネス全体の保護等を図ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-44874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載のシートは、矩形状の大型シートを打ち抜いて形成することから、打ち抜かれた残り部分が破棄対象となってしまいロスが多いものであった。
【0006】
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、打ち抜きによってもロスを少なくすることが可能なワイヤーハーネス用シート及びワイヤーハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るワイヤーハーネス用シートは、複数の電線を有して構成されるワイヤーハーネス本体から一部電線を分岐させた分岐部に貼り付けられるワイヤーハーネス用シートであって、第1方向に沿う本体部と、前記第1方向と交差する第2方向に、前記本体部の前記第1方向の長さよりも幅狭となって前記本体部の側方に突出する複数の突出部と、を備え、前記本体部の中心位置を通過し、且つ、前記第1方向と直交する直線に対して、略線対称に構成されると共に、前記本体部の側方において隣接する2つの前記突出部の間と、複数の前記突出部の少なくとも1つとが互いに合致する形状となっている。
【0008】
本発明に係るワイヤーハーネスは、複数の電線を有して構成されるワイヤーハーネス本体と、前記ワイヤーハーネス本体から一部電線を分岐させた分岐部に貼り付けられた請求項1に記載のワイヤーハーネス用シートと、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、打ち抜きによってもロスを少なくすることが可能なワイヤーハーネス用シート等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係るワイヤーハーネス用シートを示す平面図である。
図1に示したワイヤーハーネス用シートを用いたワイヤーハーネスを示す斜視図である。
図1に示したワイヤーハーネス用シートの打ち抜き前の状態を示す平面図であり、(a)は第1の例を示し、(b)は第2の例を示している。
第2実施形態に係るワイヤーハーネス用シートを示す平面図である。
図4に示したワイヤーハーネス用シートを用いたワイヤーハーネスを示す斜視図である。
第3実施形態に係るワイヤーハーネス用シートを示す平面図である。
図6に示したワイヤーハーネス用シートを用いたワイヤーハーネスを示す斜視図である。
図6に示したワイヤーハーネス用シートを用いたワイヤーハーネスを示す斜視図であり、(a)は第1の状態を示し、(b)は第2の状態を示している。
第4実施形態に係るワイヤーハーネス用シートを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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