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公開番号
2024176424
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094943
出願日
2023-06-08
発明の名称
電力需要推定装置、電力需要推定プログラムおよび記録媒体
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類
H02J
3/00 20060101AFI20241212BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】本発明は、より高精度の電力需要の推定を行うことが可能な、電力需要推定装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の電力需要推定装置は、複数台の電気自動車への充電による電力需要を推定する電力需要推定装置であって、充電器から車両への充電状況を示す充電ログデータを受信するログデータ受信部と、電力需要を推定する需要推定部と、を備え、前記充電ログデータは、前記充電器から前記車両へ電力を供給する際における充電電力の電力変移情報を含み、前記需要推定部は、受信した複数の前記充電ログデータにより、車両充電による電力需要を推定する、ことを特徴とする。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数台の電気自動車への充電による電力需要を推定する電力需要推定装置であって、
充電器から車両への充電状況を示す充電ログデータを受信するログデータ受信部と、
電力需要を推定する需要推定部と、を備え、
前記充電ログデータは、前記充電器から前記車両へ電力を供給する際における充電電力の電力変移情報を含み、
前記需要推定部は、受信した複数の前記充電ログデータにより、車両充電による電力需要を推定する、
電力需要推定装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記充電ログデータは、前記車両と前記充電器の組合せを示す機器組合せ情報を含み、
前記需要推定部は、前記車両と前記充電器の組合せ毎に充電中における充電電力の時間遷移を推定して積算し、電力需要の推定を行う、
請求項1に記載の電力需要推定装置。
【請求項3】
前記需要推定部は、推定を要する前記車両と前記充電器の機器組合せ情報がない場合に、状況が近い車両である近似車両又は、状況が近い充電器である近似充電器との機器組合せ情報を用いて充電電力の変移を推定する、
請求項2に記載の電力需要推定装置。
【請求項4】
前記需要推定部は、何れの充電器にも接続していない状態の前記車両について、前記車両と前記充電器が充電する組合せを推定して充電電力の変移を推定する、
請求項2に記載の電力需要推定装置。
【請求項5】
前記充電ログデータは、前記車両の充電率を示す充電率データと、前記充電率の変移に対する前記充電電力の変移を示す電力変移情報を含む、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電力需要推定装置。
【請求項6】
前記充電ログデータは、充電開始からの経過時間に対する前記充電電力の変移を示す電力変移情報を含む、
請求項5に記載の電力需要推定装置。
【請求項7】
コンピューターに、
充電器から車両へ電力を供給する際の電力変移情報を含む、充電器から車両への充電状況を示す充電ログデータを受信するログデータ受信工程と、
受信した複数の前記充電ログデータにより、車両充電による電力需要を推定する需要推定工程と、
を実行させるための電力需要推定プログラム。
【請求項8】
コンピューターに、
充電器から車両へ電力を供給する際の電力変移情報を含む、充電器から車両への充電状況を示す充電ログデータを受信するログデータ受信工程と、
受信した複数の前記充電ログデータにより、車両充電による電力需要を推定する需要推定工程と、
を実行させるための電力需要推定プログラムを記録したコンピューターで読み取り可能である非一時的な有形の記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の電気自動車である車両へ充電することによる電力需要を推定する電力需要推定装置、電力需要推定プログラムおよびその記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、各国において電気自動車の普及が政府主導で進められており、先進国での普及は時間の問題という状況である。一方で、多くの国において電力の受給状況は年追うごとに悪化し、時期によっては節電要請がなされる場合がある。そして、一般的に電気自動車の充電には多くの電力を要する。
【0003】
特許文献1には、電力需要予測を行い、予測結果により充電の予約の変更や充電電力の制限などにより、電気自動車の充電についてピークシフトやピークカットを行う技術が記載されている。また、電気自動車に用いる家庭用の充電器により充電を行う場合には、電力需要が少なく安い夜間電力を使用する等の理由により、充電時間を予約する場合がある。駐車場等に設置されている急速充電器も、携帯端末のアプリケーションソフト等を用いて、充電の予約を行うことが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-22469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電気自動車である車両に充電する充電器には、3kW、6kW、20kWなどの種々の最大出力を有するものがあるが、充電する車両の種類によっては、必ずしも最大出力で充電するとは限らない。また、同じ種類の車両であっても、バッテリーの充電率やバッテリーの劣化等により、実際の充電電力は変化する。このように、充電に要する電力は、充電器と個々の車両の組合せや、充電時における車両の充電率等により変化するため、高い精度の電力需要予測は困難であった。
【0006】
電力需要予測の精度が低いと、不要な充電制限が生じたり、予測を越える需要が発生して突然の充電制限が必要になったりする。電力需要予測は、高い精度により予測することが好ましい。本発明は、より高精度の電力需要予測を行うことが可能な、電力需要推定装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施例における電力需要推定装置は、複数台の電気自動車への充電による電力需要を推定する電力需要推定装置であって、充電器から車両への充電状況を示す充電ログデータを受信するログデータ受信部と、電力需要を推定する需要推定部と、を備え、前記充電ログデータは、前記充電器から前記車両へ電力を供給する際における充電電力の電力変移情報を含み、前記需要推定部は、受信した複数の前記充電ログデータにより、車両充電による電力需要を推定する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、複数台の電気自動車への充電による電力需要の推定を、高い精度で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の電力需要推定システムの構成を示す図。
実施例1における充電器に接続した車両を示す図。
実施例1における充電ログデータの生成と送信のフロー図。
実施例1におけるサブルーチンのフロー図。
実施例1における充電ログデータの例。
実施例1における充電ログデータを変換した充電遷移データの例。
実施例1における電力需要の推定に関するシーケンス図。
実施例2におけるサブルーチンのフロー図。
実施例3の電力需要推定システムの構成。
実施例3における充電器に接続した車両を示す図。
実施例3における充電ログデータの生成と送信のフロー図。
実施例3におけるサブルーチンのフロー図。
実施例3における電力需要の推定に関するシーケンス図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に記す実施例の制御部等における制御は、CPUを含むコンピューターシステムと、記憶部に記憶されたソフトウェアにより実現される。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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