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公開番号
2024166697
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082985
出願日
2023-05-19
発明の名称
電力変換装置
出願人
株式会社村田製作所
代理人
個人
主分類
H02M
3/155 20060101AFI20241122BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電源が接続されていない電力変換回路の入力端子間に電位差が生じてしまう。
【解決手段】電力変換装置10は、入力された電圧を変換して出力可能な第1電力変換回路20と、入力された電圧を変換して出力可能な第2電力変換回路30と、短絡部材40と、を備える。第1電力変換回路20は、一対の第1入力端子21と、一対の第1出力端子29と、第1インダクタ25と、を有する。第2電力変換回路30は、一対の第2入力端子31と、一対の第2出力端子39と、第2インダクタ35と、を有する。一対の第1入力端子21には、電源が接続されている。一対の第2入力端子31には、短絡部材40が接続されている。これにより、一対の第2入力端子31が電気的に短絡している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力された電圧を変換して出力可能な第1電力変換回路と、
入力された電圧を変換して出力可能な第2電力変換回路と、
短絡部材と、を備え、
前記第1電力変換回路は、一対の第1入力端子と、一対の第1出力端子と、前記第1入力端子及び前記第1出力端子の間に直列接続される第1インダクタと、を有し、
前記第2電力変換回路は、一対の第2入力端子と、一対の第2出力端子と、前記第2入力端子及び前記第2出力端子の間に直列接続される第2インダクタと、を有し、
一対の前記第1入力端子には、電源が接続され、
一対の前記第2入力端子には、前記短絡部材が接続されており、前記短絡部材により一対の前記第2入力端子が電気的に短絡している
電力変換装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記短絡部材は、導電性の配線と、前記配線の外表面を覆う絶縁体と、を有するケーブルである
請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記第1インダクタ及び前記第2インダクタは、同一の基板上に実装されている
請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記第1インダクタは、前記第1入力端子及び前記第1出力端子に接続する第1配線を有し、
前記第2インダクタは、前記第2入力端子及び前記第2出力端子に接続する第2配線を有し、
前記基板を平面視したとき、前記第1配線が巻き回されている方向と、前記第2配線が巻き回されている方向とは、交差する
請求項3に記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記第1インダクタは、前記第1入力端子及び前記第1出力端子に接続する第1配線を有し、
前記第2インダクタは、前記第2入力端子及び前記第2出力端子に接続する第2配線を有し、
前記第1配線が巻き回されている方向と、前記第2配線の巻き回されている方向は、同一である
請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項6】
前記第1インダクタ及び前記第2インダクタの両方が共有する磁性コアをさらに備え、
前記第1インダクタは、前記第1入力端子及び前記第1出力端子に接続する第1配線と、前記第1配線が巻き回された前記磁性コアと、を含み、
前記第2インダクタは、前記第2入力端子及び前記第2出力端子に接続する第2配線と、前記第2配線が巻き回された前記磁性コアと、を含む
請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項7】
一対の前記第2入力端子に接続されたコンデンサをさらに備える
請求項1に記載の電力変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているパワーコンディショナは、第1直流変換部と、第2直流変換部と、を備えている。第1直流変換部及び第2直流変換部は、それぞれ太陽電池に接続可能である。第1直流変換部及び第2直流変換部は、太陽電池から入力された直流電力の電圧を調整して出力する。第1直流変換部は、第1コイルを備えている。第2直流変換部は、第2コイルを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-162963号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているようなパワーコンディショナにおいて、一方の変換回路を太陽電池等の電源に接続し、他方の変換回路を電源に接続しない場合がある。この場合、一方の変換回路のコイルに生じた磁束によって他方の変換回路のコイルに誘導起電力が生じる。そのため、他方の変換回路に接続される一対の入力端子間に電位差が生じる。このように、電源が接続されていない変換回路の入力端子間に電位差が生じることは、パワーコンディショナの誤作動等の原因になり得るという問題があった。そこで本発明は、電源が接続されていない変換回路の入力端子間に電位差が生じることを抑制できるパワーコンディショナの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明は、入力された電圧を変換して出力可能な第1電力変換回路と、入力された電圧を変換して出力可能な第2電力変換回路と、短絡部材と、を備え、前記第1電力変換回路は、一対の第1入力端子と、一対の第1出力端子と、前記第1入力端子及び前記第1出力端子の間に直列接続される第1インダクタと、を有し、前記第2電力変換回路は、一対の第2入力端子と、一対の第2出力端子と、前記第2入力端子及び前記第2出力端子の間に直列接続される第2インダクタと、を有し、一対の前記第1入力端子には、電源が接続され、一対の前記第2入力端子には、前記短絡部材が接続されており、前記短絡部材により一対の前記第2入力端子が電気的に短絡している電力変換装置である。
【0006】
上記構成によれば、第2高電位入力端子及び第2低電位入力端子の電位差は略ゼロとなる。したがって、第1インダクタに生じた磁束によって第2インダクタに電流が流れた場合でも、第2入力端子間に生じた電位差は速やかに解消される。
【発明の効果】
【0007】
電源が接続されていない電力変換回路の入力端子間に電位差が生じることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、電力変換装置の回路構成の説明図である。
図2は、短絡部材の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<電力変換装置の一実施形態>
以下、電力変換装置の一実施形態を、図面を参照して説明する。なお、図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、又は別の図面中のものと異なる場合がある。
【0010】
(全体構成について)
図1に示すように、電力変換装置10は、第1電力変換回路20と、第2電力変換回路30と、出力コンデンサ51と、インバータ52と、を備えている。第1電力変換回路20は、入力された電力の電圧を変換して出力可能である。第2電力変換回路30は、入力された電力の電圧を変換して出力可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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