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公開番号2024175884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023093965
出願日2023-06-07
発明の名称コネクタ構造
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/514 20060101AFI20241212BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】通信性能の低下を抑制することができるコネクタ構造を提供する。
【解決手段】コネクタ構造は、第1方向に沿って積層された複数のサブコネクタを備えている。複数のサブコネクタのそれぞれは、第1方向に平行な先端面と、先端面に交差する第2方向に沿って延在し且つ先端面に開口する複数の挿入孔と、第2方向から見た場合に複数の挿入孔の隣に位置する第1位置決部と、第2方向から見た場合に複数の挿入孔の隣に位置する第2位置決部と、を有し、複数のサブコネクタのそれぞれは、第1位置決部および第2位置決部によって、相手コネクタに対して位置決めされる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に沿って積層された複数のサブコネクタを備え、
前記複数のサブコネクタのそれぞれは、
前記第1方向に平行な先端面と、
前記先端面に交差する第2方向に沿って延在し且つ前記先端面に開口する複数の挿入孔と、
前記第2方向から見た場合に前記複数の挿入孔の隣に位置する第1位置決部と、
前記第2方向から見た場合に前記複数の挿入孔の隣に位置する第2位置決部と、を有し、
前記複数のサブコネクタのそれぞれは、前記第1位置決部および前記第2位置決部によって、相手コネクタに対して位置決めされる、コネクタ構造。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1位置決部および前記第2位置決部のそれぞれは、位置決ピンである、請求項1に記載のコネクタ構造。
【請求項3】
前記第1位置決部および前記第2位置決部のそれぞれは、位置決穴である、請求項1に記載のコネクタ構造。
【請求項4】
前記第2方向から見た場合に前記複数のサブコネクタを囲み且つ前記複数のサブコネクタを束ねる固定部材をさらに備え、
前記複数のサブコネクタと前記固定部材との間には、前記複数のサブコネクタのそれぞれを可動にする隙間が存在する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ構造。
【請求項5】
前記複数の挿入孔は、前記第2方向から見た場合に前記第1方向に交差する第3方向に沿って並んでいる第1挿入孔列と、前記第2方向から見た場合に前記第1方向において前記第1挿入孔列の隣に位置し且つ前記第3方向に沿って並んでいる第2挿入孔列と、によって構成されており、
前記第1位置決部は、前記第2方向から見た場合に前記第3方向において前記第1挿入孔列および前記第2挿入孔列の隣に位置しており、
前記第2位置決部は、前記第2方向から見た場合に前記第1挿入孔列および前記第2挿入孔列に対して前記第1位置決部とは反対側に位置している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ構造。
【請求項6】
前記複数のサブコネクタのそれぞれは、前記複数の挿入孔のうちの少なくとも一つの挿入孔に配置された電線をさらに有する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ構造。
【請求項7】
前記電線は、フレキシブルフラットケーブルの複数の電線のそれぞれである、請求項6に記載のコネクタ構造。
【請求項8】
前記複数のサブコネクタのそれぞれは、前記複数の挿入孔のうちの少なくとも一つの挿入孔に配置された光ファイバをさらに有する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ構造。
【請求項9】
前記複数のサブコネクタのそれぞれは、前記第2方向から見た場合に前記第1方向に平行な中心線および前記第1方向に交差する第3方向に平行な中心線のそれぞれに関して対称である、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
先端面、および当該先端面に開口する複数の挿入孔を有するハウジングと、複数の挿入孔に配置された複数の電線とを備えるコネクタ構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。このようなコネクタ構造の各電線は、相手コネクタの各端子に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-069166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したようなコネクタ構造では、例えば通信量の増加が求められる場合があり、その場合には、挿入孔の数の増加が想定される。しかしながら、挿入孔の数が増加すると、相手コネクタに対する各挿入孔の位置合わせの精度が低下する結果、通信性能が低下するおそれがある。
【0005】
本開示は、通信性能の低下を抑制することができるコネクタ構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタ構造は、第1方向に沿って積層された複数のサブコネクタを備え、複数のサブコネクタのそれぞれは、第1方向に平行な先端面と、先端面に交差する第2方向に沿って延在し且つ先端面に開口する複数の挿入孔と、第2方向から見た場合に複数の挿入孔の隣に位置する第1位置決部と、第2方向から見た場合に複数の挿入孔の隣に位置する第2位決部と、を有し、複数のサブコネクタのそれぞれは、第1位置決部および第2位置決部によって、相手コネクタに対して位置決めされる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、通信性能の低下を抑制することができるコネクタ構造を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係るコネクタ構造の正面図である。
図2は、図1に示されるサブコネクタの正面図である。
図3は、図2に示されるサブコネクタの平面図である。
図4は、図3に示されるIV-IV線に沿ってのサブコネクタの断面図である。
図5は、図1に示されるコネクタ構造の部分拡大図である。
図6は、変形例に係るコネクタ構造の正面図である。
図7は、図6に示されるコネクタ構造の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
【0010】
本開示のコネクタ構造は、[1]「第1方向に沿って積層された複数のサブコネクタを備え、前記複数のサブコネクタのそれぞれは、前記第1方向に平行な先端面と、前記先端面に交差する第2方向に沿って延在し且つ前記先端面に開口する複数の挿入孔と、前記第2方向から見た場合に前記複数の挿入孔の隣に位置する第1位置決部と、前記第2方向から見た場合に前記複数の挿入孔の隣に位置する第2位置決部と、を有し、前記複数のサブコネクタのそれぞれは、前記第1位置決部および前記第2位置決部によって、相手コネクタに対して位置決めされる、コネクタ構造。」である。
(【0011】以降は省略されています)

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