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公開番号
2024175361
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023093087
出願日
2023-06-06
発明の名称
大腿部用サポーター
出願人
興和株式会社
,
イイダ靴下株式会社
代理人
個人
主分類
A41D
13/06 20060101AFI20241211BHJP(衣類)
要約
【課題】着用者の動きに応じた大腿部の筋肉の働きを補助することのできる大腿部用サポーターを提供する。
【解決手段】大腿部用サポーター100は筒状編地からなり、大腿部を支持し、筒状編地の上端に編成され、大腿部上部に筒状編地を締着させる上部アンカー1と、筒状編地の下端に編成され、大腿部下部に筒状編地を締着させる下部アンカー2と筒状編地のベース生地9より伸縮抵抗が大きい帯状体で形成され、当該帯状体が筒状編地の正面側の下部アンカーから上部アンカーを経由して筒状編地の一方の側部3aをまわり、筒状編地の背面側の下部アンカーまで配設される第の強伸縮部4と筒状編地のベース生地より伸縮抵抗が大きい帯状体で形成され、当該帯状体が筒状編地の正面側の下部アンカーから、第1の強伸縮部4と交差し、上部アンカーを経由して筒状編地の他方の側部3bをまわり筒状編地の背面側の下部アンカーまで配設される第2の強伸縮部5を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筒状編地からなり、着用者の大腿部を支持する大腿部用サポーターであって、
前記筒状編地の上端に編成され、着用者の大腿部上部に前記筒状編地を締着させる上部アンカーと、
前記筒状編地の下端に編成され、着用者の大腿部下部に前記筒状編地を締着させる下部アンカーと、
前記筒状編地のベース生地より伸縮抵抗が大きい帯状体で形成され、当該帯状体が前記筒状編地の正面側の前記下部アンカー近傍から、前記上部アンカー近傍を経由して前記筒状編地の一方の側部をまわり、前記筒状編地の背面側の前記下部アンカー近傍まで配設される第1の強伸縮部と、
前記筒状編地のベース生地より伸縮抵抗が大きい帯状体で形成され、当該帯状体が前記筒状編地の正面側の前記下部アンカー近傍から、前記第1の強伸縮部と交差しつつ、前記上部アンカー近傍を経由して前記筒状編地の他方の側部をまわり、前記筒状編地の背面側の前記下部アンカー近傍まで配設される第2の強伸縮部とを備えることを
特徴とする大腿部用サポーター。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の大腿部用サポーターにおいて、
前記第1の強伸縮部又は前記第2の強伸縮部の少なくとも一方が、逆V字形状に形成されることを
特徴とする大腿部用サポーター。
【請求項3】
請求項1に記載の大腿部用サポーターにおいて、
前記第1の強伸縮部及び前記第2の強伸縮部が、前記筒状編地の正面側で交差してX字形状を形成していることを
特徴とする大腿部用サポーター。
【請求項4】
請求項3に記載の大腿部用サポーターにおいて、
前記第1の強伸縮部及び前記第2の強伸縮部で形成されるX字形状の交差部分が、着用者の大腿直筋に対応する部分、又はその近傍に形成されることを
特徴とする大腿部用サポーター。
【請求項5】
請求項1に記載の大腿部用サポーターにおいて、
前記第1の強伸縮部及び前記第2の強伸縮部が、前記筒状編地の背面側でV字形状を形成していることを
特徴とする大腿部用サポーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、着用者の動きに応じた大腿部の筋肉の働きを補助することのできる大腿部用サポーターに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
大腿部の筋肉は、前面にある伸筋群と、内側にある内転筋群と、後面にある屈筋群とに分けられる。例えば、大腿四頭筋は伸筋群に、薄筋は内転筋群に、大腿二頭筋や半腱様筋は屈筋群に分類される。
大腿四頭筋や、大腿二頭筋、半腱様筋等(以下、ハムストリングともいう)は、股関節と膝関節との二つの関節をまたぐ筋肉であることから二関節筋とも呼ばれている。
【0003】
大腿四頭筋は、大腿直筋、中間広筋、内側広筋及び外側広筋から構成され、中でも大腿直筋は、腸骨の下前腸骨棘から起こり脛骨粗面についているため、大腿四頭筋の中で唯一の二関節筋となっている。そのため、大腿直筋は、股関節の屈曲と膝関節の伸展とに関与し、例えば、日常動作時には起立、着座、歩行などの主動作筋、スポーツ時にはキック、ジャンプ、ランニングなどの主動作筋として働くこととなる。
【0004】
一方で、ハムストリングは、大腿四頭筋の拮抗筋であることから、股関節の伸展と膝関節の屈曲とに関与し、例えば、日常動作時には歩行や前傾した上半身の持ち上げなどの主動作筋、スポーツ時にはブレーキ動作などの主動作筋として働くこととなる。
【0005】
このように、大腿部の筋肉は、各種動作時の主動作筋として使用されていることから、これら大腿部の筋肉を適切に支持することができれば、股関節及び膝関節の屈曲、伸展を補助し、日常動作や運動をサポートすることができる。
【0006】
このような大腿部を支持するものとして、例えば、従来のボトム衣類は、大腿部の前側であって人体の腸棘点と膝蓋中央点との中間点に対応する部分に緊締部を有する(特許文献1参照)。
【0007】
また、従来のコンプレッションウェアは、伸縮性を有する生地で形成された素材本体と、前記素材本体の表裏の少なくとも一方の面の少なくとも一部の領域に施されるプリント層と、を備え、前記プリント層は、基地と、前記基地に保持される圧電体としての水晶粒子と、を備え、前記基地は、前記素材本体の伸縮に伴って伸縮して、厚さ方向には圧縮力Fcが生じ、前記水晶粒子は、前記圧縮力Fcが付与されることで発熱する(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第3924586号公報
特許第6339522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1に開示のボトム衣類は、大腿部の前側中央付近で二つの当て布を交差させ、この菱形の交差部分で大腿直筋に刺激を与え、膝の伸展運動を増大させるとするものである。
しかしながら、この特許文献1には、大腿直筋に刺激を付与することは記載されているものの、ハムストリングの働きをサポートすることについては、何ら開示されていない。
【0010】
また、特許文献2に開示のコンプレッションウェア(コンプレッションパンツ)は、ハムストリングに沿った第3サポートプリントを備え、この第3サポートプリントに分散された圧電体粒子の圧電効果を利用して発熱させて、着用者の血流を促進して筋肉により多くの酸素を供給し、乳酸や老廃物の排出が促進される結果、より高いパフォーマンスで運動することをサポートするとするものである。
しかしながら、この特許文献2は、着用者のハムストリングを衣服の着圧によってサポートするものではないため、着用者のハムストリングを適切にサポートすることは困難である。
(【0011】以降は省略されています)
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