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公開番号
2024175287
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023092950
出願日
2023-06-06
発明の名称
溶接システムおよび溶接方法
出願人
株式会社IHI
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B23K
9/12 20060101AFI20241211BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】狭い空間内の溶接作業を簡易且つ精度良く実行可能な溶接システムおよび溶接方法を提供する。
【解決手段】溶接システム1は、長形のトーチ11と、走行ユニット12と、制御装置20とを備える。走行ユニット12は、トーチ11を、トーチ11の長軸方向に走行させる。制御装置20は、走行ユニット12によりトーチ11を走行させつつ、トーチ11により溶接処理を実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長形のトーチと、
前記トーチを、前記トーチの長軸方向に走行させる走行部材と、
前記走行部材により前記トーチを走行させつつ、前記トーチにより溶接処理を実行させる制御装置と、を備える溶接システム。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記トーチは、前記トーチの長軸方向と異なる方向に向けて溶接処理を実行する、請求項1に記載の溶接システム。
【請求項3】
前記トーチによる溶接対象部位は線状であり、
前記トーチおよび前記走行部材は、前記トーチが、前記溶接対象部位の線方向に移動するように設置される、請求項1に記載の溶接システム。
【請求項4】
前記トーチは、溶接対象部位を継続して溶接可能な長さを有する、請求項1に記載の溶接システム。
【請求項5】
前記トーチによる溶接対象部位は、第1の柱の下端の辺と第2の柱の上端の辺とが合わさる線状の部位であり、
前記第1の柱および前記第2の柱には、前記溶接対象部位を跨いで固定部材が設置され、
前記トーチおよび前記走行部材は、前記トーチが、前記固定部材と前記溶接対象部位との間に形成される空間を通り、前記溶接対象部位の線方向に移動するように設置される、請求項1に記載の溶接システム。
【請求項6】
前記トーチおよび前記走行部材を溶接対象部材に装着する装着部と、
前記装着部に設置され、前記装着部により装着された前記トーチおよび前記走行部材の位置を調整する位置調整部材と、とさらに備える請求項1に記載の溶接システム。
【請求項7】
長形のトーチと、
前記トーチを、前記トーチの長軸方向に走行させる走行部材とを備えた溶接装置を制御する制御装置が、
前記走行部材により前記トーチを走行させつつ、前記トーチにより溶接処理を実行させる、溶接方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、溶接システムおよび溶接方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
超高層建築構造物では多くの場合、柱材として断面四角形状のボックス柱が用いられている。ボックス柱を接合する際は、接合対象の2本のボックス柱を上下方向に並べて、4方向の各面において上下の柱端部を横方向の線状に溶接する。ボックス柱の溶接は熟練した作業員により手作業で行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-157361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ボックス柱の溶接を行う際には、上下双方のボックス柱の4方向の各面に、上下のボックス柱間の相互位置を固定する部材であるスプライスが設置される。このスプライスは、ボックス柱の各面の左右方向の中央部に、上下のボックス柱を固定するように設置される。
【0005】
このスプライスは、溶接対象部位を跨いで上下のボックス柱を固定しているため、溶接対象部位の周囲には空間が形成されるが、この空間は狭く、人間の腕が通過可能な大きさを有していない。
【0006】
そのため溶接作業者は、このスプライスがあることにより、ボックス柱の1面において横方向の線状の溶接作業を一度に連続的に行うことができず、スプライスの左側と右側とに分けて溶接作業を行う。このように作業を行うと、線状の溶接部の中央に溶接の継ぎ目が生じ、製造するボックス柱の品質の確保が難しくなるという問題があった。
【0007】
また、近年は、溶接作業の作業効率向上を図るべく溶接を自動的に行う装置の開発も試みられているが、上述したようにスプライスにより形成される狭い空間を通って行う溶接を自動化することは困難であった。
【0008】
そこで、本開示は、狭い空間内の溶接作業を簡易且つ精度良く実行可能な溶接システムおよび溶接方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る溶接システムは、長形のトーチと、前記トーチを、前記トーチの長軸方向に走行させる走行部材と、前記走行部材により前記トーチを走行させつつ、前記トーチにより溶接処理を実行させる制御装置と、を備える。
【0010】
前記トーチは、前記トーチの長軸方向と異なる方向に向けて溶接処理を実行してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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