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公開番号
2024174332
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092094
出願日
2023-06-05
発明の名称
塗材仕上げ組成物及び塗材仕上げ工法
出願人
アイカ工業株式会社
代理人
主分類
C09D
133/00 20060101AFI20241210BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】建物の外壁を藁すさ土壁調とすることができ、耐候性に優れる塗材仕上げ組成物、及び塗材仕上げ工法を提供する。
【解決手段】アクリル樹脂系エマルジョンと、充填材と、骨材と、藁すさと、顔料と、増粘剤と、成膜助剤と、を含む組成物であって、顔料は一次粒子径が10~100nmの微粒子酸化チタン及び/または微粒子酸化亜鉛を含み、微粒子酸化チタン及び/または微粒子酸化亜鉛の総量は組成物全体100重量部中0.5~4.5重量部であることを特徴とする塗材仕上げ組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
アクリル樹脂系エマルジョンと、充填材と、骨材と、藁すさと、顔料と、増粘剤と、成膜助剤と、を含む組成物であって、
顔料は一次粒子径が10~100nmの微粒子酸化チタン及び/または微粒子酸化亜鉛を含み、微粒子酸化チタン及び/または微粒子酸化亜鉛の総量は組成物全体100重量部中0.5~4.5重量部であることを特徴とする塗材仕上げ組成物。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
藁すさは組成物全体100重量部中0.01~10重量部であることを特徴とする請求項1記載の塗材仕上げ組成物。
【請求項3】
藁すさの長さは1~100mmであることを特徴とする請求項1または2記載の塗材仕上げ組成物。
【請求項4】
下地の上、あるいはその上にシーラーを塗付して乾燥させた上に、
アクリル樹脂系エマルジョンと、充填材と、骨材と、顔料と、増粘剤と、成膜助剤と、を含み、顔料の配合量が組成物100重量部中0.5~5.0重量部であることを特徴とする下塗材組成物を、塗付量0.7~1.5kg/m
2
で塗付して乾燥させ、
この上に、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の塗材仕上げ組成物を、塗付量1.0~5.0kg/m
2
で塗付することを特徴とする塗材仕上げ工法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の外壁を藁すさを含んだ土壁のような意匠(以下、藁すさ土壁調)とすることができる塗材仕上げ組成物、及び塗材仕上げ工法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、藁すさ土壁調の塗材として特許文献1には、合成樹脂エマルション固形分100重量部に対して、繊維長2~20mm、繊維径0.1~2mmの単繊維状合成繊維を5~100重量部、粒子径0.01~2mmの粉体を50~1000重量部含有し、合成繊維の平均繊維径と粉体の平均粒子径との比率が1:5~5:1の範囲にて配合されることを特徴とする藁すさ繊維調塗料組成物が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、溶剤、樹脂および顔料を含む着色剤を用いて濃淡が生じるように着色された着色藁と、骨材と、バインダー樹脂とを混合してなることを特徴とする着色藁含有塗材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-302575号公報
特開2006-037041号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1記載の藁すさ繊維調塗料組成物は、藁すさではなく合成繊維を用いているため、藁すさ土壁調とは異なった意匠となる場合がある、という課題があった。また、該合成繊維が部分的に塗膜表面に表出すると、藁すさではないためにより一層藁すさ土壁調とは異なった美感を起こさせる場合がある、という課題があった。
【0006】
また、特許文献2記載の着色藁含有塗材は、着色藁が他の材料で隠蔽されたりすることで、意匠性が劣る場合がある、という課題があった。また、耐候性を十分なものとするために酸化チタン等の顔料を添加すると、着色藁をより一層隠蔽してしまい意匠性が劣る場合がある、という課題があった。
【0007】
そこで本発明が解決しようとする課題は、藁すさを使用し、該藁すさが他の材料によって隠蔽されないため高い水準で藁すさ土壁調が得られ、耐候性に優れる塗材仕上げ組成物、及び塗材仕上げ工法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、アクリル樹脂系エマルジョンと、充填材と、骨材と、藁すさと、顔料と、増粘剤と、成膜助剤と、を含む組成物であって、
顔料は一次粒子径が10~100nmの微粒子酸化チタン及び/または微粒子酸化亜鉛を含み、微粒子酸化チタン及び/または微粒子酸化亜鉛の総量は組成物全体100重量部中0.5~4.5重量部であることを特徴とする塗材仕上げ組成物を提供する。
【0009】
また請求項2記載の発明は、藁すさは組成物全体100重量部中0.01~10重量部であることを特徴とする請求項1記載の塗材仕上げ組成物を提供する。
【0010】
また請求項3記載の発明は、藁すさの長さは1~100mmであることを特徴とする請求項1または2記載の塗材仕上げ組成物を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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