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公開番号
2024173236
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091527
出願日
2023-06-02
発明の名称
シートスライド構造
出願人
THK株式会社
代理人
弁理士法人インテクト国際特許事務所
,
個人
主分類
B60N
2/07 20060101AFI20241205BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートのスライド量を拡大すると共に、レール等のシートスライド機構を露出させることなくシート前後の足元スペースの確保が可能なシートスライド構造を提供する。
【解決手段】シートを床面に対して前後方向にスライド自在に取り付けるシートスライド構造であって、前記シートを前後方向にスライド自在に案内する第1の直動案内装置を備え、前記第1の直動案内装置は、第1のレールと第1のブロックを備え、前記第1のブロックは、前記床面に固定されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを床面に対して前後方向にスライド自在に取り付けるシートスライド構造であって、
前記シートを前後方向にスライド自在に案内する第1の直動案内装置を備え、
前記第1の直動案内装置は、第1のレールと第1のブロックを備え、
前記第1のブロックは、前記床面に固定されることを特徴とするシートスライド構造。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のシートスライド構造において、
前記シートと前記床面の間に配置されるシートベースを備え、
前記第1のレールは、前記シートベースに固定され、
前記シートを前記シートベースに対して前後方向にスライド自在に案内する第2の直動案内装置を備えることを特徴とするシートスライド構造。
【請求項3】
請求項2に記載のシートスライド構造において、
前記第2の直動案内装置は、第2のレールと第2のブロックを備え、
前記第2のブロックは、前記シートベースに固定され、
前記第2のレールは、前記シートに固定されることを特徴とするシートスライド構造。
【請求項4】
請求項3に記載のシートスライド構造において、
前記シートベースを前記床面に対し前後方向に移動させる第1のアクチュエータを備え、
前記第1のアクチュエータは、前記床面の内部に配置されることを特徴とするシートスライド構造。
【請求項5】
請求項3に記載のシートスライド構造において、
前記シートベースを前記床面に対し前後方向に移動させる第1のアクチュエータを備え、
前記第1のアクチュエータと前記床面との間にはリンク機構を備え、
前記第1のアクチュエータは、前記シートベースに取り付けられることを特徴とするシートスライド構造。
【請求項6】
請求項5に記載のシートスライド構造において、
前記第1のアクチュエータ及び前記シートを前記シートベースに対し前後方向に移動させる第2のアクチュエータは、それぞれ前記シートベースの上方に配置されることを特徴とするシートスライド構造。
【請求項7】
請求項3に記載のシートスライド構造において、
前記第1のレールは、前記第2のレールよりも前後方向に短いことを特徴とするシートスライド構造。
【請求項8】
請求項2に記載のシートスライド構造において、
前記シートベースは、前記シートの下面から床面に向けて前後方向の断面において、末広がり形状に形成されることを特徴とするシートスライド構造。
【請求項9】
シートを床面に対して前後方向にスライド自在に取り付けるシートスライド構造であって、
前記シートを前後方向にスライド自在に案内する第2の直動案内装置を備え、
前記第2の直動案内装置は、第2のレールと第2のブロックを備え、
前記第2のレールは、前記シートに固定されることを特徴とするシートスライド構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートスライド構造に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等に用いられるシートスライド構造として、シートと車体床面との間にスライドレール機構を介在させ、シートを車両前後方向にスライド自在とする構造が知られている。また、シートのスライド量を拡大して、利便性を高めることのできるシートスライド構造が知られている。このようなシートスライド構造は種々の構造が知られているが、例えば、特許文献1に記載されているように、シートクッションに対してシートバックをシート前後方向に起倒自在に連結するとともに、上記シートクッションをスライドレール機構を介して車体床面側に取り付けてなる車両用シート装置であって、上記スライドレール機構を、相対摺動自在とされた第1アッパーレールと第1ロアレールからなり該第1アッパーレールが上記シートクッションに固定された第1スライドレール機構と第2アッパーレールと第2ロアレールからなり該第2ロアレールが車体床面側に固定された第2スライドレール機構とを備え、且つ上記第1スライドレール機構の上記第1ロアレールと上記第2スライドレール機構の上記第2アッパーレールとを一体的に結合して構成するとともに、上記第1スライドレール機構のスライド最前端位置において上記シートバックが前倒されるとき該シートバックの前倒変位を受けて上記第2スライドレール機構側のロック機構を解除するロック解除機構を備えたことを特徴とする車両用シート装置が知られている。
【0003】
このような車両用シート装置によれば、スライドレール機構を第1スライドレール機構と第2スライドレール機構の2つの機構で構成し、これら2つのスライドレール機構を必要に応じて選択使用することで、1つのスライドレール機構で構成されるシートスライド構造よりもスライド量を拡大させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-312324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、例えば、自動車の前席に従来のシートスライド構造を採用した場合、後席の足元スペースを拡大するために前席を前方にスライドさせたとしても、車体床面に固定されたレールや取付けブラケット等が露出し、これらが後席の足元スペースにおいて邪魔になってしまい拡大させた足元スペースを有効に活用することができないという課題があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであって、シートのスライド量を拡大すると共に、レール等のスライド機構を露出させることなくシート前後の足元スペースの確保が可能なシートスライド構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する本発明に係るシートスライド構造は、シートを床面に対して前後方向にスライド自在に取り付けるシートスライド構造であって、前記シートを前後方向にスライド自在に案内する第1の直動案内装置を備え、前記第1の直動案内装置は、第1のレールと第1のブロックを備え、前記第1のブロックは、前記床面に固定されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るシートスライド構造によれば、シートのスライド量を拡大すると共に、レール等のスライド機構を露出させることなくシート前後の足元スペースの確保をすることができる。また、本発明に係るシートスライド構造によれば、シートスライド構造をシートクッション及びシートベースカバーの内部に配置することで、シート下における床面の内部空間を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態に係るシートスライド構造の側面図。
本発明の第1の実施形態に係るシートスライド構造の下方から見た斜視図。
図2におけるA部拡大断面図。
本発明の第1の実施形態に係るシートスライド構造の上方から見た斜視図。
本発明の第1の実施形態に係るシートスライド構造であって、第1のスライド機構を前方に駆動させた状態を示す下方から見た斜視図。
本発明の第1の実施形態に係るシートスライド構造であって、第1のスライド機構及び第2のスライド機構を前方に駆動させた状態を示す上方から見た斜視図。
本発明の第1の実施形態に係るシートの移動範囲を示す参考図であって、上段はシートを最後方に移動させた状態を示し、下段はシートを最前方に移動させた状態を示す参考図。
本発明の第2の実施形態に係るシートスライド構造の側面図。
本発明の第2の実施形態に係るシートスライド構造の上方から見た斜視図。
本発明の第2の実施形態に係るシートスライド構造の下方から見た斜視図。
図10におけるB部拡大断面図。
本発明の第2の実施形態に係るシートスライド構造であって、第1のスライド機構を前方に駆動させた状態を示す上方から見た斜視図。
本発明の第2の実施形態に係るシートスライド構造であって、第1のスライド機構及び第2のスライド機構を前方に駆動させた状態を示す上方から見た斜視図。
本発明の第2の実施形態に係るシートの移動範囲を示す参考図であって、上段はシートを最後方に移動させた状態を示し、下段はシートを最前方に移動させた状態を示す参考図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係るシートスライド構造の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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