TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024172737
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090661
出願日
2023-06-01
発明の名称
ファイル管理システム、作業支援システム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
G06F
16/28 20190101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約
【課題】データファイル間のリンク先候補が複数ある場合において、適切なリンク先を設定することができる技術を提供する。
【解決手段】本発明に係るファイル管理システムは、データファイルが記載している文字列が指し示す対象の種別を判定することにより、前記対象がデータファイル間で一致するか否かを判定し、一致する場合はデータファイル間のリンクを付与する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
文字列を含むデータファイルを管理するファイル管理システムであって、
前記文字列が指し示す対象の種別を前記文字列に基づき判定するためのルールを記述した文字種別判定ルールにしたがって前記対象の種別を判定する指示対象種別判定部、
第1データファイル内に含まれる第1文字列と第2データファイル内に含まれる第2文字列とを比較する文字列比較処理部、
前記データファイル間のリンクを設定するためのルールを記述したリンクルールを取得するリンクルール認識処理部、
前記リンクルールにしたがって前記第1文字列と前記第2データファイルとの間のリンクを設定するリンク設定処理部、
を備え、
前記リンクルールは、前記第1文字列が指し示す前記対象の種別と、前記第2データファイルとの間のリンクを定義しており、
前記リンク設定処理部は、前記リンクルールにしたがって、前記第1文字列のリンク先データファイルとして前記第2データファイルを特定し、
前記文字列比較処理部は、前記特定した前記第2データファイル内の前記第2文字列が指し示す前記対象の種別と、前記第1文字列が指し示す前記対象の種別とを比較することにより、前記第1文字列の対象と前記第2文字列の対象が一致するか否かを判定し、
前記リンク設定処理部は、前記第1文字列が指し示す前記対象と前記第2文字列が指し示す前記対象が一致すると前記文字列比較処理部が判定した場合は、前記第1文字列と前記第2データファイルとの間のリンクを付与する
ことを特徴とするファイル管理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記ファイル管理システムはさらに、前記データファイルが記述している内容を表すファイル種別を判定するファイル種別判定部を備え、
前記リンクルールは、前記第1データファイルのファイル種別、前記第1文字列が指し示す前記対象の種別、および、前記第2データファイルのファイル種別の間のリンクを定義しており、
前記リンク設定処理部は、前記ファイル種別判定部が判定した前記第1データファイルのファイル種別と、前記指示対象種別判定部が判定した前記第1文字列が指し示す前記対象の種別とを用いて前記リンクルールを参照することにより、前記第1文字列のリンク先データファイルとして前記第2データファイルを特定する
ことを特徴とする請求項1記載のファイル管理システム。
【請求項3】
前記文字種別判定ルールは、前記対象の種別を、
前記文字列の種別、
前記文字列の文字数、
前記文字列内に他の種別の前記文字列が含まれるか否か、および、含まれる場合はその位置、
のうち少なくともいずれかにしたがって判定するように構成されており、
前記指示対象種別判定部は、前記文字列の種別と前記文字列の文字数を用いて前記文字種別判定ルールを参照することにより、前記対象の種別を判定する
ことを特徴とする請求項1記載のファイル管理システム。
【請求項4】
前記文字種別判定ルールは、前記対象の種別を、前記文字列内に含まれるキーワードによって判定するように構成されており、
前記指示対象種別判定部は、前記文字列内のキーワードを用いて前記文字種別判定ルールを参照することにより、前記対象の種別を判定する
ことを特徴とする請求項1記載のファイル管理システム。
【請求項5】
前記リンクルールにおける前記第1データファイルと、前記リンクルールにおける前記第2データファイルは、前記対象を互いに異なる観点から記述した図面データである
ことを特徴とする請求項1記載のファイル管理システム。
【請求項6】
前記リンクルールにおける前記第1データファイルは、電気機器が有する部品と配線との間の電気的な接続関係を記述した図面データであり、
前記リンクルールにおける前記第2データファイルは、前記部品と前記配線の物理的配置または前記部品と前記配線との間の物理的な接続関係を記述した図面データである
ことを特徴とする請求項5記載のファイル管理システム。
【請求項7】
前記リンクルールにおける前記第1データファイルは、電気機器が有する部品と配線の全体像を記述した図面データであり、
前記リンクルールにおける前記第2データファイルは、特定の前記部品の種別について記述した図面データである
ことを特徴とする請求項1記載のファイル管理システム。
【請求項8】
前記リンクルールは、前記第1文字列から、2つ以上の互いに異なるデータファイルに対して、互いに異なる優先度でリンクを設定することができるように構成されており、
前記リンク設定処理部は、前記第1データファイルから2つ以上のデータファイルに対するリンクが前記リンクルール内に含まれる場合は、前記第1データファイルから前記2つ以上のデータファイルそれぞれに対するリンクを設定するとともに、その設定したリンクに対して前記優先度を付与する
ことを特徴とする請求項1記載のファイル管理システム。
【請求項9】
前記リンクルールは、前記第1データファイルから、2つ以上の互いに異なるデータファイルに対して、互いに異なる優先度でリンクを設定することができるように構成されており、
前記リンク設定処理部は、前記第1データファイルから2つ以上のデータファイルに対するリンクが前記リンクルール内に含まれる場合は、前記2つ以上のデータファイルのうち前記優先度が最も高いものに対するリンクを設定する
ことを特徴とする請求項1記載のファイル管理システム。
【請求項10】
作業者の業務を支援する作業支援システムであって、
請求項1記載のファイル管理システム、
前記ファイル管理システムが管理するデータファイルを取得して前記作業者に対して提示することができる第1作業端末、
を有する
ことを特徴とする作業支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、文字列を含むデータファイルを管理するファイル管理システムに関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、作業現場におけるデジタル化が加速し、作業情報を入力する携帯型端末を用いた作業が普及してきている。作業者は携帯型端末上で従来の紙を用いた作業と同様に図面を参照して作業する。大規模なシステムの場合、参照するべき図面は、全体の電気的な接続を示す図面や各部品の特性や外形を示す図面など多岐に渡るので、作業者は複数の図面ファイルから該当のページを探す必要がある。デジタル化した作業の場合、1つの図面のページから関連する他の図面ページへのリンクを設定することにより、作業者がページを探す行為を省略することができ、作業の効率化が期待できる。
【0003】
特許文献1は、『現場で必要な図面を少ない操作で閲覧する。』ことを課題として、『図面データを記憶する記憶部と、前記図面データの複数図面に共通する文字列を検索するリストアップ部と、前記図面データを表示し、表示した図面内の文字列が選択されると、前記検索された文字列のリンク先を表示する閲覧部と、前記リンク先を、複数図面に共通する文字列間のリンクの中から、ルールに従ってリンクを生成するリンク生成部と、を有する図書閲覧システム。図面データを記憶する記憶部と、図面のリンクを生成するリンク生成部を有する図書閲覧装置の図書閲覧方法において、前記図書閲覧装置が、前記図面データの複数図面に共通する文字列を検索し、前記複数図面に共通する文字列についてルールに従ってリンクを生成する図書閲覧方法。』という技術を記載している(要約参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-158929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
大規模なシステムの図面データにおいては、図面ファイルの容量が大きいので、個別にリンクを設定する作業のために労力を要する。また、リンク設定が実際に実施する作業に対して適切でない場合、1つの文字列に対して複数のリンク先が生成される。そうすると作業者は目標の図面ページを複数のリンクから選択する手間が発生し、閲覧の効率が低下する課題がある。
【0006】
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、データファイル間のリンク先候補が複数ある場合において、適切なリンク先を設定することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るファイル管理システムは、データファイルが記載している文字列が指し示す対象の種別を判定することにより、前記対象がデータファイル間で一致するか否かを判定し、一致する場合はデータファイル間のリンクを付与する。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るファイル管理システムによれば、データファイル間のリンク先候補が複数ある場合において、適切なリンク先を設定することができる。上記した以外の課題、構成、効果などについては、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る作業支援システムとファイル管理システム10の全体構成図である。
作業支援システムの動作を説明するフローチャートである。
S202においてユーザが管理端末20上で用いる画面例である。
展開接続図の例である。
配線表の例である。
実装図の例である。
端子台接続図の例である。
記憶部11内のフォルダ構造例を示す。
実施形態1においてドキュメントファイル内に記載される文字列の例を列挙する。
S203においてユーザがリンクルールを登録する際に管理端末20上で用いる画面例である。
リンクルールの1例である。
図8Aのルールに従ってリンクが形成された時のファイル間のリンク関係を示す。
S203においてユーザが文字種別判定ルールを登録する際に管理端末20上で用いる画面例である。
文字種別判定ルールの具体例を示す。
文字種別判定ルールの別例を示す。
ファイル解析ステップの詳細を説明するフローチャートである。
図面番号リストの例である。
盤番号リストの例である。
S1104の詳細を説明するフローチャートである。
S205の詳細を説明するフローチャートである。
S206における作業端末30上の表示例である。
S206における作業端末30上の表示例である。
S206における作業端末30上の表示例である。
実施形態2におけるリンクルールの例である。
実施形態3に係る作業支援システムの構成図である。
実施形態3における作業端末上での表示例を示す。
実施形態3における作業端末上での表示例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施の形態1:概要>
以下に本発明を実施するための形態(実施形態)における作業支援システムについて説明する。作業支援システムは、作業ユーザが作業において用いるドキュメント(図面)ファイルを管理するファイル管理システムと、管理ユーザが図面ファイルをファイル管理システムに登録して操作するための管理端末と、作業ユーザがドキュメントファイルを表示するための作業端末を含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
物品
1か月前
個人
認証システム
1か月前
個人
RFタグ読取装置
13日前
個人
自動精算システム
4日前
個人
自動精算システム
1か月前
個人
保証金管理システム
1か月前
個人
売買システム
10日前
個人
管理サーバ
24日前
個人
鑑定証明システム
1か月前
個人
救急搬送システム
1か月前
個人
市場受発注システム
2日前
キヤノン株式会社
印刷装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
12日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
12日前
個人
生成AIとの常時接続システム
1か月前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
4日前
個人
VRによる人体各部位の立体化
24日前
株式会社MRC
集客システム
1か月前
個人
技術マッチングシステム
2か月前
株式会社COLORS
表示装置
1か月前
個人
未来型家系図構築システム
1か月前
株式会社ネットブリッジ
展示販売装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1か月前
キヤノン株式会社
印刷管理装置
1か月前
個人
コンテンツ開示順位判定システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
分析装置
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
26日前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
1か月前
ミサワホーム株式会社
プログラム
1か月前
ローム株式会社
ソース機器
1か月前
キヤノン電子株式会社
業務管理システム
1か月前
個人
文字入力方法、文字入力プログラム
2か月前
日本精機株式会社
コミュニケーション端末
1か月前
トヨタ自動車株式会社
作業管理装置
2日前
続きを見る
他の特許を見る