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公開番号
2024172224
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089793
出願日
2023-05-31
発明の名称
洗浄機
出願人
ホシザキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A47L
15/46 20060101AFI20241205BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】洗浄機の稼働停止後に熱交換ユニットの内部に残る水滴量を減少させることができる、洗浄機を提供する。
【解決手段】食器洗浄機1は、洗浄室3と洗浄室から水蒸気を排出する開口部と洗浄室を開閉可能なドア7とを有する洗浄機本体2と、開口部から排出された水蒸気を凝縮して水蒸気の包含量が減少した空気を排出する熱交換器と開口部から水蒸気を取り込んで熱交換器から空気を排出させる排気ファンとを有する蒸気回収装置と、洗浄機に対する運転電源のON/OFFを切り替える切替指示を受け付ける運転電源ボタンと、排気ファンの動作を制御するコントローラと、を備える。コントローラは、運転電源ボタンを介して運転電源をOFFに切り替える切替信号指示を受け付けると、その受け付けを起点として排気ファンが一定の時間作動した状態となるように排気ファンの動作を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
被洗浄物を洗浄する洗浄機であって、
前記被洗浄物を収容する洗浄室と、前記洗浄室から水蒸気を排出する開口部と、前記洗浄室を開閉可能なドアと、を有する本体部と、
前記開口部から排出された前記水蒸気を凝縮して前記水蒸気の包含量が減少した空気を排出するように設けられた排気部と、前記開口部から前記水蒸気を取り込んで前記排気部から前記空気を排出させるファンと、を有する熱交換ユニットと、
前記洗浄機に対する運転電源のON/OFFを切り替える切替指示を受け付ける受付部と、
前記ファンの動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記受付部を介して前記運転電源をOFFに切り替える切替指示を受け付けると、その受け付けを起点として前記ファンが一定の時間作動した状態となるように前記ファンの動作を制御する、洗浄機。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
洗浄水タンクに貯留された水を洗浄室内に噴射する洗浄工程の実行と、濯ぎ水タンクに貯留された水を前記洗浄室内に噴射する濯ぎ工程の実行とを一サイクルに含む洗浄運転において、前記濯ぎ工程において前記洗浄室内に噴射された水を前記洗浄水タンクに回収して次サイクルの前記洗浄工程において使用すると共に、前記洗浄水タンクに貯留されている水の一部を前記一サイクルの洗浄運転で入れ替える、請求項1記載の洗浄機。
【請求項3】
前記排気部は、前記水蒸気の包含量が減少した空気を機外へ排出し、
前記ドアは、上下動自在に箱状に設けられており、かつ、上下方向の移動によって前記洗浄室を開閉可能に設けられている、請求項1又は2記載の洗浄機。
【請求項4】
前記受付部は、作業者から前記切替指示を受け付ける操作部である、請求項1又は2記載の洗浄機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食器等の被洗浄物の洗浄を行う洗浄機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に示されるような、洗浄室を有する本体と、洗浄室から排出された水蒸気を凝縮して水蒸気の包含量が減少した空気を排出する熱交換ユニットと、を備える洗浄機が知られている。特許文献1に記載の洗浄機では、従来排気されていた水蒸気(湯気)によって給水を昇温させると共に、水蒸気の包含量が減少した空気を機外に排出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-141249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような熱交換ユニットの内部は、洗浄機が稼働している間は水滴が付着している状態であるが、洗浄機が稼働しない例えば夜間も水滴が付着している状態となる。このため、熱交換ユニットの内部は、カビが発生しやすい環境となっている。
【0005】
そこで、本発明の目的は、洗浄機の稼働停止後に熱交換ユニットの内部に残る水滴量を減少させることができる、洗浄機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一側面に係る洗浄機は、被洗浄物を洗浄する洗浄機であって、被洗浄物を収容する洗浄室と、洗浄室から水蒸気を排出する開口部と、洗浄室を開閉可能なドアと、を有する本体部と、開口部から排出された水蒸気を凝縮して水蒸気の包含量が減少した空気を排出するように設けられた排気部と、開口部から水蒸気を取り込んで排気部から空気を排出させるファンと、を有する熱交換ユニットと、洗浄機に対する運転電源のON/OFFを切り替える切替指示を受け付ける受付部と、ファンの動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、受付部を介して運転電源をOFFに切り替える切替指示を受け付けると、その受け付けを起点としてファンが一定の時間作動した状態となるようにファンの動作を制御する。
【0007】
この構成の洗浄機では、運転電源をOFFに切り替える切替指示を受け付けると、その受け付けを起点としてファンが一定の時間作動する。これにより、例えば作業者によって洗浄水タンクに貯留された水が排出されて洗浄水タンクに水が貯留されていない状態でファンを一定時間作動させることができるので、熱交換ユニットの内部が一定時間換気される。この結果、洗浄機の稼働停止後に熱交換ユニットの内部に残る水滴量を減少させることができる。
【0008】
(2)上記(1)に記載の洗浄機では、洗浄水タンクに貯留された水を洗浄室内に噴射する洗浄工程の実行と、濯ぎ水タンクに貯留された水を洗浄室内に噴射する濯ぎ工程の実行とを一サイクルに含む洗浄運転において、濯ぎ工程において洗浄室内に噴射された水を洗浄水タンクに回収して次サイクルの洗浄工程において使用すると共に、洗浄水タンクに貯留されている水の一部を一サイクルの洗浄運転で入れ替えてもよい。洗浄運転後に洗浄水タンクの水が全排出されるタイプの洗浄機と比較して、洗浄水タンクに貯留された水を次のサイクルでも使用するタイプの洗浄機では、洗浄運転が終了しても次の洗浄運転が開始されるまで洗浄水タンクに水が貯留されたままとなるので、熱交換ユニットの内部は濡れたままとなりやすい。この構成では、熱交換ユニットの内部が濡れたままとなりやすいタイプの洗浄機においても、洗浄機の稼働停止後に熱交換ユニットの内部に残る水滴量を減少させることができる。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)に記載の洗浄機では、排気部は、水蒸気の包含量が減少した空気を機外へ排出し、ドアは、上下動自在に箱状に設けられており、かつ、上下方向の移動によって洗浄室を開閉可能に設けられていてもよい。洗浄室の前面のみを開放するドアを有するタイプの洗浄機と比べて、箱状のドアが上下に移動するタイプの洗浄機では、洗浄室を機外に大きく露出する。また、熱交換ユニットは、水蒸気の包含量が減少した空気を機外へ排出する排気部とを有している。このため、厨房内に設置されたファンや厨房内のドアの開放によって発生する空気の流れによって、熱交換ユニットの内部にカビの要素となる栄養素が侵入し易くなっている。この構成では、箱状のドアが上下に移動するタイプの洗浄機においても、洗浄機の稼働停止後における熱交換ユニット内部の水滴量を減少させることができる。これにより、熱交換ユニットの内部にカビが発生することを抑制できる。
【0010】
(4)上記(1)~(3)の何れか一つに記載の洗浄機では、受付部は、作業者から切替指示を受け付ける操作部であってもよい。この構成では、作業者による操作部のOFF操作に連動して、その受け付けを起点としてファンが一定の時間作動した状態となるようにファンの動作が制御される。これにより、作業者は、特に意識することなく、閉店時等に操作部において運転電源をOFFにする切替操作をするだけで、熱交換ユニットの内部の水滴量を減少させることができるファンの制御を実行できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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