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公開番号2024175877
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023093954
出願日2023-06-07
発明の名称冷却貯蔵庫
出願人ホシザキ株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類F25D 21/04 20060101AFI20241212BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】作業者が送風機を操作することなく、結露が生じ易い状況において、送風機を確実に動作させることが可能な冷却貯蔵庫を提供する。
【解決手段】貯蔵室12を有する箱体11と、貯蔵室12を冷却するための冷却装置14と、箱体11の表面11Bに沿って送風することが可能な送風機25と、送風機25の動作を制御する制御部28と、を備え、制御部28は、表面11Bに結露が生じ易い状況であるか否かを判定する判定処理と、判定処理において、表面11Bに結露が生じ易い状況であると判定された場合に、送風機25を動作させる送風機動作処理と、を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵室を有する箱体と、
前記貯蔵室を冷却するための冷却装置と、
前記箱体の外表面に沿って送風することが可能な送風機と、
前記送風機の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記外表面に結露が生じ易い状況であるか否かを判定する判定処理と、
前記判定処理において、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定された場合に、前記送風機を動作させる送風機動作処理と、を実行する、冷却貯蔵庫。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記外表面の温度を測定することが可能な外表面温度センサと、
前記箱体の周囲温度を測定することが可能な周囲温度センサと、を備え、
前記制御部は、前記判定処理において、前記周囲温度と前記外表面の温度との差が所定値以上となった場合に、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定する、請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項3】
現在時刻を計時する計時部を備え、
前記制御部は、前記判定処理において、前記現在時刻が、所定の時刻になった場合に、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定する、請求項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項4】
前記冷却装置は、冷媒を圧縮する圧縮機を備え、
前記制御部は、前記判定処理において、前記圧縮機が動作している場合に、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定する、請求項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項5】
前記貯蔵室内の温度を測定することが可能な庫内温度センサと、
前記箱体の周囲温度を測定することが可能な周囲温度センサと、を備え、
前記制御部は、前記判定処理において、前記周囲温度と、前記貯蔵室内の温度との差が所定値以上となった場合に、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定する、請求項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項6】
前記外表面の温度を測定することが可能な外表面温度センサと、
前記箱体の周囲温度を測定することが可能な周囲温度センサと、を備え、
前記制御部は、前記周囲温度及び予め設定された相対湿度に基づいて、Tetens(1930)の式を用いて露点を算出する露点算出処理を実行し、
さらに、前記制御部は、前記判定処理において、前記外表面の温度が前記露点以下となった場合に、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定する、請求項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項7】
前記貯蔵室内の温度を測定することが可能な庫内温度センサと、
前記箱体の周囲温度を測定することが可能な周囲温度センサと、を備え、
前記制御部は、前記周囲温度及び前記貯蔵室内の温度に基づいて、前記外表面の温度を算出する外表面温度算出処理を実行し、
前記制御部は、前記判定処理において、前記外表面の温度が所定値以下となった場合に、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定する、請求項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される技術は、冷却貯蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、冷却貯蔵庫として、下記特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載された冷却貯蔵庫は、貯蔵室を構成する箱体(筐体)の外表面に沿って送風することが可能な送風機(送風ユニット)を備えている。これにより、箱体の外表面における熱交換を促すことで、外表面の温度が低下して結露が発生する事態を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-133722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1には、箱体の外表面における結露の発生の有無を作業者が目視で確認し、送風機を動作させることが記載されている。しかしながら、このような構成では、作業者が手動で送風機を操作する必要があり、作業が増えてしまう。また、送風機を手動によって操作する場合には、送風機を動作させるか否かを作業者が判断することになる。このため、結露が生じ易い状況において、作業者が判断を誤ってしまい送風機を動作させなかったり、結露が生じ難い状況において、作業者が送風機を動作させてしまい、エネルギーを無駄に消費してしまったりする事態が懸念される。
【0005】
本明細書で開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、作業者が送風機を操作することなく、結露が生じ易い状況において、送風機を確実に動作させることが可能な冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段として、本明細書で開示される冷却貯蔵庫は、貯蔵室を有する箱体と、前記貯蔵室を冷却するための冷却装置と、前記箱体の外表面に沿って送風することが可能な送風機と、前記送風機の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記外表面に結露が生じ易い状況であるか否かを判定する判定処理と、前記判定処理において、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定された場合に、前記送風機を動作させる送風機動作処理と、を実行することを特徴とする。
【0007】
また、前記外表面の温度を測定することが可能な外表面温度センサと、前記箱体の周囲温度を測定することが可能な周囲温度センサと、を備え、前記制御部は、前記判定処理において、前記周囲温度と前記外表面の温度との差が所定値以上となった場合に、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定するものとすることができる。
【0008】
また、現在時刻を計時する計時部を備え、前記制御部は、前記判定処理において、前記現在時刻が、所定の時刻になった場合に、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定するものとすることができる。
【0009】
また、前記冷却装置は、冷媒を圧縮する圧縮機を備え、前記制御部は、前記判定処理において、前記圧縮機が動作している場合に、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定するものとすることができる。
【0010】
また、前記貯蔵室内の温度を測定することが可能な庫内温度センサと、前記箱体の周囲温度を測定することが可能な周囲温度センサと、を備え、前記制御部は、前記判定処理において、前記周囲温度と、前記貯蔵室内の温度との差が所定値以上となった場合に、前記外表面に結露が生じ易い状況であると判定するものとすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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