TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024171120
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023088017
出願日
2023-05-29
発明の名称
振動型リニアアクチュエータおよび切断装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B06B
1/04 20060101AFI20241204BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約
【課題】小型化を図りつつ、振動を抑制することが可能な振動型リニアアクチュエータおよび切断装置を得る。
【解決手段】振動型リニアアクチュエータ5は、互いに逆位相で往復動する出力可動体71および吸振可動体72を備えている。また、振動型リニアアクチュエータ5は、出力可動体71と吸振可動体72とを連結する連結部材73を備えている。ここで、吸振可動体72は、吸振可動体72の重心G2の位置が出力可動体71の重心G1の位置に近づくように調整する吸振側錘723を備えている。また、連結部材73は、出力可動体71を保持する出力可動体保持部731と、吸振可動体72を保持する吸振可動体保持部732と、出力可動体保持部731と吸振可動体保持部732とを連結する連結部733と、を備えている。そして、吸振側錘723には、吸振可動体保持部732に形成された被固定部73232に固定される固定部72342が形成されている。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
周期的に変動する磁界により第1方向に往復動することが可能な出力可動体と、
前記出力可動体とは逆位相で前記第1方向に往復動するように構成され、前記出力可動体が前記第1方向に往復動する際に生じる振動を抑制する吸振可動体と、
前記出力可動体と前記吸振可動体とを連結する連結部材と、
を備え、
前記出力可動体は、前記第1方向と交差する第2方向に延在して接続対象物に連結され得る出力軸を有しており、
前記吸振可動体は、前記吸振可動体の重心の位置が前記出力可動体の重心の位置に近づくように調整する吸振側錘を備えており、
前記連結部材は、
前記出力可動体を保持する出力可動体保持部と、
前記吸振可動体を保持する吸振可動体保持部と、
前記出力可動体保持部と前記吸振可動体保持部とを連結する連結部と、
を備えており、
前記吸振側錘には、前記吸振可動体保持部に形成された被固定部に固定される固定部が形成されている、
振動型リニアアクチュエータ。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記吸振可動体保持部は、
前記出力可動体保持部に対して前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向の一側に位置する第1吸振可動体保持部と、
前記出力可動体保持部に対して前記第3方向の他側に位置する第2吸振可動体保持部と、
を備えており、
前記吸振側錘は、
前記第1吸振可動体保持部に固定される第1固定基部と、
前記第2吸振可動体保持部に固定される第2固定基部と、
前記第1固定基部と前記第2固定基部とを連結する連結基部と、
を備えている、
請求項1に記載の振動型リニアアクチュエータ。
【請求項3】
前記吸振側錘が、型成形品である、
請求項1または請求項2に記載の振動型リニアアクチュエータ。
【請求項4】
前記吸振側錘の比重が、2.0以上14.0以下である、
請求項1または請求項2に記載の振動型リニアアクチュエータ。
【請求項5】
前記吸振可動体の質量は、前記出力可動体の質量よりも大きい、
請求項1または請求項2に記載の振動型リニアアクチュエータ。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の振動型リニアアクチュエータと、
前記接続対象物の一部を構成する可動刃と、
前記可動刃が摺接する固定刃と、
を備える、
切断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、振動型リニアアクチュエータおよび切断装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、振動型リニアアクチュエータとして、下記の特許文献1に開示されているように、周期的に変動する磁界により往復動する出力可動体と、出力可動体と逆位相で往復動し、振動を抑制する吸振可動体と、を備えるものが知られている。
【0003】
この特許文献1では、吸振可動体に錘を設けることで、振動を抑制するための吸振可動体の重心の位置を、可動刃が取り付けられる出力可動体の重心の位置に近づけるようにしている。こうすることで、出力可動体が往復動する際に生じる振動をより確実に抑制することができるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6793366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、錘を用いて振動を抑制するタイプの振動型リニアアクチュエータにおいては、より小型化を図れるようにするのが好ましい。
【0006】
そこで、本開示は、小型化を図りつつ、振動を抑制することが可能な振動型リニアアクチュエータおよび切断装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様にかかる振動型リニアアクチュエータは、周期的に変動する磁界により第1方向に往復動することが可能な出力可動体と、前記出力可動体とは逆位相で前記第1方向に往復動するように構成され、前記出力可動体が前記第1方向に往復動する際に生じる振動を抑制する吸振可動体と、前記出力可動体と前記吸振可動体とを連結する連結部材と、を備え、前記出力可動体は、前記第1方向と交差する第2方向に延在して接続対象物に連結され得る出力軸を有しており、前記吸振可動体は、前記吸振可動体の重心の位置が前記出力可動体の重心の位置に近づくように調整する吸振側錘を備えており、前記連結部材は、前記出力可動体を保持する出力可動体保持部と、前記吸振可動体を保持する吸振可動体保持部と、前記出力可動体保持部と前記吸振可動体保持部とを連結する連結部と、を備えており、前記吸振側錘には、前記吸振可動体保持部に形成された被固定部に固定される固定部が形成されている。
【0008】
本開示の一態様にかかる切断装置は、上記振動型リニアアクチュエータと、前記接続対象物の一部を構成する可動刃と、前記可動刃が摺接する固定刃と、を備えている。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、小型化を図りつつ、振動を抑制することが可能な振動型リニアアクチュエータおよび切断装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態にかかるバリカンの一例を示す斜視図である。
実施の形態にかかるバリカンの一例を示す分解斜視図である。
実施の形態にかかる振動型リニアアクチュエータの一例を一方向から見た斜視図である。
実施の形態にかかる振動型リニアアクチュエータの一例を他の方向から見た斜視図である。
実施の形態にかかる振動型リニアアクチュエータの一例を示す正面図である。
実施の形態にかかる振動型リニアアクチュエータの一例を示す分解斜視図である。
実施の形態にかかる振動型リニアアクチュエータの一例を、位置決め部材に固定された磁性ブロックと電磁コアブロックとに分解して示す正面図である。
実施の形態にかかる振動型リニアアクチュエータの一例から位置決め部材を取り外した状態を示す斜視図である。
実施の形態にかかる振動型リニアアクチュエータの一例から位置決め部材を取り外した状態を示す正面図である。
実施の形態にかかる電磁コアブロックの一例を示す斜視図である。
実施の形態にかかる電磁コアブロックの一例を示す分解斜視図である。
実施の形態にかかる出力可動体および連結部材の一例を示す分解斜視図である。
実施の形態にかかる出力可動体の一例を連結部材が備える出力可動体保持部の一例に保持した状態を示す斜視図である。
実施の形態にかかる出力可動体の一例を連結部材が備える出力可動体保持部の一例に保持した状態を示す正面図である。
実施の形態にかかる可動刃ブロックの一例が接続された出力可動体の一例を、連結部材が備える出力可動体保持部の一例に保持した状態を示す斜視図である。
実施の形態にかかる可動刃ブロックの一例が接続された出力可動体の一例を、連結部材が備える出力可動体保持部の一例に保持した状態を示す正面図である。
実施の形態にかかる吸振可動体および連結部材の一例を示す分解斜視図である。
実施の形態にかかる吸振可動体の一例を連結部材が備える吸振可動体保持部の一例に保持した状態を示す斜視図である。
実施の形態にかかる吸振可動体の一例を連結部材が備える吸振可動体保持部の一例に保持した状態を示す正面図である。
実施の形態にかかる吸振側錘の一例を示す斜視図である。
実施の形態にかかる吸振側錘の一例を示す平面図である。
実施の形態にかかる吸振側錘の一例を示す正面図である。
実施の形態にかかる吸振側錘の一例を示す側面図である。
実施の形態にかかる振動型リニアアクチュエータの被固定部への固定構造の一例を模式的に示す図である。
図24の振動型リニアアクチュエータと被固定部との固定部分を拡大して示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
TDK株式会社
振動デバイス
3か月前
ニデックインスツルメンツ株式会社
アクチュエータ
1か月前
ニデックインスツルメンツ株式会社
アクチュエータ
1か月前
シャープ株式会社
超音波振動装置及び超音波洗浄装置
9日前
シャープ株式会社
超音波洗浄器、および止水パッキン
9日前
ニデックプレシジョン株式会社
振動モータ
3日前
ニデック株式会社
振動モータ
2か月前
日東電工株式会社
アクチュエータおよびアクチュエータの製造方法
1か月前
ミネベアミツミ株式会社
振動発生器
1か月前
碧波庭國際有限公司
負圧マッサージカップ装置及びそのバイブレータ
13日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
振動型リニアアクチュエータおよび切断装置
1か月前
ミネベアミツミ株式会社
振動アクチュエータ、振動提示装置及び実装構造
3か月前
ミネベアミツミ株式会社
振動アクチュエータ、振動提示装置及び実装構造
3か月前
ミネベアミツミ株式会社
振動発生装置及び電子機器
3か月前
ニデックインスツルメンツ株式会社
アクチュエータ
2か月前
浜松ホトニクス株式会社
アクチュエータ装置
11日前
ユーロドリル ゲーエムベーハー
建設機械のための振動発生装置及び動作方法
2か月前
フォスター電機株式会社
アクチュエータ及びこれを備えるディスプレイ
19日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
振動型リニアアクチュエータ、振動型リニアアクチュエータの被固定部への固定構造および切断装置
1か月前
オリンパス・ヴィンター・ウント・イベ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
制御方法、電気手術用ジェネレータ、及び電気手術設備
3日前
TOTO株式会社
水まわり部材
9日前
大日本印刷株式会社
積層体、化粧材、転写シート及び積層体の製造方法
13日前
TOPPANホールディングス株式会社
化粧シート
3か月前
日亜化学工業株式会社
透光性部材及び発光装置
3か月前
大日本印刷株式会社
積層体、化粧材、転写シート及び積層体の製造方法
13日前
日立Astemo株式会社
車載画像処理装置
2日前
三菱ケミカル株式会社
転写型及び被転写物、並びにそれら製造方法
2か月前
大日本印刷株式会社
化粧シート、樹脂含浸化粧板および樹脂含浸化粧板の製造方法
18日前
大日本印刷株式会社
積層体
2か月前
三菱ケミカル株式会社
硬化膜及び積層体、並びにこれらの製造方法
3か月前
株式会社TBM
選挙投票用紙及びその製造方法
2か月前
新東工業株式会社
締結方法、アルミニウム部材の製造方法、及びアルミニウム部材
1か月前
スズキ株式会社
内燃機関用ピストン及びその製造方法
1か月前
アキレス株式会社
合成皮革
16日前
アキレス株式会社
合成皮革
16日前
株式会社ヒロテック
樹脂金属積層材及びその製造方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る