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公開番号2025004242
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-14
出願番号2024180228,2022128226
出願日2024-10-15,2020-03-06
発明の名称アクチュエータ及びこれを備えるディスプレイ
出願人フォスター電機株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B06B 1/04 20060101AFI20250106BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約【課題】小型化を図ることが容易なアクチュエータを提供する。
【解決手段】アクチュエータS1が備える弾性支持体16は、取付部材12に固定される取付部材側被固定部、可動子14に固定される可動子側被固定部、及び、取付部材側被固定部と可動子側被固定部との間に位置する変形部80を有する。変形部の終端(変形部における取付部材側被固定部側の端)は、可動子側被固定部に対してX方向一方側の領域及び可動子側被固定部に対してX方向他方側の領域(「X方向外側領域」)のみに位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コイルを含んで構成される取付部材と、
マグネットを含んで構成され、前記取付部材に対して所定の変位方向に相対変位する可動子と、
前記取付部材に固定される取付部材側被固定部、前記可動子に固定される可動子側被固定部、及び、前記取付部材側被固定部と前記可動子側被固定部との間に位置する変形部を有する弾性支持体と、
を備えるアクチュエータであって、
前記変位方向を±Z方向とし、±Z方向に直交する平面内の方向のうち互いに垂直な方向をX方向及びY方向とし、
前記変形部における前記可動子側被固定部側の端を始端とし、前記変形部における前記取付部材側被固定部側の端を終端としたとき、
前記変形部の前記終端は、前記可動子側被固定部に対してX方向一方側の領域及び前記可動子側被固定部に対してX方向他方側の領域のみに位置し、
前記変形部は、
当該変形部の終端から前記可動子側に向かってX方向に延出する部位であるX方向一方側部及びX方向他方側部と、
前記X方向一方側部及び前記X方向他方側部から連続し、Y方向両側に延出した部位とX方向に延出する部位とを有する4つのアーム部と、
前記4つのアーム部のうちX方向に延出した部位からY方向に延びて当該変形部の始端に繋がる部位であるY方向一方側部及びY方向他方側部と、
を備える、
アクチュエータ。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記4つのアーム部の各々を前記始端側から前記終端側に向けて伸長する部分と把握したとき、
前記4つのアーム部の各々は、その伸長する方向がY方向内側かつX方向内側を向いた戻部を含んで構成されている、
請求項1に記載のアクチュエータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、アクチュエータとして、特許文献1記載のアクチュエータが知られている。
【0003】
このアクチュエータは、コイル(筒状電磁コイル2,2’)を含んで構成される取付部材(ヨーク1、ケース8など)と、マグネット(永久磁石3)を含んで構成される可動子(可動子5)と、取付部材に固定されると共に可動子に固定される弾性支持体(支持部材7,7’)と、を備える。弾性支持体(支持部材7,7’)が変形することで、可動子(可動子5)は、取付部材に対して所定の変位方向(x方向、y方向)に相対変位する。
【0004】
このアクチュエータでは、円板状の弾性支持体(支持部材7,7’)の周縁がその全周において筒状の部材(ヨーク1)に固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実公昭61-45745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述のようなアクチュエータは、装置内に設置されることが通常である。装置内におけるアクチュエータの設置スペースを考慮すると、アクチュエータには小型化が要求される。
【0007】
本開示は、小型化を図ることが容易なアクチュエータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の態様に係るアクチュエータは、コイルを含んで構成される取付部材と、マグネットを含んで構成され、前記取付部材に対して所定の変位方向に相対変位する可動子と、前記取付部材に固定される取付部材側被固定部、前記可動子に固定される可動子側被固定部、及び、前記取付部材側被固定部と前記可動子側被固定部との間に位置する変形部を有する弾性支持体と、を備えるアクチュエータであって、前記変位方向を±Z方向とし、±Z方向に直交する平面内の方向のうち互いに垂直な方向をX方向及びY方向とし、前記変形部における前記可動子側被固定部側の端を始端とし、前記変形部における前記取付部材側被固定部側の端を終端としたとき、前記変形部の前記終端は、前記可動子側被固定部に対してX方向一方側の領域及び前記可動子側被固定部に対してX方向他方側の領域のみに位置する、アクチュエータである。
【0009】
この態様では、アクチュエータは、コイルを含んで構成される取付部材と、マグネットを含んで構成される可動子と、を備える。
また、アクチュエータは、弾性支持体を備える。弾性支持体は、取付部材に固定される取付部材側被固定部、可動子に固定される可動子側被固定部、及び、取付部材側被固定部と可動子側被固定部との間に位置する変形部を有する。弾性支持体の変形部が変形することで、可動子は、取付部材に対して所定の変位方向(±Z方向)に相対変位する。
【0010】
さらに、この態様では、変形部の終端(変形部における取付部材側被固定部側の端)は、可動子側被固定部に対してX方向一方側の領域及び可動子側被固定部に対してX方向他方側の領域(以下「X方向外側領域」)のみに位置し、可動子側被固定部とX方向で重なる領域(以下「X方向内側領域」)に位置しない。
このため、変形部の終端がX方向内側領域にも位置する態様と比較して、アクチュエータの小型化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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