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公開番号
2024169682
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024166551,2022176521
出願日
2024-09-25,2012-09-28
発明の名称
振動発生器
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B06B
1/04 20060101AFI20241128BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約
【課題】耐衝撃性が高く、容易に組立て可能であって製造コストが低い振動発生器を提供する。
【解決手段】振動発生器1は、フレーム20、4つのコイル40(40a,40b,40c,40d)、及びホルダ50を有する。ホルダ50は、フレーム20に固定された4つの柱状体51(51a,51b,51c,51d)と、4つのアーム部53(53a,53b,53c,53d)と、1つの振動子保持部55とを有している。保持部55には、マグネット60及びヨーク70で構成された板状の振動子80が保持されている。各アーム部53は、各柱状体51と振動子保持部55とを接続しており、振動子80は、柱状体51に対して変位可能に支持されている。各コイル40は、振動子80に対して面対向に配置されている。振動子80は、各コイル40の励磁に伴い、少なくとも、水平面に平行な方向及び垂直な方向に運動可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コイルを有する筐体と、
マグネットを有する振動子と、
前記振動子を前記筐体に対して変位可能に保持する、樹脂で形成された弾性体を備え、
前記筐体は、上面と、底面と、前後左右の側面と、を備え、
前記振動子は、前記筐体に囲まれており、
前記振動子の中央にはウエイトが配置されており、
前記樹脂で形成された弾性体は、前記振動子を保持する環状の保持部と、前記筐体の側面に固定される固定部と、前記保持部と前記固定部とを接続する部分とを備え、
前記振動子は、前記環状の保持部の軸方向に変位可能であり、
前記保持部と前記固定部とを接続する部分は、前記環状の保持部の側面から径方向に延在している、振動発生器。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記振動子は、空間を有する前記マグネットを備え、
前記マグネットの空間には、前記ウエイトが配置されている、請求項1に記載の振動発生器。
【請求項3】
前記保持部と、前記保持部と前記固定部とを接続する部分は、異なる素材で形成されている、請求項1又は2に記載の振動発生器。
【請求項4】
前記保持部と前記固定部とを接続する部分の周方向における寸法は、前記保持部と前記固定部とを接続する部分の軸方向における寸法と同じ又は異なる、請求項1から3のいずれかに記載の振動発生器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、振動発生器に関し、特に、コイルに電流を流して振動子を運動させることで振動を発生させる振動発生器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
振動子を運動させて振動を発生させる振動発生器としては、マグネットやウエイトを含む振動子を、バネ部を介して、筐体により支持した構造を有するものが種々用いられている。この種の振動発生器は、マグネットの近くに配置されたコイルを備えている。振動子は、コイルが通電されて磁場が発生するのに伴って、バネ部を変形させながら運動する。
【0003】
下記特許文献1には、マグネットを有する振動部を、板ばねを介して支持した構造を有する振動発生器が開示されている。この振動発生器では、振動部のマグネットに対面するように、1つの平板状のコイルが配置されている。板ばねの一端は、筐体にねじを用いて固定されている。板ばねの他端は、振動部の重りに、かしめによって固定されている。
【0004】
下記特許文献2には、可動子ブロックにマグネットが取り付けられており、マグネットに沿うように配置された棒状のヨーク体にコイルが巻回されている振動発生装置が開示されている。
【0005】
なお、下記特許文献3には、シャフトの外周にコイルを配置し、その外側に磁石を配置し、磁石部分の振動発生部を上下の板ばねによって保持され、通電により上下方向に往復運動する振動発生器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-24871号公報
特開2010-94567号公報
特開2011-189337号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、振動発生器は、コイルを有する筐体と、マグネットを有する振動子と、振動子を筐体に対して変位可能に保持する、樹脂で形成された弾性体を備え、筐体は、上面と、底面と、前後左右の側面と、を備え、振動子は、筐体に囲まれており、振動子の中央にはウエイトが配置されており、樹脂で形成された弾性体は、振動子を保持する環状の保持部と、筐体に固定される固定部と、保持部と固定部とを接続する部分とを備え、振動子は、環状の保持部の軸方向に変位可能であり、保持部と固定部とを接続する部分は、環状の保持部の側面から径方向に延在している。
【0009】
好ましくは、振動子は、空間を有するマグネットを備え、マグネットの空間には、ウエイトが配置されている。
【0010】
好ましくは、保持部と、保持部と固定部とを接続する部分は、異なる素材で形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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