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公開番号
2024169590
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024161959,2020082571
出願日
2024-09-19,2020-05-08
発明の名称
シート剥離装置、ラミネート処理装置、画像形成装置、及び、画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
39/043 20060101AFI20241128BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シート剥離装置の生産性を高くする。
【解決手段】重合シートPJを給送する第1給送ローラ2及び第1給送トレイ11(第1給送手段)と、非接合部が剥離された状態の重合シートPJの2枚のシートP1、P2の間に挿入される中シートPMを給送する第2給送ローラ3及び第2給送トレイ12(第2給送手段)と、が設けられている。そして、第1給送ローラ2及び第1給送トレイ11によって重合シートPJが給送された後であって、重合シートPJの非接合部を剥離する動作が終了する前に、第2給送ローラ3及び第2給送トレイ12によって中シートPMの給送が開始されるように制御している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
2枚のシートが重ね合されて一端側が接合部として接合された重合シートの非接合部を剥離するシート剥離装置であって、
前記重合シートを給送する第1給送手段と、
前記非接合部が剥離された状態の前記重合シートの前記2枚のシートの間に挿入される中シートを給送する第2給送手段と、
を備え、
前記第1給送手段によって前記重合シートの給送が開始されてから、前記重合シートの給送方向のサイズごとに予め設定された時間が経過した後であって、前記重合シートの前記非接合部を剥離する動作が終了する前に、前記第2給送手段によって前記中シートの給送が開始されるように制御することを特徴とするシート剥離装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
2枚のシートが重ね合されて一端側が接合部として接合された重合シートの非接合部を剥離するシート剥離装置であって、
前記重合シートを給送する第1給送手段と、
前記非接合部が剥離された状態の前記重合シートの前記2枚のシートの間に挿入される中シートを給送する第2給送手段と、
所定の回転方向に回転して前記重合シートを巻き付ける巻付けローラと、
前記巻付けローラとの間に形成された搬送経路において前記巻付けローラに向けて前記重合シートを搬送する搬送ローラ対と、
前記巻付けローラによって前記重合シートの搬送方向の先端側から巻き付けられて、前記搬送ローラ対によって前記先端側より前記搬送方向の上流側が挟持された状態の前記重合シートに対して、前記巻付けローラと前記搬送ローラ対との間で前記2枚のシートの間に形成される隙間に挿入される剥離部材と、
前記剥離部材によって剥離された前記2枚のシートを、別々の方向に分岐する2つの分岐搬送経路にそれぞれ別々に導く切替部材と、
を備え、
前記第1給送手段によって前記重合シートが給送された後であって、前記重合シートの前記非接合部を剥離する動作が終了する前に、前記第2給送手段によって前記中シートの給送が開始されるように制御することを特徴とするシート剥離装置。
【請求項3】
前記隙間に前記剥離部材が挿入された後に前記重合シートの前記先端側の前記巻付けローラへの巻付けが解除されるように前記搬送ローラ対によって前記重合シートを前記搬送方向と逆方向に搬送して、その後に、前記搬送ローラ対によって前記重合シートを再び前記搬送方向に搬送して、前記剥離部材によって剥離された前記2枚のシートを前記切替部材によって前記2つの分岐搬送経路にそれぞれ別々に導き、剥離された状態の前記2枚のシートの間に前記中シートが挿入されるように、前記第2給送手段によって給送された前記中シートを前記搬送経路の前記逆方向に向けて搬送することを特徴とする請求項2に記載のシート剥離装置。
【請求項4】
前記重合シートの前記先端側を被把持部として、前記巻付けローラの受部との間に挟んで把持する把持部材と、
前記把持部材を、前記重合シートを把持可能な把持位置と、前記把持位置から退避した退避位置と、の間を移動させる移動機構と、
を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のシート剥離装置。
【請求項5】
所定位置における前記重合シートの有無を検知するシート検知手段を備え、
前記シート検知手段の検知結果に基づいて、前記第2給送手段によって前記中シートの給送が開始されるように制御することを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載のシート剥離装置。
【請求項6】
前記重合シートの前記非接合部が正常に剥離した状態を検知する剥離検知手段を備え、
前記剥離検知手段の検知結果に基づいて、前記第2給送手段によって前記中シートの給送が開始されるように制御することを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載のシート剥離装置。
【請求項7】
前記第1給送手段から前記重合シートに前記中シートが挿入される挿入位置まで前記重合シートが搬送される搬送経路の長さが、前記第2給送手段から前記挿入位置まで前記中シートが搬送される搬送経路の長さに比べて短いことを特徴とする請求項1~請求項6のいずれかに記載のシート剥離装置。
【請求項8】
前記重合シートが搬送される搬送経路と、前記中シートが搬送される搬送経路と、は合流点で合流して、
前記重合シートが搬送される搬送経路は、前記重合シートの表裏を反転させない直線搬送経路であって、
前記中シートが搬送される搬送経路は、前記第2給送手段から前記合流点に至る搬送経路が、前記中シートの表裏を反転させる反転搬送経路であることを特徴とする請求項7に記載のシート剥離装置。
【請求項9】
前記重合シートが搬送される搬送経路は、前記重合シートの表裏を反転させる反転搬送経路であって、
前記中シートが搬送される搬送経路は、前記中シートの表裏を反転させる反転搬送経路であって、
前記第1給送手段は、前記第2給送手段に比べて、前記重合シートが搬送される搬送経路と前記中シートが搬送される搬送経路とが合流する合流点に近い位置に設けられたことを特徴とする請求項7に記載のシート剥離装置。
【請求項10】
請求項1~請求項9のいずれかに記載のシート剥離装置と、
前記シート剥離装置によって剥離された前記2枚のシートの間に前記中シートが挿入された状態の前記重合シートにラミネート処理を施すラミネート処理部と、
を備えたことを特徴とするラミネート処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、2枚のシートが重ね合されて接合部で接合された重合シートの非接合部を剥離するシート剥離装置と、それを備えたラミネート処理装置と、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置と、画像形成システムと、に関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、2枚のシートが重ね合されて一端側が接合部で接合された重合シートを剥離するシート剥離装置(ラミネート装置)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1におけるラミネート装置(シート剥離装置)は、一端側の1辺が接合されたラミネートシート(重合シート)における2枚のシートを分離(剥離)して、その間に保護紙(中シート)を挿入している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のシート剥離装置は、重合シートを構成する2枚のシートを剥離してから中シートを給送して、剥離した2枚のシートの間に中シートを挿入していたため、重合シートを給送してから中シートの挿入が終了するまでに時間がかかってしまい、生産性が低かった。
【0004】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、生産性が高い、シート剥離装置、ラミネート処理装置、画像形成装置、及び、画像形成システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明におけるシート剥離装置は、2枚のシートが重ね合されて一端側が接合部として接合された重合シートの非接合部を剥離するシート剥離装置であって、前記重合シートを給送する第1給送手段と、前記非接合部が剥離された状態の前記重合シートの前記2枚のシートの間に挿入される中シートを給送する第2給送手段と、を備え、前記第1給送手段によって前記重合シートの給送が開始されてから、前記重合シートの給送方向のサイズごとに予め設定された時間が経過した後であって、前記重合シートの前記非接合部を剥離する動作が終了する前に、前記第2給送手段によって前記中シートの給送が開始されるように制御するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、生産性が高い、シート剥離装置、ラミネート処理装置、画像形成装置、及び、画像形成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
この発明の実施の形態におけるシート剥離装置を示す全体構成図である。
(A)把持部材が把持位置に移動した状態を示す側面図と、(B)把持部材が退避位置に移動した状態を示す側面図と、である。
(A)把持部材が把持位置に移動した状態を示す斜視図と、(B)把持部材が退避位置に移動した状態を示す斜視図と、である。
シート剥離装置の動作を示す図である。
図4に続くシート剥離装置の動作を示す図である。
図5に続くシート剥離装置の動作を示す図である。
図6に続くシート剥離装置の動作を示す図である。
図7に続くシート剥離装置の動作を示す図である。
剥離爪が重合シートに挿入された状態を幅方向に示す図である。
剥離爪の動作を示す斜視図である。
シート剥離装置でおこなわれる制御を示すフローチャートである。
剥離爪の移動機構を示す構成図である。
変形例1としての、シート剥離装置でおこなわれる制御を示すフローチャートである。
変形例2としての、シート剥離装置でおこなわれる制御を示すフローチャートである。
変形例3としての、シート剥離装置でおこなわれる制御を示すフローチャートである。
変形例4としての、シート剥離装置を示す構成図である。
図16シート剥離装置でおこなわれる制御を示すフローチャートである。
変形例5としての、ラミネート処理装置を示す図である。
変形例6としての、画像形成装置を示す図である。
変形例7としての、画像形成システムを示す図である。
変形例8としての、(A)シート剥離装置を示す図と、(B)ラミネート処理装置を示す図と、である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0009】
まず、図1にて、シート剥離装置1における全体の構成・動作について説明する。
シート剥離装置1は、2枚のシートP1、P2が重ね合されて一端側が接合部Aとして接合された重合シートPJ(図10等参照)の非接合部を剥離する装置である。
特に、本実施の形態において、重合シートPJとして、2枚のシートP1、P2を重ね合わせて、4辺のうち1辺を接合部Aとして接合したものを用いている。すなわち、重合シートPJ(2枚のシートP1、P2)は、1辺(接合部A)のみが熱溶着などによって繋がっていて、その他の部分は接合されていない。また、重合シートPJを構成する2枚のシートP1、P2としては、透明なフィルムシート(ラミネートシート)を用いることができる。
そして、重合シートPJを構成する2枚のシートP1、P2を剥離して(接合部Aの接合を維持した状態で2枚のシートP1、P2の接合部Aの反対側の他端側を分離して)、剥離した2枚のシートP1、P2の間に中シートPM(少なくとも1枚の普通紙、写真などのシートである。)を挿入する動作が、シート剥離装置1でおこなわれることになる。
【0010】
図1に示すように、シート剥離装置1には、第1、第2給送トレイ11、12、第1、第2給送ローラ2、3、搬送手段としての第1~第3搬送ローラ対4~6、シート積載手段としての排出トレイ13、第1~第5センサ41~45、異常検知手段としての異常検知センサ46、巻付けローラ20、移動機構30、剥離部材としての剥離爪16(図6、図10等参照)、などが設けられている。
また、シート剥離装置1には、第1搬送経路K1、第2搬送経路K2、第3搬送経路K3、第1分岐搬送経路K4、第2分岐搬送経路K5、などの複数の搬送経路が形成されている。これらの搬送経路K1~K5は、それぞれ、シート(重合シートPJや中シートPMである。)の搬送を案内するためのものであって、対向する2つの搬送ガイド部材(ガイド板)によって形成されている。
特に、本実施の形態において、第1搬送経路K1は、第1給送トレイ11から給送される重合シートPJの表裏を反転させる反転搬送経路である。また、第2搬送経路K2は、第2給送トレイ12から給送される中シートPMの表裏を反転させない直線搬送経路である。そして、第1搬送経路K1と第2搬送経路K2とは合流点で合流して、直線搬送経路である第3搬送経路K3に繋がることになる。
(【0011】以降は省略されています)
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