TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024169183
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086433
出願日
2023-05-25
発明の名称
映像処理装置及びその制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
5/91 20060101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 記録開始から記録停止まで分割しながら記録した映像ファイルの中から、記録停止時の終端ファイルを容易に特定することを可能にする。
【解決手段】 撮像部で得た映像から映像ファイルを生成する映像処理装置は、記録の開始、停止を指示する操作部と、操作部による記録の開始の指示を受けてから記録の停止の指示を受けるまでの期間で撮像部で撮像された映像を、設定された分割条件に従って時系列の複数の部分映像に分割し、各部分映像のファイルを生成するファイル生成部とを有する。ここで、ファイル生成部は、各部分映像のファイルを生成する際に、時系列順序を示す情報を含むファイル名を持つ部分映像のファイルを生成し、複数の部分映像のうち、時系列の終端となる終端部分映像については、時系列順序を示す情報と終端を示す文字列とを含むファイル名を持つ部分映像のファイルを生成する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像手段で得た映像から映像ファイルを生成する映像処理装置であって、
記録の開始、停止を指示する操作手段と、
前記操作手段による記録の開始の指示を受けてから前記記録の停止の指示を受けるまでの期間で前記撮像手段で撮像された映像を、設定された分割条件に従って時系列の複数の部分映像に分割し、各部分映像のファイルを生成するファイル生成手段とを有し、
前記ファイル生成手段は、
各部分映像のファイルを生成する際に、時系列順序を示す情報を含むファイル名を持つ部分映像のファイルを生成し、
前記複数の部分映像のうち、時系列の終端となる終端部分映像については、時系列順序を示す情報と終端を示す文字列とを含むファイル名を持つ部分映像のファイルを生成する
ことを特徴とする映像処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記ファイル生成手段は、予め決められた文字列と前記時系列順序を示す番号を結合した文字列を含むファイル名を、各部分映像ファイルのファイル名として決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
【請求項3】
前記ファイル生成手段は、
前記複数の部分映像のうち、時系列の先頭となる先頭部分映像のファイル名には、前記予め決められた文字列として、先頭であることを示す文字を含む文字列を使用し、
前記複数の部分映像のうち、前記終端部分映像のファイル名には、前記予め決められた文字列として、終端であることを示す文字を含む文字列を使用する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
【請求項4】
前記ファイル生成手段は、
前記複数の部分映像のうち、前記先頭部分映像でも前記終端部分映像でもない部分映像のファイル名には、前記予め決められた文字列として、途中の部分映像であることを示す文字を含む文字列を使用する、
ことを特徴とする請求項3に記載の映像処理装置。
【請求項5】
前記ファイル生成手段は、
前記先頭部分映像のファイル名には、映像ファイルであることを示す第1の文字列に先頭であることを示す文字を追加した文字列を前記予め決められた文字列として使用し、
前記終端部分映像のファイル名には、前記第1の文字列に、終端であることを示す文字を追加した文字列を前記予め決められた文字列として使用する、
ことを特徴とする請求項3に記載の映像処理装置。
【請求項6】
前記分割条件を設定する設定手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
【請求項7】
前記分割条件は、部分映像のファイルサイズ、或いは、部分映像の時間長が含まれることを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
【請求項8】
前記ファイル生成手段が前記部分映像ファイルを生成する度に、当該部分映像ファイルを予め設定された外部装置に転送する転送手段を更に有する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
【請求項9】
前記転送手段により前記外部装置に映像ファイルを転送する場合は、前記ファイル生成手段は、前記操作手段による記録の開始の指示を受けてから前記記録の停止の指示を受けるまでの期間に前記撮像手段により撮像された映像を、第1の分割条件に従って複数の部分映像に分割して、各部分映像のファイルを生成し、
前記転送手段により前記外部装置に映像ファイルを転送しない場合は、前記ファイル生成手段は、前記操作手段による記録の開始の指示を受けてから前記記録の停止の指示を受けるまでの期間に前記撮像手段により撮像された映像を、前記第1の分割条件に従って分割せずに、映像のファイルを生成する、
ことを特徴とする請求項8に記載の映像処理装置。
【請求項10】
前記転送手段により外部装置に映像を転送するか否か、及び、転送する部分映像の時間を、ユーザ操作に応じて設定する設定手段を有し、
前記ファイル生成手段は、前記設定手段により設定された部分映像の時間に基づいて、前記第1の分割条件を決定する、
ことを特徴とする請求項9に記載の映像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は映像処理装置及びその制御方法及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、放送局や通信社などの報道現場では、SNS(Social Networking Service)より迅速に正確な情報を伝えるため、制作ワークフローの効率化が求められている。そのため、カメラから放送局のファイルサーバに自動で映像ファイルをアップロードするネットワーク転送の重要性が高まっている。ネットワーク転送を実現する手法として、カメラに装着された記録媒体に対して、定期的に分割した映像ファイルを記録し、完成した映像ファイルを放送局のファイルサーバに順次転送する手法が挙げられる。ファイルサーバに大量に蓄積された映像ファイルの中から、所望の映像ファイルを検索し、抽出した映像ファイルをNLE(Non Linear Editing)ソフトウェアを用いて映像編集が行われる。必要に応じて、細切れにネットワーク転送された映像ファイルは、編集時に扱いやすいように結合されることもある。
【0003】
しかし、この手法では、映像ファイルを定期的に分割するため、分割単位が小さく、長時間記録を行う場合に、ファイル数が膨大となることがある。この結果、所望の映像ファイルの短時間では検索できないという問題が起こる。また編集時に扱いやすいように映像ファイルを結合する際に、結合対象の範囲を指定する必要があるが、ネットワーク転送の先頭ファイルと終端ファイルをファイル名から特定できない場合もある。
【0004】
これらの課題を解決するため、ファイル命名規則を工夫することでファイル検索を効率化し、膨大なファイル数の中から所望の映像ファイルを短時間で抽出することが考えられる。
【0005】
特許文献1は、映像ファイルを分割する際に、分割前のファイル名と通し番号を組み合わせたファイル名を付与する手法を開示している。特許文献2は、映像ファイルに撮影年月日とファイル番号を組み合わせたファイル名を付与する手法を開示している。特許文献3は、ファイル生成順序が分かる番号を付与したファイル名から、映像ファイルを分割した際の再生順序を決定する手法を開示している。そして、特許文献4は、映像を空間及び時間で分割し、その分割情報(撮影年月日等)のメタデータをもとに映像ファイル名を変更する手法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-344914号公報
特開2005-275978号公報
特開2011-160234号公報
特許第6548500号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1乃至3はいずれも、ファイル名にファイル生成順序が分かる番号を付与しているため、記録開始時の先頭ファイルを特定することが可能である。しかし、記録を繰り返し行う場合、記録停止時の終端ファイルを特定することはできない。
【0008】
また、特許文献4も、ファイル名から記録停止時の終端ファイルを特定する手法については言及していない。また映像ファイルに保持しているメタデータから終端ファイルを特定することも可能であるが、ファイル数が膨大である場合にファイルオープンやメタデータの解析に多くの時間を要するという問題もある。
【0009】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、記録開始から記録停止まで分割しながら記録した映像ファイルの中から、ファイル名を用いて記録停止時の終端ファイルを容易に特定する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この課題を解決するため、例えば本発明の映像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
撮像手段で得た映像から映像ファイルを生成する映像処理装置であって、
記録の開始、停止を指示する操作手段と、
前記操作手段による記録の開始の指示を受けてから前記記録の停止の指示を受けるまでの期間で前記撮像手段で撮像された映像を、設定された分割条件に従って時系列の複数の部分映像に分割し、各部分映像のファイルを生成するファイル生成手段とを有し、
前記ファイル生成手段は、
各部分映像のファイルを生成する際に、時系列順序を示す情報を含むファイル名を持つ部分映像のファイルを生成し、
前記複数の部分映像のうち、時系列の終端となる終端部分映像については、時系列順序を示す情報と終端を示す文字列とを含むファイル名を持つ部分映像のファイルを生成することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
定着装置
3日前
キヤノン株式会社
検出装置
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
15日前
キヤノン株式会社
記録装置
8日前
キヤノン株式会社
印刷装置
15日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
9日前
キヤノン株式会社
防水構造体
8日前
キヤノン株式会社
露光ヘッド
1日前
キヤノン株式会社
分析デバイス
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
記録素子基板
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
分析デバイス
2日前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
振動波モータ
3日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
9日前
キヤノン株式会社
電子写真装置
10日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
1日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
1日前
続きを見る
他の特許を見る