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公開番号2024169182
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023086432
出願日2023-05-25
発明の名称発光装置、表示装置、光電変換装置、電子機器、照明装置、および、移動体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G09G 3/3266 20160101AFI20241128BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示品質の向上に有利な技術を提供する。
【解決手段】複数の行を構成するように配された複数の画素を備える画素アレイと、前記複数の行のうち選択された行に配された画素に映像信号を書き込むために、選択された行に書込制御信号を供給する書込制御回路と、発光を指示する発光制御信号を前記複数の行のうち選択された行に供給するための発光制御回路と、を含む発光装置であって、前記複数の行は、保持回路およびゲート回路を備える行を含み、前記保持回路は、前記保持回路および前記ゲート回路を備える行に前記書込制御信号が供給されたことを記憶し、前記ゲート回路は、前記ゲート回路に前記発光制御信号が供給され、かつ、前記保持回路に前記書込制御信号が供給されたことが記憶されている場合に、前記保持回路および前記ゲート回路を備える行に配された画素に前記発光制御信号を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の行を構成するように配された複数の画素を備える画素アレイと、
前記複数の行のうち選択された行に配された画素に映像信号を書き込むために、選択された行に書込制御信号を供給する書込制御回路と、
発光を指示する発光制御信号を前記複数の行のうち選択された行に供給するための発光制御回路と、を含む発光装置であって、
前記複数の行は、保持回路およびゲート回路を備える行を含み、
前記保持回路は、前記保持回路および前記ゲート回路を備える行に前記書込制御信号が供給されたことを記憶し、
前記ゲート回路は、前記ゲート回路に前記発光制御信号が供給され、かつ、前記保持回路に前記書込制御信号が供給されたことが記憶されている場合に、前記保持回路および前記ゲート回路を備える行に配された画素に前記発光制御信号を出力することを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
各フレームにおいて、前記画素アレイは、前記複数の行のうち発光状態の画素が配された行によって構成される表示領域と、前記複数の行のうち画素が非発光状態の行によって構成される非表示領域と、を含み、
所定のタイミングで、前記表示領域と前記非表示領域との位置が変更されることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記書込制御回路は、前記複数の行のうち前記表示領域を構成する行に前記書込制御信号を供給することを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記書込制御回路は、前記複数の行のうち前記非表示領域を構成する行に前記書込制御信号を供給しないことを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
【請求項5】
各フレームにおいて、前記発光制御回路は、前記複数の行のうち前記表示領域を構成する行に対して、それぞれの行に応じた所定の期間にわたり前記発光制御信号を供給することを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
【請求項6】
前記複数の行のそれぞれの行に、前記保持回路および前記ゲート回路が配されていることを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
【請求項7】
前記複数の行は、常に前記表示領域に含まれる第1行と、前記表示領域と前記非表示領域との間で変更される第2行と、を含み、
前記第2行に、前記保持回路および前記ゲート回路が配されていることを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
【請求項8】
前記第1行に、前記保持回路および前記ゲート回路が配されていないことを特徴とする請求項7に記載の発光装置。
【請求項9】
2フレーム目以降の各フレームにおいて前記書込制御回路が前記書込制御信号の供給を始める前に、1つ前のフレームにおいて前記複数の行のうち前記非表示領域を構成した行の前記保持回路の記憶がリセットされることを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
【請求項10】
前記複数の行のうち前記表示領域を構成する行において、前記発光制御信号の供給が終了した場合に、前記保持回路の記憶がリセットされることを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置、表示装置、光電変換装置、電子機器、照明装置、および、移動体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
発光装置において、同じ文字や同じ画像の表示を同じ位置で長時間にわたり行った場合に、表示を行った領域の発光特性が変化してしまい、周囲との間で輝度さが生じる「焼き付き」現象が知られている。特許文献1には、焼き付きを抑制するために、文字や画像を表示させる表示領域の位置をシフトさせることが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-076863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
表示領域をシフトさせた際に、非表示領域から表示領域に変更された画素行が映像信号を書き込む前に発光してしまうと、表示品質が低下してしまう可能性がある。
【0005】
本発明は、表示品質の向上に有利な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑みて、本発明の実施形態に係る発光装置は、複数の行を構成するように配された複数の画素を備える画素アレイと、前記複数の行のうち選択された行に配された画素に映像信号を書き込むために、選択された行に書込制御信号を供給する書込制御回路と、発光を指示する発光制御信号を前記複数の行のうち選択された行に供給するための発光制御回路と、を含む発光装置であって、前記複数の行は、保持回路およびゲート回路を備える行を含み、前記保持回路は、前記保持回路および前記ゲート回路を備える行に前記書込制御信号が供給されたことを記憶し、前記ゲート回路は、前記ゲート回路に前記発光制御信号が供給され、かつ、前記保持回路に前記書込制御信号が供給されたことが記憶されている場合に、前記保持回路および前記ゲート回路を備える行に配された画素に前記発光制御信号を出力することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表示品質の向上に有利な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の発光装置の構成例を示す図。
図1の発光装置に配された画素の構成例を示す回路図。
図1の発光装置の表示位置のシフトを説明する図。
図1の発光装置の垂直走査回路の構成例を示す図。
図1の発光装置に動作例を示すタイミング図。
図1の発光装置の垂直走査回路の構成例を示す図。
図1の発光装置に動作例を示すタイミング図。
図1の発光装置の垂直走査回路の構成例を示す図。
図1の発光装置に動作例を示すタイミング図。
図1の発光装置の画素の構成例を示す断面図。
本実施形態の発光装置を用いた画像形成装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた表示装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた光電変換装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた電子機器の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた表示装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた照明装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた移動体の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いたウェアラブルデバイスの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図1~図9を参照して、本開示の実施形態による発光装置について説明する。以下の実施形態は、いずれも本開示の一例を示すものであり、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。図1は、本実施形態の発光装置100の構成例を示す概略図である。
(【0011】以降は省略されています)

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