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公開番号2024169008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023086174
出願日2023-05-25
発明の名称切断装置
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B26D 1/24 20060101AFI20241128BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】切断対象物を搬送方向と交差する方向に細かく切断することが可能な切断装置を提供すること。
【解決手段】切断装置1は、シート6を搬送しながら切断する装置である。切断装置1は、シート6を搬送する搬送部2と、シート6を搬送方向に沿って厚さ方向に切断する縦切断部3と、シート6を搬送方向に交差する横方向に沿って厚さ方向に切断する横切断部4と、を有する。縦切断部3が、シート6を切断する縦切刃31a、32aと、縦切刃31a、32aを駆動させる駆動機構31d、32dと、を備える縦切断ユニット31、32を複数有する。複数の縦切断ユニット31、32のうちの1つである第1縦切断ユニット31と他の1つである第2縦切断ユニット32とが、互いに搬送方向及び横方向にずれた配置とされる
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シート状の切断対象物を搬送しながら切断する切断装置であって、
前記切断対象物を搬送する搬送部と、
前記切断対象物を搬送方向に沿って厚さ方向に切断する縦切断部と、
前記切断対象物を前記搬送方向に交差する横方向に沿って前記厚さ方向に切断する横切断部と、を有し、
前記縦切断部が、前記切断対象物を切断する縦切刃と、該縦切刃を駆動させる駆動機構と、を備える縦切断ユニットを複数有し、
複数の前記縦切断ユニットのうちの1つである第1縦切断ユニットと他の1つである第2縦切断ユニットとが、互いに前記搬送方向及び前記横方向にずれた配置とされる切断装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
請求項1に記載の切断装置であって、
前記第1縦切断ユニットと前記第2縦切断ユニットとが、互いに前記横方向において互い違いに並ぶように複数配置される切断装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の切断装置であって、
前記縦切刃が、回転刃とされ、前記駆動機構が、前記縦切刃の回転速度を上昇させる加速機構を備える切断装置。
【請求項4】
請求項3に記載の切断装置であって、
前記縦切刃が、上側の回転刃である上刃と、下側の回転刃である下刃と、を上下方向に並んで有し、
前記加速機構が、前記下刃の回転速度よりも速くなるように前記上刃の回転速度を上昇させる切断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、切断装置に関する。詳しくは、シート状の切断対象物を搬送しながら切断する切断装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シート状の切断対象物を搬送方向に沿って厚さ方向に切断する縦切刃を備える縦切断部と、切断対象物を搬送方向と交差する横方向に沿って厚さ方向に切断する横切断部と、を備える切断装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-210304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような切断装置において、縦切断部が縦切刃を横方向に複数備えることで切断対象物を横方向に複数に分割するように切断できる。しかし、縦切断部が、縦切刃の横に駆動機構を備えるような横方向に嵩張る構成となる場合、これらを横方向に詰めて配置することができない。そこで、本発明は、切断対象物を搬送方向と交差する方向に細かく切断することが可能な切断装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の切断装置は次の手段をとる。
【0006】
本発明の第1の発明は、シート状の切断対象物を搬送しながら切断する切断装置であって、前記切断対象物を搬送する搬送部と、前記切断対象物を搬送方向に沿って厚さ方向に切断する縦切断部と、前記切断対象物を前記搬送方向に交差する横方向に沿って前記厚さ方向に切断する横切断部と、を有し、前記縦切断部が、前記切断対象物を切断する縦切刃と、該縦切刃を駆動させる駆動機構と、を備える縦切断ユニットを複数有し、複数の前記縦切断ユニットのうちの1つである第1縦切断ユニットと他の1つである第2縦切断ユニットとが、互いに前記搬送方向及び前記横方向にずれた配置とされる切断装置である。
【0007】
上記構成によれば、第1縦切断ユニットと第2縦切断ユニットとの間の横方向の隙間を詰めた状態に配置できる。このようにして、切断対象物を搬送方向と交差する方向に細かく切断することができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記第1縦切断ユニットと前記第2縦切断ユニットとが、互いに前記横方向において互い違いに並ぶように複数配置される切断装置である。上記構成によれば、各縦切断ユニットを互いに干渉させないように横方向の隙間をより詰めた状態に配置できる。
【0009】
本発明の第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記縦切刃が、回転刃とされ、前記駆動機構が、前記縦切刃の回転速度を上昇させる加速機構を備える切断装置である。上記構成によれば、縦切刃の回転速度が上がることで切断対象物を切断しやすくなる。
【0010】
本発明の第4の発明は、上記第3の発明において、前記縦切刃が、上側の回転刃である上刃と、下側の回転刃である下刃と、を上下方向に並んで有し、前記加速機構が、前記下刃の回転速度よりも速くなるように前記上刃の回転速度を上昇させる切断装置である。上記構成によれば、加速機構が上刃を下刃よりも速く回転させることで、縦切刃の切断性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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