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公開番号2024168703
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085595
出願日2023-05-24
発明の名称ロッカー装置
出願人株式会社マースウインテック
代理人弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類E05B 65/02 20060101AFI20241128BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】縦一列のボックススペースのうちの任意のボックススペースのみを一斉開錠できるロッカー装置を提供する。
【解決手段】複数のボックススペース12を有するロッカー装置10において、各ボックススペース12は、扉16と、扉16をロックする錠装置20と、を具備し、各錠装置20は、外部からは隠蔽された箇所に配置された強制開錠レバー52と、強制開錠レバー52に取り付けられたロッド70と、を有し、各ロッド70は、上下方向に配置されている他の錠装置20の強制開錠レバー52に取り付けられた他のロッド70に対して連結可能に設けられており、最上部のボックススペース12に設けられたロッド72の上端部及び/又は最下部のボックススペース12に設けられたロッド72の下端部が、管理用のキーのみでしか開閉しない管理スペース74内に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のボックススペースを有するロッカー装置において、
各前記ボックススペースは、扉と、該扉をロックする錠装置と、を具備し、
各前記錠装置は、
外部からは隠蔽された箇所に配置された強制開錠レバーと、
前記強制開錠レバーに取り付けられて上下方向に延び、上下方向に配置されている他の錠装置の強制開錠レバーに取り付けられた他のロッドには接触しない長さを有する、外部からは隠蔽された箇所に配置されたロッドと、を有し、
各前記ロッドは、上下方向に配置されている他の錠装置の強制開錠レバーに取り付けられた他のロッドに対して連結可能に設けられており、
各前記ボックススペースのうち最上部のボックススペースに設けられた前記ロッドの上端部及び/又は各前記ボックススペースのうち最下部のボックススペースに設けられた前記ロッドの下端部が、管理用のキーのみでしか開閉しない管理スペース内に配置されることを特徴とするロッカー装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
上下方向に配置されている各前記ロッド間を連結するための連結用ロッドによって、各前記ロッドが連結可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載のロッカー装置。
【請求項3】
各前記ロッドは、上下方向に伸縮可能であって、上下方向に配置されている他のロッドに対して連結可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載のロッカー装置。
【請求項4】
各前記錠装置は、
閂と、
所定の電気信号が入力されたときに前記閂を動作させるソレノイドと、
該ソレノイドと前記閂とを連結するリンク機構と、を有し、
前記強制開錠レバーが前記リンク機構の中途部に連結され、前記強制開錠レバーが前記リンク機構を動作させることによって前記ソレノイドが動作しなくても前記閂を開錠するように動作することを特徴とする請求項1記載のロッカー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボックススペースを複数のグループ単位で利用して商品の受け渡しができるロッカー装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
商品の売買において、インターネットで商品を購入する場合や、インターネット上のオークションサイト、フリーマーケットアプリ等が発展してきており、販売者から購入者へ直接商品を手渡す機会は少なくなっている。
さらに、購入者の都合などから、商品を自宅に配達して欲しいという要望も高まっている。
【0003】
なお、自宅への商品配達手段としては、宅配便を利用することが一般的である。宅配便は、販売者側では梱包作業や宛先の記入作業が必要であり、購入者側では指定時刻には自宅にいなければならない、というようにそれぞれ不便な点もある。
【0004】
そこで特許文献1(特許第3560327号公報)に開示されているように、インターネット上で購入した商品や、デパート等の商店で購入した商品を、購入者が指定する最寄りの駅やコンビニエンスストア、郵便局等の公共施設に設置されている宅配ロッカーに配送するようにしたロッカーシステムが提案されている。
【0005】
なお、特許文献1のロッカーシステムでは、購入者が利用したいロッカーを指定して、そこに販売者(または宅配業者)が商品を入庫するシステムになっている。
つまり、従来のロッカーシステムの販売者は、購入者の都合の良い場所のロッカーに商品を入庫せざるを得ないため、販売者にとっては商品の入庫に手間や時間がかかってしまうことがありうる。特に、販売者が一般の個人の場合には、購入者の都合に合わせて指定されたロッカーに商品を入庫することは極めて困難であり、個人の販売者が手軽に利用できる商品の受渡システムが求められている。
【0006】
そこで、商品の販売者が賃貸ロッカーの1又は複数のボックススペースを借り受けて、借り受けたボックススペース内に商品を入庫して販売することが出願人によって検討されている。
【0007】
商品の販売者が賃貸ロッカーの1又は複数のボックススペースを借り受けて、借り受けたボックススペース内に商品を入庫して販売する場合おいて、賃貸ロッカーを管理する管理会社は、賃貸ロッカーを販売者に貸し出す際に、各ボックススペースを清掃し、センサ類及び電子錠が正常に動作するかどうかを点検し、必要に応じてメンテナンスを行った後に貸し出しを行う。
【0008】
一方、ボックススペースを借り受ける販売者は、1つのボックスペースのみを借り受けるのではなく複数のボックススペースを借り受けることが通常であると考えられる。この場合、複数のボックススペースを有する賃貸ロッカーにおいて飛び飛びの位置にあるボックススペースを借り受けるのではなく、各ボックススペースがまとまった場所にあることが管理上都合がよい。
【0009】
しかしながら、上述したように管理会社がボックススペースを、1つずつ扉を開けて清掃、点検、メンテナンスを実行するのは手間がかかる。
複数のボックススペースを借り受けた販売者にとっても、各ボックススペースの清掃、点検、商品の補充が必要であり、この場合においても1つずつ扉を開けて各動作を実行することは手間がかかる。また販売者がこれらの作業を複数のボックススペースにおいて同時に行おうとすると他の利用者が並んで開錠を待っていたり、割り込みをされたりしてなかなか落ち着いて作業ができないといったことも考えられ、さらに販売者が開錠されたボックススペースから離れてしまうと防犯上も問題がある。
【0010】
そこで、特許文献2(実公昭49-6631号公報)及び特許文献3に示すように、賃貸ロッカーの多段に設けられたボックススペースに対して、縦方向に延びる一列のボックススペースが一斉に開錠できる管理人専用の開錠装置や管理人専用のハンドルを設けた構成が既に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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