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公開番号
2024166926
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083360
出願日
2023-05-19
発明の名称
冷却器の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B23K
1/00 20060101AFI20241122BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】熱間圧延装置を用いなくても、品質の良好な冷却器が得られる冷却器の製造方法を得る。
【解決手段】第1アルミニウム板12に所定のパターンで凝着防止剤Aを塗布する塗布工程と、第2アルミニウム板14のろう材で被膜されている面を第1アルミニウム板12の凝着防止剤Aが塗布された面に重ね合わせて熱処理する熱処理工程と、凝着防止剤Aが塗布された部位に高圧エアを吹き込んで冷媒の流路16を膨出形成する流路形成工程と、を有する冷却器10の製造方法とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1アルミニウム板に所定のパターンで凝着防止剤を塗布する塗布工程と、
第2アルミニウム板のろう材で被膜されている面を前記第1アルミニウム板の前記凝着防止剤が塗布された面に重ね合わせて熱処理する熱処理工程と、
前記凝着防止剤が塗布された部位に高圧エアを吹き込んで冷媒の流路を膨出形成する流路形成工程と、
を有する冷却器の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却器の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
2枚のアルミニウム板の間に圧着防止剤を熱交換媒体流通路の形成予定位置に従った所定パターンで塗布して、そのアルミニウム板同士を圧着し、圧着防止剤による非圧着部分を膨管して熱交換媒体流通路を形成したロールボンドパネルからなる自動車等の車両用ボディーパネルは、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平05-104961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ロールボンド工法の場合、アルミニウム板同士を圧着するための大掛かりな熱間圧延装置が必要であり、大掛かりな熱間圧延装置を用いなくても、品質の良好な冷却器を得る方法については、未だ改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、熱間圧延装置を用いなくても、品質の良好な冷却器が得られる冷却器の製造方法を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の冷却器の製造方法は、第1アルミニウム板に所定のパターンで凝着防止剤を塗布する塗布工程と、第2アルミニウム板のろう材で被膜されている面を前記第1アルミニウム板の前記凝着防止剤が塗布された面に重ね合わせて熱処理する熱処理工程と、前記凝着防止剤が塗布された部位に高圧エアを吹き込んで冷媒の流路を膨出形成する流路形成工程と、を有している。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、第1アルミニウム板に所定のパターンで凝着防止剤を塗布し、第2アルミニウム板のろう材で被膜されている面を第1アルミニウム板の凝着防止剤が塗布された面に重ね合わせて熱処理し、凝着防止剤が塗布された部位に高圧エアを吹き込んで冷媒の流路を膨出形成する。つまり、本発明によれば、凝着防止剤の作用により、意図する部位にだけろう材が流動し、その意図した部位だけ第1アルミニウム板と第2アルミニウム板とが接着(ろう付け)される。したがって、熱間圧延装置を用いなくても、品質の良好な冷却器が得られる。
【発明の効果】
【0008】
以上のように、本発明によれば、熱間圧延装置を用いなくても、品質の良好な冷却器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る冷却器の製造工程を示す概略斜視図である。
本実施形態に係る冷却器の製造工程の一部を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。本実施形態に係る冷却器10は、2枚のアルミニウム板(第1アルミニウム板12と第2アルミニウム板14)を接合して製造されるプレート状の熱交換器である。なお、以下においては、第1アルミニウム板12を「第1アルミ板12」と称し、第2アルミニウム板14を「第2アルミ板14」と称する。
(【0011】以降は省略されています)
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