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公開番号
2024166218
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024152002,2023115114
出願日
2024-09-04,2019-04-02
発明の名称
車両用グローブボックス用ラッチ
出願人
サウスコ,インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E05B
83/30 20140101AFI20241121BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】車両用グローブボックス用ラッチの提供。
【解決手段】車両用グローブボックス用ラッチは、ハウジングと、ハウジングに回動可能に接続されたパドルと、ハウジングに回動可能に接続されたローターと、ローターに結合され車両の開口部と係合する端部を有する爪と、車両用グローブボックス用ラッチを施錠及び解錠するためにハウジングに取り付けられたロックバレルと、を含む。ロックバレルの施錠状態において、爪は、車両の開口部から外せない。ロックバレルの解錠状態において、爪は、車両用グローブボックスを開放するために開口部から外せる。ロックバレル、ローター及びローター取付け部分は、1つの軸線に沿って同心的に整列され、それによってラッチの奥行を減少し、これが、ラッチを収容するための必要なグローブボックスの中の空間を小さくし、その結果、グローブボックスの中の利用可能な保管空間を増大する。
【選択図】図9C
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用グローブボックスの車両用グローブボックス用ラッチ組立体を組み立てる方法であって、前記方法が、
前記車両用グローブボックス用ラッチ組立体のハウジングのバネ取付け部分の中へバネの第1脚を取り付けることと、
前記ハウジングのローター取付け部分にローターを取り付けることと、
前記ハウジングに対して前記ローターを回動することと、
前記ローターに形成されたバネ取付け陥凹部の中に前記バネの第2脚を位置付けることと、
を含む、方法。
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【請求項2】
更に、前記ローターに形成された環状陥凹部の中へ前記バネのコイル体を位置付けることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
更に、少なくとも1つの爪を前記ローターに取り付けるステップを含み、前記爪が、前記車両用グローブボックス用ラッチ組立体を閉鎖状態に維持するためにストライカと相互作用するように構成される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ハウジングの前記ローター受入れ部分に前記ローターを取り付けるステップが、前記ローターが前記ハウジング上で回転可能であるように前記ローターに形成されたスロットに前記ハウジングの少なくとも1つのプロングを取り付けることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
更に、ユーザー操作パドルを前記ハウジングに取り付けるステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
車両用グローブボックスのための車両用グローブボックス用ラッチであって、前記車両用グローブボックス用ラッチが、
前記車両用グローブボックスと逆の方向を向く前面と、前記前面に対向する後面と、前記前面と前記後面を相互接続する少なくとも1つの側面と、を有するハウジングと、
前記車両用グローブボックスに形成された開口に取り付けるために前記ハウジングの前記少なくとも1つの側面を越えて側方へ延びる前記ハウジング上の保持特徴部と、
前記ハウジングの前記後面を前記車両用グローブボックスに取り付けるための締結具と、
パドルが前記ハウジングの前記前面の前に位置付けられるように前記ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルであって、前記パドルが、前記車両用グローブボックスを開放するためにホーム位置から展開位置へ移動するように構成される、パドルと、
を備える、車両用グローブボックス用ラッチ。
【請求項7】
前記締結具が、前記車両用グローブボックスの孔及び前記ハウジングの前記後面の孔に係合するように構成される、請求項6に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
【請求項8】
前記車両用グローブボックス用ラッチが、前記車両用グローブボックスの陥凹領域内に少なくとも部分的に位置付けられるように構成される、請求項6に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
【請求項9】
前記締結具が、前記車両用グローブボックスの孔及び前記ハウジングの前記後面の孔に係合するように構成され、前記車両用グローブボックスの孔が前記陥凹領域の後向き壁に配置され、前記保持特徴部のための前記開口部が前記陥凹領域の側面に配置される、請求項8に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
【請求項10】
前記保持特徴部がクリップである、請求項6に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年4月3日に提出された「車両用グローブボックス用ラッチ」と題する米国仮特許出願第62/651998号及び2018年6月1日に提出された「車両用グルーブボックス用ラッチ」と題する米国仮特許出願第62/679401号(その内容は全体があらゆる目的のために参照により本出願に援用される)に関連するものであり、その優先権の利益を主張する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【0002】
本発明は、隣り合う構成要素の間に機械的接続を与えるように構成されたラッチ又はコネクタシステムの分野、特に自動車用グローブボックスまたはアクセサリコンポーネントのドアを閉鎖位置に固定するためのラッチシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
グローブボックスなどの自動車用ドア閉鎖システムは、典型的に、ハウジングと、ドアと、1つ又は複数のストライカと協力してハウジングを被覆するためにドアを閉鎖位置に保持するラッチと、を含む。引き続き、既存のドア閉鎖システムに改良を加える又はその代替品を提供する必要があることが明らかになっている。
【発明の概要】
【0004】
本発明の第1形態によれば、車両用グローブボックスのための車両用グローブボックス用ラッチが提供される。車両用グローブボックス用ラッチは、車両用グローブボックスに接続されるように構成されるハウジングと、ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルと、ハウジングのローター取付け部分に回動可能に接続されるローターと、ローターに結合されかつ車両用グローブボックスが取り付けられる車両の開口部と係合されるように構成される端部を有する少なくとも1つの爪と、車両用グローブボックス用ラッチを施錠及び解錠するためにハウジングに取り付けられるロックバレルと、を備える。ロックバレルの施錠状態のとき、少なくとも1つの爪は、車両の開口部から外せない。ロックバレルが解錠状態のとき、少なくとも1つの爪は、車両用グローブボックスを開放するために車両の開口部から外せない。ロックバレル、ローター及びローター取付け部分は、1つの軸線に沿って同心的に整列され、それによって、ラッチの奥行を小さくし、ラッチを収容するために必要なグローブボックスの中の空間を小さくするので、グローブボックスの中で利用可能な保管空間を増大する。
【0005】
本発明の別の形態によれば、車両用グローブボックス用ラッチを組み立てるための方法は、
-車両用グローブボックス用ラッチ組立体のハウジングのバネ取付け部分の中へバネの第1脚を取り付けるステップと、
-ハウジングのローター受入れ部分にローターを取り付けるステップと、
-ハウジングに対してローターを回動するステップと、
-ローターに形成されたバネ取付け陥凹部の中にバネの第2脚を位置付けるステップと、
を含む。
【0006】
本発明の更に別の形態によれば、車両用グローブボックス用ラッチは、車両用グローブボックスと逆の方向を向く前面と、前面に対向する後面と、前面と後面を相互接続する少なくとも1つの側面と、を有するハウジングを備える。ハウジングの保持特徴部は、車両用グローブボックスに形成された開口部に取り付けるためにハウジングの少なくとも1つの側面を越えて側方に延びる。ハウジングの後面を車両用グローブボックスに取り付けるための手段(1つ又は複数)が与えられる。ユーザー操作パドルは、パドルの少なくとも一部分がハウジングの前面の前に位置付けられるようにハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続される。パドルは、車両用グローブボックスを開放するためにホーム位置から展開位置へ移動するように構成される。
【0007】
本発明の更に別の形態によれば、車両用グローブボックス用ラッチは、車両用グローブに接続されるように構成されるハウジングと、ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルと、ハウジングのローター取付け部分に回動可能に接続されるローターと、ローターに結合され対向する端部を有する少なくとも1つの爪と、を備える。爪の対向する端部の一方の端部は、グローブボックスが取り付けられる車両の開口部と係合するように構成される係合部分を含み、爪の対向する端部の他方の端部は、爪をローターに固定するためにローラーの開口部に取り付けられるポストを含む。
【0008】
本発明の更に別の形態によれば、車両用グローブボックスは、ドアと、ラッチ組立体ハウジングと、ユーザー操作パドルと、を備える。ドアは、車両用ダッシュボードに対して開放位置と閉鎖位置との間で回動するように構成され、開口部と孔を有する。ラッチ組立体ハウジングは、ドアと逆の方向を向く前面と、前面に対向する後面と、前面と後面を相互接続する少なくとも1つの側面と、ドアに形成された開口部に取り付けるためにハウジングの少なくとも1つの側面を越えて側方に延びるハウジング上の保持特徴部と、を有する。締結具は、ドアをラッチ組立体ハウジングに取り付けるために、ドアの孔を通過してラッチ組立体ハウジングの後面に取り付けられるように構成される。ユーザー操作パドルは、パドルがラッチ組立体ハウジングの前面の前に位置付けられるようにラッチ組立体ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続される。パドルは、車両用グローブボックスを開放するためにホーム位置から展開位置へ移動するように構成される。
【0009】
本発明の更に別の形態によれば、車両用グローブボックス用ラッチは、車両用グローブボックスに接続されるように構成されるハウジングと、ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルと、パドルに対して施錠位置と解錠位置との間で移動可能であるデッドボルトと、デッドボルトと係合してデッドボルトを施錠位置と解錠位置との間で移動するように構成されたアクチュエータと、を備える。デッドボルトの施錠位置のとき、デッドボルトは、パドルがホーム位置から展開位置へ向かって移動するのを防止するように位置付けられ、デッドボルトの解錠位置のとき、デッドボルトは、パドルがホーム位置から展開位置へ向かって移動するのを許容するように位置付けられる。
【0010】
本発明の更に別の形態によれば、ラッチ組立体を組み立てる方法は、バネのコイル体をローター上に位置付けることと、ローターに形成された第1バネ取付け陥凹部の中にバネの第1脚を取り付けることと、ローターに対してバネの第2脚を移動してローターに形成された第2バネ取付け陥凹部の中に第2脚を位置付けることと、ラッチ組立体のハウジングのローター受入れ部分にローターを取り付けることと、ローターをハウジングに接続するためにハウジングに対してローラーを回動することと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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