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公開番号2024166189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024081263
出願日2024-05-17
発明の名称リレー
出願人シァメン ホンファ エレクトリック パワー コントロールズ カンパニー リミテッド,Xiamen Hongfa Electric Power Controls Co., Ltd.
代理人個人,個人
主分類H01H 50/18 20060101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ベース、接触部分、プッシュロッドアセンブリおよび磁気回路部分を含むリレーを提供する。
【解決手段】接触部分は、ベースに設けられており、2組の可動接触子部分を含み、各組の可動接触子部分は、可動接触片、可動接点ユニットおよび固定接点ユニットを含み、可動接点ユニットは、可動接触片に設けられており、接触部分の2つの可動接点ユニットは、それぞれ2つの固定接点ユニットに対応され、プッシュロッドアセンブリは2つの可動接触片に接続され、磁気回路部分は、ベースに設けられており、プッシュロッドアセンブリを移動するように駆動して、2つの可動接触片を互いに接近させるか、または離間させることにより、接触部分がオン状態とオフ状態との間に切り替え、接触部分がオン状態にある場合、一方の可動接触片はプッシュロッドアセンブリの作用により変形されて弾性力を有し、弾性力により可動接触片は接点オフ状態に移動しようとする傾向を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ベース、接触部分、プッシュロッドアセンブリおよび磁気回路部分を含むリレーであって、
前記接触部分は、前記ベースに設けられており、2組の可動接触子部分を含み、各組の前記可動接触子部分は、可動接触片、可動接点ユニットおよび固定接点ユニットを含み、前記可動接点ユニットは、前記可動接触片に設けられており、前記接触部分の2つの前記可動接点ユニットは、それぞれ2つの前記固定接点ユニットに対応され、
前記プッシュロッドアセンブリは2つの前記可動接触片に接続され、
前記磁気回路部分は、前記ベースに設けられており、前記プッシュロッドアセンブリを移動するように駆動して、2つの前記可動接触片を互いに接近させるか、または離間させることにより、前記接触部分がオン状態とオフ状態との間に切り替え、
前記接触部分がオン状態にある場合、一方の前記可動接触片は前記プッシュロッドアセンブリの作用により変形されて弾性力を有し、前記弾性力により前記可動接触片は接点オフ状態に移動しようとする傾向がある
ことを特徴とするリレー。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記接触部分がオフ状態にある場合、一方の1組の対応する前記可動接点ユニットと前記固定接点ユニットとの間の接点ギャップは、他方の組の対応する前記可動接点ユニットと前記固定接点ユニットとの間の接点ギャップよりも小さく、
接点ギャップが小さい1組の前記可動接点ユニットおよび前記固定接点ユニットを耐アーク端接点として定義し、接点ギャップが大きい他方の1組の前記可動接点ユニットおよび前記固定接点ユニットをキャリア端接点として定義し、
前記キャリア端接点に対応する前記可動接点ユニットの前記可動接触片を第1の可動接触片として定義し、前記耐アーク端接点に対応する前記可動接点ユニットの前記可動接触片を第2の可動接触片として定義し、
前記第1の可動接触片が、前記プッシュロッドアセンブリにより変形されて前記弾性力を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
【請求項3】
前記可動接点ユニットは1つ以上の可動接点を含み、前記固定接点ユニットは1つ以上の固定接点を含み、対応する前記可動接点と前記固定接点は接点組を形成し、前記耐アーク端接点は1つ以上の前記接点組を含み、前記キャリア端接点は1つ以上の前記接点組を含み、
前記耐アーク端接点の前記接点組の数は、前記キャリア端接点の前記接点組の数以下である
ことを特徴とする請求項2に記載のリレー。
【請求項4】
前記耐アーク端接点は、1組または2組の前記接点組を含み、
前記キャリア端接点は、2組または3組の前記接点組を含む
ことを特徴とする請求項3に記載のリレー。
【請求項5】
前記耐アーク端接点は、2組の前記接点組を含み、2組の前記接点組は、前記可動接触子部分の幅方向に沿って並べて配置され、
前記キャリア端接点は、2組または3組の前記接点組を含み、2組または3組の前記接点組は、前記可動接触子部分の幅方向に沿って並べて配置されている
ことを特徴とする請求項3に記載のリレー。
【請求項6】
前記可動接触片の幅方向に沿って、隣り合う2つの前記可動接点の間に位置する前記可動接触片の部分には、スリットが設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載のリレー。
【請求項7】
前記可動接触片の長さ方向に沿って、前記スリットは、一端が前記可動接触片の端面を貫通し、他端が前記可動接触片の前記固定接点まで延びている
ことを特徴とする請求項6に記載のリレー。
【請求項8】
各組の前記可動接触子部分は、可動接触子引出片をさらに含み、前記可動接触子引出片は、前記可動接触片に接続され、
前記固定接点ユニットは、前記可動接触片と前記可動接触子引出片との接続箇所に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
【請求項9】
前記可動接触片は、その長さ方向において対向する第1の端と第2の端とを有し、
前記可動接点ユニットは前記第1の端に設けられ、前記第2の端は前記可動接触子引出片に接続され、
前記プッシュロッドアセンブリは、2つの前記可動接触片のそれぞれの前記第1の端に接続される
ことを特徴とする請求項8に記載のリレー。
【請求項10】
前記磁気回路部分は、コイルアセンブリとアーマチュアアセンブリとを含み、
前記アーマチュアアセンブリは、前記ベースに揺動可能に接続され、前記アーマチュアアセンブリは、前記プッシュロッドアセンブリに接続され、前記コイルアセンブリは、前記アーマチュアアセンブリを揺動するように駆動するために用いられる
ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御デバイスの技術分野に関し、特にリレーに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
リレーは、電子制御デバイスであり、制御システム(入力回路とも呼ばれる)と被制御システム(出力回路とも呼ばれる)を有し、通常は自動制御回路に応用される。リレーは、実際には小さな電流で大きな電流を制御する「自動スイッチ」である。そのため、回路では自動調整、安全保護、変換回路などの役割を果たしている。
【0003】
リレーは、磁気回路部分、プッシュロッドアセンブリおよび接触部分を含み、磁気回路部分は、コイルアセンブリおよびアーマチュアアセンブリを含み、コイルアセンブリは、アーマチュアアセンブリを駆動して移動させ、さらに、アーマチュアアセンブリは、プッシュロッドアセンブリを介して接触部分の接点をオンまたはオフするように駆動する。
【0004】
しかしながら、従来技術におけるコイルアセンブリが通電された後に発生する磁気駆動力の利用率は高くなく、接点状況に応じて差別化することはできない。
【発明の概要】
【0005】
本発明の実施例は、コイルアセンブリの磁気駆動力の利用率が高くない従来技術に存在する問題を解決するためのリレーを提供する。
【0006】
本発明の実施例に係るリレーは、ベース、接触部分、プッシュロッドアセンブリおよび磁気回路部分を含み、接触部分は、前記ベースに設けられており、2組の可動接触子部分を含み、各組の前記可動接触子部分は、可動接触片、可動接点ユニットおよび固定接点ユニットを含み、前記可動接点ユニットは、前記可動接触片に設けられており、前記接触部分の2つの前記可動接点ユニットは、それぞれ2つの前記固定接点ユニットに対応され、前記プッシュロッドアセンブリは2つの前記可動接触片に接続され、前記磁気回路部分は、前記ベースに設けられており、前記プッシュロッドアセンブリを移動するように駆動して、2つの前記可動接触片を互いに接近させるか、または離間させることにより、前記接触部分がオン状態とオフ状態との間に切り替え、前記接触部分がオン状態にある場合、一方の前記可動接触片は前記プッシュロッドアセンブリの作用により変形されて弾性力を有し、前記弾性力により前記可動接触片は接点オフ状態に移動しようとする傾向がある。
【0007】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記接触部分がオフ状態にある場合、一方の1組の対応する前記可動接点ユニットと前記固定接点ユニットとの間の接点ギャップは、他方の組の対応する前記可動接点ユニットと前記固定接点ユニットとの間の接点ギャップよりも小さく、
接点ギャップが小さい1組の前記可動接点ユニットおよび前記固定接点ユニットを耐アーク端接点として定義し、接点ギャップが大きい他方の1組の前記可動接点ユニットおよび前記固定接点ユニットをキャリア端接点として定義し、
前記キャリア端接点に対応する前記可動接点ユニットの前記可動接触片を第1の可動接触片として定義し、前記耐アーク端接点に対応する前記可動接点ユニットの前記可動接触片を第2の可動接触片として定義し、
前記第1の可動接触片が、前記プッシュロッドアセンブリにより変形されて前記弾性力を有する。
【0008】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記可動接点ユニットは1つ以上の可動接点を含み、前記固定接点ユニットは1つ以上の固定接点を含み、対応する前記可動接点と前記固定接点は接点組を形成し、前記耐アーク端接点は1つ以上の前記接点組を含み、前記キャリア端接点は1つ以上の前記接点組を含み、
前記耐アーク端接点の接点組の数は、前記キャリア端接点の接点組の数以下である。
【0009】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記耐アーク端接点は、1組または2組の前記接点組を含み、前記キャリア端接点は、2組または3組の前記接点組を含む。
【0010】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記耐アーク端接点は、2組の前記接点組を含み、2組の前記接点組は、前記可動接触子部分の幅方向に沿って並べて配置され、
前記キャリア端接点は、2組または3組の前記接点組を含み、2組または3組の前記接点組は、前記可動接触子部分の幅方向に沿って並べて配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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