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公開番号
2024166149
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024079280
出願日
2024-05-15
発明の名称
電気コネクタの端子ロック構造体および電気コネクタ
出願人
タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド
,
タイコ エレクトロニクス テクノロジー (エスアイピー) カンパニー リミテッド
代理人
弁理士法人大場国際特許事務所
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コストが削減され、製造業者において別個の端子ロックデバイスを組み立てるステップが回避され、製造業者の組立効率が向上し、同時に顧客における端子ロックデバイスによるロックの動作も回避され、したがって、組立時間が節約され、顧客の組立効率が向上する電気コネクタを提供する。
【解決手段】電気コネクタの端子ロック構造体および電気コネクタが提供される。コネクタは、ハウジングと、ハウジングを覆う背面カバー10とを含み、ハウジングは、接続端子を収容するキャビティを備え、背面カバー10は、ベース11と、ベース11の周りに設けられた側壁とを含み、端子ロック構造体は、背面カバー10のベースに一体化され、ハウジングに対するキャビティ内の接続端子の移動を防ぐように構成されている。端子ロック構造体を電気コネクタの背面カバーに直接一体化することによって、別個の端子ロック構造体が省かれる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電気コネクタ(100)の端子ロック構造体であって、
前記電気コネクタ(100)は、ハウジング(20)と、前記ハウジング(20)を覆う背面カバー(10)とを含み、
前記ハウジング(20)は、接続端子(30、40、50)を収容するキャビティを備え、前記背面カバー(10)はベース(11)を含み、
前記端子ロック構造体は、前記背面カバー(10)の前記ベース(11)に一体化され、前記ハウジング(20)に対する前記キャビティ内の前記接続端子(30、40、50)の移動を防ぐように構成されている、端子ロック構造体。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記ベース(11)に、第1の接続端子(30)をそこに通すための第1の接続口(12)が形成されており、
前記端子ロック構造体は、前記第1の接続口(12)の内面に形成されて半径方向内方に延びる第1の止め部(16)を含み、
前記第1の止め部(16)は、前記第1の接続端子(30)に設けられた第1の段部(32)に係合して、前記第1の接続端子(30)がロック位置にあるときに、前記ハウジング(20)に対する前記第1の接続端子(30)のその中心軸に沿った移動を、前記第1の止め部(16)と前記第1の段部(32)との係合によって防ぐように構成されている、
請求項1に記載の端子ロック構造体。
【請求項3】
前記第1の止め部(16)に第1の切欠き(17)が形成されており、
前記第1の切欠き(17)は、前記第1の接続端子(30)に設けられた第1の半径方向突出部(33)に係合して、前記第1の接続端子(30)が前記ロック位置にあるときに、前記第1の接続端子(30)の前記中心軸周りの回転を、前記第1の切欠き(17)と前記第1の半径方向突出部(33)との係合によって防ぐように構成されている、
請求項2に記載の端子ロック構造体。
【請求項4】
前記ベース(11)に、第2の接続端子(40)をそこに通すための第2の接続口(13)が形成されており、
前記端子ロック構造体は、前記第2の接続口(13)の内面に形成されて半径方向内方に延びる第2の止め部(18)を含み、
前記第2の止め部(18)は、前記第2の接続端子(40)に設けられた第2の段部(42)に係合して、前記第2の接続端子(40)がロック位置にあるときに、前記ハウジング(20)に対する前記第2の接続端子(40)のその中心軸に沿った移動を、前記第2の止め部(18)と前記第2の段部(42)との係合によって防ぐように構成されている、
請求項1に記載の端子ロック構造体。
【請求項5】
前記第2の止め部(18)に第2の切欠き(15)が形成されており、
前記第2の切欠き(15)は、前記第2の接続端子(40)に設けられた第2の半径方向突出部(43)に係合して、前記第2の接続端子(40)が前記ロック位置にあるときに、前記第2の接続端子(40)の前記中心軸周りの回転を、前記第2の切欠き(15)と前記第2の半径方向突出部(43)との係合によって防ぐように構成されている、請求項4に記載の端子ロック構造体。
【請求項6】
前記第2の接続口(13)に対応する前記背面カバー(10)の位置に凹部(19)が形成されており、前記ハウジング(20)から離れる側の前記第2の接続口(13)の端部が、前記凹部(19)の底部と面一になっている、
請求項5に記載の端子ロック構造体。
【請求項7】
前記端子ロック構造体は、前記ベース(11)から前記ハウジング(20)に向かって延びる止めリブ(14)を含み、
前記止めリブ(14)は、第3の接続端子(50)が前記ロック位置にあるときに、前記止めリブ(14)が前記第3の接続端子(50)の自由端部に接して、前記ハウジング(20)に対する前記第3の接続端子(50)のその中心軸に沿った移動を防ぐように構成されている、
請求項1に記載の端子ロック構造体。
【請求項8】
前記止めリブ(14)はまた、前記第3の接続端子(50)の前記自由端部に形成された止め突起(53)に干渉して、前記第3の接続端子(50)が前記ロック位置にあるときに、前記第3の接続端子(50)の前記中心軸周りの回転を、前記止めリブ(14)と前記止め突起(53)との係合によって防ぐように構成されている、
請求項7に記載の端子ロック構造体。
【請求項9】
それぞれの第3の接続端子(50)に係合するための前記止めリブ(14)は、T字形または十字形の断面を有する、
請求項8に記載の端子ロック構造体。
【請求項10】
前記端子ロック構造体は、前記背面カバー(10)に一体に形成されている、
請求項1から9のいずれか一項に記載の端子ロック構造体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、開示全体が参照により本明細書に組み込まれている、2023年5月18日に中国国家知識産権局に出願された中国特許出願第CN202321212513.X号の利益を主張する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
本開示の実施形態は、電気コネクタの端子ロック構造体、および前記端子ロック構造体を備える電気コネクタに関する。
【背景技術】
【0003】
コネクタは、電気接続部の重要な構成部品である。新エネルギー車において、電力使用の理由により、電気接続部で使用されるコネクタの数が多くなり、性能要件が高くなっている。従来技術において、自動車の充電に使用されるコネクタは、ハウジングと、ハウジングに固定して接続される背面カバーと、ハウジング内の接続端子、接地端子、および信号端子とを含む。しかしながら、このような従来のコネクタは、通常、端子の二次ロック機能を実現するために、別個の端子ロックデバイスを追加する必要もある。この端子ロックデバイスを、製造業者においてコネクタに組み立て、その後、顧客において、すべての端子の挿入後に、この端子ロックデバイスを手動で押して端子をロックする。このようにして、1つのさらなる部品が追加されるだけでなく、1つの組立てステップも追加され、顧客はさらに、端子ロックデバイスを手動でロックする必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、関連技術の上記その他の問題および欠点のうちの少なくとも1つを克服するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の例示的な実施形態によれば、電気コネクタの端子ロック構造体が提供される。電気コネクタは、ハウジングと、ハウジングを覆う背面カバーとを含み、ハウジングは、接続端子を収容するキャビティを備え、背面カバーはベースを含み、端子ロック構造体は、背面カバーのベースに一体化され、ハウジングに対するキャビティ内の接続端子の移動を防ぐように構成されている。
【0006】
例示的な実施形態において、ベースに、第1の接続端子をそこに通すための第1の接続口が形成されており、端子ロック構造体は、第1の接続口の内面に形成されて半径方向内方に延びる第1の止め部を含み、第1の止め部は、第1の接続端子に設けられた第1の段部に係合して、第1の接続端子がロック位置にあるときに、ハウジングに対する第1の接続端子のその中心軸に沿った移動を、第1の止め部と第1の段部との係合によって防ぐように構成されている。
【0007】
例示的な実施形態において、第1の止め部に第1の切欠きが形成されており、第1の切欠きは、第1の接続端子に設けられた第1の半径方向突出部に係合して、第1の接続端子がロック位置にあるときに、第1の接続端子のその中心軸周りの回転を、第1の切欠きと第1の半径方向突出部との係合によって防ぐように構成されている。
【0008】
例示的な実施形態において、ベースに、第2の接続端子をそこに通すための第2の接続口が形成されており、端子ロック構造体は、第2の接続口の内面に形成されて半径方向内方に延びる第2の止め部を含み、第2の止め部は、第2の接続端子に設けられた第2の段部に係合して、第2の接続端子がロック位置にあるときに、ハウジングに対する第2の接続端子のその中心軸に沿った移動を、第2の止め部と第2の段部との係合によって防ぐように構成されている。
【0009】
例示的な実施形態において、第2の止め部に第2の切欠きが形成されており、第2の切欠きは、第2の接続端子に設けられた第2の半径方向突出部に係合して、第2の接続端子がロック位置にあるときに、第2の接続端子のその中心軸周りの回転を、第2の切欠きと第2の半径方向突出部との係合によって防ぐように構成されている。
【0010】
例示的な実施形態において、第2の接続口に対応する背面カバーの位置に凹部が形成されており、ハウジングから離れる側の第2の接続口の端部が、凹部の底部と面一になっている。
(【0011】以降は省略されています)
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