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公開番号2024166129
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024078442
出願日2024-05-14
発明の名称駆動装置及び電気機器
出願人イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E05F 15/619 20150101AFI20241121BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】駆動装置及び電気装置の提供。
【解決手段】駆動装置102は、駆動ギヤと駆動ラック128とを備え、ギヤ歯駆動部分及び歯なし部分が駆動ギヤの周囲に配設され、駆動ギヤは一方向に回転可能であり、駆動ラック128は、第1の直線方向及び第2の直線方向に往復運動するとともにドアロックスライダ112を駆動して第1の直線方向に移動させることができ、ドアロックスライダ112を第1の直線方向に移動させるために、駆動ラック128がドアロックスライダ112を駆動して第1の直線方向に移動させるとき、駆動ラック128がギヤ歯駆動部分と係合し、ドアロックスライダ112が第2の直線方向に移動するときに生じる抵抗を低減するために、ドアロックスライダ112が第2の直線方向に移動するとき、駆動ラック128の移動経路が歯なし部分に対応する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
ドアロックスライダ(112)を備えるドアロックアセンブリ(100)を駆動するための駆動装置(102)であって、前記ドアロックアセンブリ(100)は、電気機器(600)のドア(606)を作動させるために使用され、前記駆動装置(102)は、
一方向に回転するように構成された駆動ギヤ(120)であって、前記駆動ギヤ(120)の周囲にギヤ歯駆動部分(414)及び歯なし部分(432)が設けられた駆動ギヤ(120)と、
前記第1の直線方向(E)及び前記第2の直線方向(F)に沿って往復運動することが可能な駆動ラック(128)であって、前記ドアロックスライダ(112)を駆動して前記第1の直線方向(E)に沿いつつ移動させるために使用される駆動ラック(128)と、
を備え、
前記駆動ギヤ(120)及び前記駆動ラック(128)は、
(1)前記駆動ラック(128)が前記ドアロックスライダ(112)を駆動して前記第1の直線方向(E)に沿いつつ移動させるときに、前記駆動ラック(128)が前記ギヤ歯駆動部分(414)と係合し、それにより、前記ドアロックスライダ(112)を駆動して前記第1の直線方向(E)に沿いつつ移動させるように、又は、
(2)前記ドアロックスライダ(112)が前記第2の直線方向(F)に沿って移動するときに前記駆動ラック(128)の移動経路が前記歯なし部分(432)に対応し、それにより、前記ドアロックスライダ(112)が前記第2の直線方向(F)に沿って移動するときに生じる抵抗を低減するように、
構成される駆動装置(102)。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記駆動ギヤ(120)及び前記駆動ラック(128)は、
前記駆動ギヤ(120)が第1の角度範囲内において回転するときに前記駆動ラック(128)が前記ギヤ歯駆動部分(414)と係合するように、又は
前記駆動ギヤ(120)が第2の角度範囲内において回転するときに前記駆動ラック(128)の移動経路が前記駆動ギヤ(120)の前記歯なし部分(432)に対応するように、
構成される、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記駆動ギヤ(120)及び前記駆動ラック(128)は、
前記駆動ギヤ(120)が前記第1の角度範囲内において回転するときに前記駆動ラック(128)が前記第1の直線方向(E)に沿って移動し、それにより、前記ドアロックスライダ(112)を駆動して前記第1の直線方向(E)に沿いつつ移動させるように、又は
前記駆動ラック(128)の移動経路が前記駆動ギヤ(120)の前記歯なし部分(432)に対応するときに、前記ドアロックスライダ(112)が前記第2の直線方向(F)に沿って移動するとともに前記駆動ラック(128)を駆動して前記第2の直線方向(F)に沿って移動させるように、
構成される、請求項2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記駆動ギヤ(120)及び前記駆動ラック(128)は、
前記駆動ギヤ(120)が前記第1の角度範囲内において回転するときに、前記駆動ギヤ(120)が前記駆動ラック(128)を駆動して開始位置から終了位置まで移動させるように、又は
前記駆動ギヤ(120)が前記第2の角度範囲内において回転するときに、前記ドアロックスライダ(112)が前記駆動ラック(128)を駆動して前記終了位置から前記開始位置に移動させるように、
構成される、請求項3に記載の駆動装置。
【請求項5】
更に、
前記駆動ギヤ(120)をタイムシェアリング駆動ベースで駆動して前記第1の角度範囲内及び前記第2の角度範囲内において回転させるための駆動モータ(126)
を備え、
前記駆動ギヤ(120)が前記終了位置にあるときに、前記駆動モータ(126)は前記駆動ギヤ(120)を、前記歯なし部分(432)が前記駆動ラック(128)に対面する位置まで回転させることが可能である、
請求項4に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記ドアロックスライダ(112)に、前記ドアロックスライダ(112)の一端にドアフック(108)を収容するためのドアフック穴(110)が設けられる、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記駆動装置(102)は、引張り紐(106)を介して前記ドアロックスライダ(112)に接続され、かつ、前記引張り紐(106)によって前記ドアロックスライダ(112)を前記第1の直線方向(E)に沿って引っ張り、前記引張り紐(106)は、前記駆動ラック(128)の一端と、前記ドアフック穴(110)とは反対側の前記ドアロックスライダ(112)の他端との間に接続される、請求項6に記載の駆動装置。
【請求項8】
前記ドアロックアセンブリ(100)は更に、前記引張り紐(106)の前記移動経路を変更するように構成された少なくとも1つの固定滑車(151、152、153)を備える、請求項7に記載の駆動装置。
【請求項9】
前記ドアロックスライダ(112)は、前記ドアロックスライダ(112)の長さに沿って第1の直線方向(E)又は第2の直線方向(F)に往復運動するように構成され、
前記第2の直線方向(F)に沿った前記ドアロックスライダ(112)の移動は、前記ドアロックアセンブリ(100)の内部に配設された付勢装置(132)により提供される付勢力によって駆動される、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項10】
前記ドア(606)は、開位置と、閉位置と、1つ以上の中間位置と、を備え、
前記ドアロックスライダ(112)の前記第1の直線方向(E)は、前記1つ以上の中間位置から前記閉位置への前記ドア(606)の移動方向に対応し、
前記ドアロックスライダ(112)の前記第2の直線方向(F)は、前記閉位置から前記1つ以上の中間位置への前記ドア(606)の移動方向に対応し、
前記1つ以上の中間位置は、前記開位置と前記閉位置との間に配設される、
請求項9に記載の駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
技術分野
本開示は、ドアロックアセンブリを駆動する駆動装置及び電気機器、特に、ドアを自動的に開閉することが可能なドアロックアセンブリを駆動する駆動装置及び駆動装置を備えた電気機器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
背景
食器洗浄機等の電気機器は、そのドアにドアロックが取り付けられていることが多い。従来のドアロックは、物理的に引くことによってロック解除することができるか、又は物理的に押すことによってロックすることができ、すなわち、ドア上のラッチを手動で引くことによってドアをロック解除することができ、ドア上のドアフックをドアフック穴と手動で衝突させることによってドアをロックすることができる。
【発明の概要】
【0003】
開示の概要
本発明者らは、食器洗浄機が洗浄プロセスを完了した後、乾燥プロセスが必要であり、その場合、操作者は、高温蒸気が食器洗浄機の内部空洞から排出されるように、ドアを部分的に開いた状態に保ち、例えば、十分な通気を可能にする小さな間隙を空けておき、その結果、より速い乾燥プロセスが促され得るのを期待していることに気付いた。本発明者らはまた、乾燥プロセス中、操作者は通常は食器洗浄機のそばで待機して乾燥プロセスが完了するのを待つことはないことにも気付いた。
【0004】
したがって、食器洗浄機のドアフックとは反対側にドアロックアセンブリを配置することができ、ドアロックアセンブリにはスライダが設けられる。スライダには、ドアフックと協働するドアフック穴が設けられる。制御装置は、スライダを制御して或る特定の距離だけ伸長及び後退させることにより、ドアの開閉を或る特定の開度範囲内に制御し、ドアを放熱位置へ自動的に開くこと又はドアを自動的に閉じることを実現する。具体的には、付勢装置とスライダとの間の協働的な配置を通じて、スライダを伸長位置に保つことができる。ドア間隙が閉じられるとき、モータが駆動して付勢装置の付勢力に打ち勝つとともにスライダを駆動して伸長位置から後退位置へ移動させる。ドアが再びドア間隙を伴って開かれるとき、モータは駆動を停止し、スライダの付勢装置は、付勢力の作用下でスライダを後退位置から伸長位置へ戻すことができ、ドアを或る特定の距離だけ押し開く。
【0005】
いくつかの既存の設計において、付勢装置が付勢力をドアロックスライダに加える力作用点は、スライダの外側(単一の側)に位置し、その結果、付勢装置は、スライダを駆動して移動させるために大きな付勢力を生成する必要があり、スライダは、移動中、付勢装置によってスライダの外側に加えられる不要なトルクを平衡させるために更なる作用力に打ち勝つ必要がある。加えて、いくつかの既存の設計において、駆動装置はスライダと固く接続しており、その結果、駆動装置がドアロックボックスに対して固定され、これは、空間を十分に利用するためのコンパクトなドアロックボックスに対する要件を満たすことにつながらない。
【0006】
したがって、本開示の第1の態様によれば、ドアロックスライダと、スライダギヤと、付勢装置とを備えるドアロックアセンブリが提供され、ドアロックスライダは、ドアロックスライダの長さに沿って第1の直線方向及び第2の直線方向に往復運動するように構成され、ドアロックスライダは、スライダ本体を備え、ドアロックスライダ本体には、ドアロックスライダ本体の長さ方向にスライダ溝が設けられ、ドアロックスライダ溝には、少なくとも一方の側部にスライダラックが設けられ、スライダギヤは、ドアロックスライダ溝内に取り付けられ、スライダギヤは、回転シャフトを中心として(回りに)回転するように構成され、スライダギヤはドアロックスライダラックと係合し、スライダギヤ及びドアロックスライダラックは、スライダギヤが回転シャフトを中心として第1の回転方向又は第2の回転方向に回転するときに、ドアロックスライダが第1の直線方向又は第2の直線方向に往復運動するように構成され、付勢装置は、スライダギヤがドアロックスライダを第2の直線方向に駆動するように、スライダギヤを駆動するように構成される。
【0007】
本開示の第1の態様によれば、スライダギヤがドアロックスライダを駆動する力作用点は、ドアロックスライダの移動経路と一致又は実質的に一致する。
【0008】
本開示の第1の態様によれば、ドアロックスライダ溝には、両側部にスライダラックが設けられる。
【0009】
本開示の第1の態様によれば、ドアロックアセンブリは、電気機器のドアをロックするように構成され、ドアは、開位置と、閉位置と、1つ以上(1又は複数)の中間位置とを有し、ドアロックスライダの第1の直線方向は、1つ以上の中間位置から閉位置へのドアの移動方向に対応し、ドアロックスライダの第2の直線方向は、閉位置から1つ以上の中間位置へのドアの移動方向に対応し、1つ以上の中間位置は、開位置と閉位置との間に位置する。
【0010】
本開示の第1の態様によれば、ドアロックスライダ溝は、ドアロックスライダの長さ方向に配設される。
(【0011】以降は省略されています)

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