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公開番号2024164913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023080637
出願日2023-05-16
発明の名称省エネ度特定システム
出願人株式会社アイシン
代理人Knowledge Partners弁理士法人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20241121BHJP(信号)
要約【課題】車両による走行の実情に即した省エネ度の達成率を特定する可能性を高める。
【解決手段】省エネ度特定システムであって、対象車両が走行区間の走行において消費した実走行エネルギーを特定する実走行エネルギー特定部と、複数の車両それぞれが、前記走行区間の走行において消費した走行エネルギーに基づいて、前記走行区間における基準エネルギーを特定する基準エネルギー特定部と、走行区間の走行において車両が消費する走行エネルギーの理想値である理想エネルギーから基準エネルギーまでの範囲を基準幅とする評価軸における実走行エネルギーの値を省エネ度として特定する省エネ度特定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象車両が走行区間の走行において消費した実走行エネルギーを特定する実走行エネルギー特定部と、
複数の車両それぞれが、前記走行区間の走行において消費した走行エネルギーに基づいて、前記走行区間における基準エネルギーを特定する基準エネルギー特定部と、
前記走行区間の走行において車両が消費する走行エネルギーの理想値である理想エネルギーから前記基準エネルギーまでの範囲を基準幅とする評価軸における前記実走行エネルギーの値を省エネ度として特定する省エネ度特定部と、
を備える、省エネ度特定システム。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記基準エネルギー特定部は、加速度抵抗があるとした場合に、前記複数の車両それぞれが、前記走行区間の走行において消費する走行エネルギーを前記基準エネルギーとして特定し、
加速度抵抗がないとした場合に、前記複数の車両それぞれが、前記走行区間の走行において消費する走行エネルギーを前記理想エネルギーとして特定する理想エネルギー特定部をさらに備える、請求項1に記載の省エネ度特定システム。
【請求項3】
前記実走行エネルギー、前記基準エネルギー、及び前記理想エネルギーは、いずれも、車両の種類に依存しない値である、請求項1に記載の省エネ度特定システム。
【請求項4】
前記複数の車両それぞれが前記走行区間の走行データと、前記複数の車両それぞれが前記走行区間を走行した時期と、が、対応付けて記憶部に記憶され、
前記基準エネルギー特定部は、前記記憶部において、前記対象車両が前記走行区間を走行した走行時期に対応する時期に対応付けられた前記走行データに基づいて、前記基準エネルギーを特定する、請求項1に記載の省エネ度特定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、省エネ度特定システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両の走行においては、エネルギー効率の向上、すなわち省エネが望まれている。特許文献1には、電動車両による実際の電費である電費実績と、車種毎に設定されている基準電費と、に基づいて、エコポイントを算出し、これを付与する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-35666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術においては、基準電費の設定によっては、多くの運転者が基準電費を達成できない場合もある。また、走行する道路の状況等により、達成可能な電費実績が異なるため、一律の基準電費によっては、実情に即したエネルギー効率の判定を行えない可能性がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、車両による走行の実情に即した省エネ度を特定する可能性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明の省エネ度特定システムは、対象車両が走行区間の走行において消費した実走行エネルギーを特定する実走行エネルギー特定部と、複数の車両それぞれが、前記走行区間の走行において消費した走行エネルギーに基づいて、前記走行区間における基準エネルギーを特定する基準エネルギー特定部と、前記走行区間の走行において車両が消費する走行エネルギーの理想値である理想エネルギーから前記基準エネルギーまでの範囲を基準幅とする評価軸における前記実走行エネルギーの値を省エネ度として特定する省エネ度特定部と、を備える。
【0007】
省エネ度特定システムにおいては、基準エネルギーから理想エネルギーまでの範囲を基準軸とする評価軸を定め、この評価軸に沿って、実走行エネルギーを省エネ度に換算する。これにより、より道路の実情に即した省エネ度を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
省エネ度特定システムの構成図である。
プローブデータの一例を示す図である。
省エネ度のグラフを示す図である。
省エネ度特定処理を示すフローチャートである。
走行経路の一例を示す図である。
省エネ度の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)省エネ度特定システムの構成:
(2)省エネ度特定処理:
(3)付記:
【0010】
(1)省エネ度管理システムの構成:
図1は、省エネ度管理システム1の全体構成を示す図である。省エネ度管理システム1は、処理対象となる車両の走行における省エネ度を特定し、これを運転者等のユーザに提示するシステムである。ここで、省エネ度とは、車両の走行において消費した走行エネルギーから定まる値である。車両の走行に係る走行エネルギーが少ないほど、すなわちエネルギー効率が高いほど、省エネ度が高い。また、本実施形態に係る車両は、電気自動車でもよく、ガソリン車でもよく、ハイブリッド車でもよい。このように、そのエネルギー源は限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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