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公開番号
2024164738
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080430
出願日
2023-05-15
発明の名称
シートカバー及び車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/58 20060101AFI20241120BHJP(車両一般)
要約
【課題】パッドの表面にカバー本体を良好に追従させることが可能で且つパッドとの分解が容易なシートカバーを得る。
【解決手段】シートバックカバー30は、車両用シート10のシートバックフレーム22に支持されたシートバックパッド26に被せられるカバー本体32と、樹脂、ゴム又はエラストマーによってカバー本体32より剛性が高い筒状に形成され、カバー本体32の裏面に接合されたチューブ38とを備えている。このチューブ38の内側に挿通された紐40がシートバックフレーム22等に係止される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用シートのフレームに支持されたパッドに被せられるカバー本体と、
樹脂、ゴム又はエラストマーによって前記カバー本体より剛性が高い筒状に形成され、前記パッドと対向して配置される前記カバー本体の裏面に接合された筒状部材と、
を備えたシートカバー。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記筒状部材は、湾曲した形状に成形されている請求項1に記載のシートカバー。
【請求項3】
前記筒状部材は、前記カバー本体の裏面に接合された部分が平面状に形成されている請求項1に記載のシートカバー。
【請求項4】
前記筒状部材は、前記カバー本体の裏面に接合された部分が断面V字状に凹んで形成されている請求項1に記載のシートカバー。
【請求項5】
フレームと、
前記フレームに支持されたパッドと、
前記カバー本体が前記パッドに被せられた請求項1に記載のシートカバーと、
前記シートカバーの前記筒状部材内に挿通され、前記フレーム、前記パッド又は前記フレームに支持された別部材に係止された挿通部材と、
を備えた車両用シート。
【請求項6】
前記挿通部材は、紐である請求項5に記載の車両用シート。
【請求項7】
前記挿通部材は、金属又は樹脂によって形成されており、前記パッドに埋め込まれたインサートワイヤ又は前記フレームにホグリングを用いて係止されている請求項5に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関し、特にシートカバーに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示された乗物用シートでは、シート外形をなし着座乗員の身体を弾性的に支持するシートパッドと、該シートパッドの着座面を被覆する複数のパーツが縫合されて形成されたシートカバーと、を有する。着座面には、シートパッドの厚み方向に凹む凹面部が設けられている。シートカバーは、表皮材と該表皮材の裏面に積層して固着された複数枚のカバーパッドとを有する。凹面部に対応するシートカバーのカバーパッドには、厚み方向に貫通する複数の貫通孔が設けられている。これにより、シートカバーの縫合ラインがない部位において、外観が良好な凹面部を現出させるようにしている。
【0003】
下記特許文献2に開示された乗物用シートでは、シートカバーとシートパッドとが一体発泡成形又は接着により一体として形成されており、シートカバーの吊り込み無しで皺なく良好な外観に仕上げるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-100022号公報
特開2018-001777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に開示された先行技術では、バックカバーの表皮材の裏面に積層して固着された複数枚のカバーパッド(ワディング材)に複数の貫通孔を形成し、カバーパッドに所望の剛性差を生じさせる。これにより、シートカバーを凹面部に皺なく追従させるようにしているが、シートパッドの着座面に形成される溝形状などの局所的な凹形状の意匠には、シートカバーを追従させることができない。また、複数枚のワディング材を表皮材の裏面に固着させるため、シートカバーの質量が増えることが懸念される。
【0006】
上記特許文献2に開示された先行技術では、シートカバーとシートパッドとが一体発泡成形又は接着により一体として形成されるため、シートカバーとシートパッドとの分解が難しく、乗物用シートの廃棄時の環境負荷が懸念される。
【0007】
本発明は上記事実を考慮し、パッドの表面にカバー本体を良好に追従させることが可能で且つパッドとの分解が容易なシートカバー及び車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の態様のシートカバーは、車両用シートのフレームに支持されたパッドに被せられるカバー本体と、樹脂、ゴム又はエラストマーによって前記カバー本体より剛性が高い筒状に形成され、前記パッドと対向して配置される前記カバー本体の裏面に接合された筒状部材と、を備えている。
【0009】
第1の態様のシートカバーでは、車両用シートのフレームに支持されたパッドにカバー本体が被せられる。このカバー本体の裏面には、筒状部材が接合されている。この筒状部材の内側に、紐やワイヤ等の挿通部材を挿通し、当該挿通部材を上記のフレーム又はパッド等に係止することで、本シートカバーをフレーム又はパッド等に係止することができる。上記の筒状部材は、樹脂、ゴム又はエラストマーによってカバー本体より剛性が高い筒状に形成されている。このため、筒状部材の形状をパッドの表面に沿った形状に設定することにより、パッドの表面にカバー本体を良好に追従させることが可能となる。しかも、車両用シートの廃棄時には、フレーム又はパッド等に対する挿通部材の係止を解除することで、本シートカバーとパッドとを分解することができるので、分解の作業が容易になる。
【0010】
第2の態様のシートカバーは、第1の態様において、前記筒状部材は、湾曲した形状に成形されている。
(【0011】以降は省略されています)
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