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公開番号2024143414
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023056075
出願日2023-03-30
発明の名称シートバック
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/64 20060101AFI20241003BHJP(車両一般)
要約【課題】解体作業の簡略化を図ることができるシートバックを得る。
【解決手段】シートバック14のシートバックフレーム16の側部を構成する一対のサイドフレームのシート下方側の部分において、サイドフレーム22間にベースフレーム32が掛け渡されている。また、シートバックボード20には、そのシート上方側の部分に貫通部44が設けられると共に、そのシート下方側の部分にフック部20Cが設けられている。そして、ヘッドレストホルダ30が貫通部44に係止されると共に、フック部20Cがベースフレーム32に係止されることで、シートバックボード20がシートバックフレーム16に対して取り付けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
シートバックの骨格を構成するシートバックフレームのシート上方側の部分に設けられると共にヘッドレストステーを支持可能なヘッドレストホルダと、
前記シートバックフレームの側部を構成する一対のサイドフレームのシート下方側の部分において当該サイドフレーム間に掛け渡されたベースフレームと、
前記シートバックの背面の主部を構成し、シート上方側の部分に設けられると共に前記ヘッドレストホルダに係止可能な第1係止部と、シート下方側の部分に設けられると共に前記ベースフレームにシート上方側から係止可能な第2係止部と、を備えたシートバックボードと、
を有するシートバック。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記シートバックフレームのシート前方側には、乗員の背面を支持可能なシートバックパッドが配置され、
前記シートバックボードの一対の側部には、それぞれシート上下方向に沿うように第1係合部が設けられ、
前記シートバックパッドの一対の側部におけるシート幅方向内側の部分には、それぞれシート上下方向に沿うように第2係合部が設けられると共に、
前記第1係合部と前記第2係合部とがシート幅方向両側において係合されている、
請求項1に記載のシートバック。
【請求項3】
前記シートバックパッドのシート下方側の部分には、前記ベースフレームのシート下方側から当該ベースフレームのシート後方側に回り込んで当該ベースフレームにシート上方側から係止された第3係止部が設けられ、
前記第3係止部及び当該第3係止部の表面を覆う前記シートバックパッドの表面を覆う表皮部の一部が、前記ベースフレームと前記第2係止部とに挟持されている、
請求項2に記載のシートバック。
【請求項4】
前記第1係止部は、前記シートバックボードの上壁部がシート上下方向に貫通されて設けられると共に前記ヘッドレストホルダを挿通可能な貫通部とされると共に、
前記第2係止部は、シートバックボードの後壁部からシート前方側に突出されて設けられたフック部とされている、
請求項3に記載のシートバック。
【請求項5】
前記第3係止部における前記ベースフレームのシート前方側に位置する先端部にシート前方側に突出された係止突起部が設けられると共に、当該係止突起部には前記表皮部が係止されている、
請求項3又は請求項4に記載のシートバック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートバックに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、シートバックの表皮材の押さえ構造に関する発明が開示されている。このシートバックの表皮材の押さえ構造では、その背面を構成するシートバックボードがシートバックフレームにクリップで固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-000970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載された先行技術では、シートバックの解体時においてクリップをシートバックフレーム及びシートバックボードから外す必要があり、解体作業が煩雑となることが考えられる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、解体作業の簡略化を図ることができるシートバックを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の本発明に係るシートバックは、シートバックの骨格を構成するシートバックフレームのシート上方側の部分に設けられると共にヘッドレストステーを支持可能なヘッドレストホルダと、前記シートバックフレームの側部を構成する一対のサイドフレームのシート下方側の部分において当該サイドフレーム間に掛け渡されたベースフレームと、前記シートバックの背面の主部を構成し、シート上方側の部分に設けられると共に前記ヘッドレストホルダに係止可能な第1係止部と、シート下方側の部分に設けられると共に前記ベースフレームにシート上方側から係止可能な第2係止部と、を備えたシートバックボードと、を有している。
【0007】
請求項1に記載の本発明によれば、シートバックの骨格を構成するシートバックフレームのシート上方側の部分にヘッドレストホルダが設けられており、このヘッドレストホルダでヘッドレストステーを支持することができる。一方、シートバックの背面は、その主部がシートバックボードで構成されている。
【0008】
ところで、シートバックボードをシートバックフレームにクリップ等の取付部材で取り付けると、シートバックの解体時において取付部材をシートバックフレーム及びシートバックボードから外す必要があり、解体作業が煩雑となることが考えられる。
【0009】
ここで、本発明では、シートバックフレームの側部を構成する一対のサイドフレームのシート下方側の部分において、サイドフレーム間にベースフレームが掛け渡されている。
【0010】
一方、シートバックボードには、そのシート上方側の部分に第1係止部が設けられると共に、そのシート下方側の部分に第2係止部が設けられている。そして、ヘッドレストホルダが第1係止部に係止されると共に、第2係止部がベースフレームに係止されることで、シートバックボードがシートバックフレームに対して取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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